愛より重くて恋より軽い

未来の私が読んで楽しいやつ

2020年現場まとめ

見た作品は感想ブログ書こうと思う、という目標を掲げていたらそれどころじゃなくなった2020年。
ツイート再放送しようとしたら数が多すぎてエラー連発したので引用でベタ貼りした。もう2度とこの方法でまとめ書かない!w




【1月】
グッドバイ(2)
mishu-h.hatenablog.jp



DECADANCE(2)
mishu-h.hatenablog.jp



る・ぽえ
mishu-h.hatenablog.jp



MANKAI STAGE『A3!』秋組単独公演

じゅ〜とよりばんりの方がイキイキしてるように見えるみずえちゃん、いろんな『初めて』がある役ってやっぱり特別だよねっていう気持ちで見れて、すっごい若手俳優現場来てる気持ちになれる 前方ドセンで見せてもらったので飛び蹴りの高さがありすぎてめっちゃ笑った

なんだかんだ言って秋組とは摂津万里であり、みずえちゃんの成長記なのだよなあとしみじみしてしまい、花咲卒業した万里になる頃にはみずえちゃんも役者になってんのかなあとか思っちゃったね 秋組箱推しおばあちゃんなので

昨日影アナ太一だったんだけど、0番に立ちたいって言われると反射で涙こみ上げてきちゃうんだよなぁ 秋組で一番最後に0番に立ったかわいい孫……

これは2月の方の話だけど、私の孫のななおたいちくんほんと愛しいね、臣くんと太一の黄色いシールの話、ゲームでもすごく好きだったのでこのキャストで見られた満足感が凄かった。あと連れがずぶずぶ臣くんにハマってく様が最高にエンタメ 。

玲くん自身がどう感じてるかは分からないけど、制作側はこっちより格段に玲くんのことを古市左京という人と重ねてるんだなあと思って、銀二のラストシーン色々考えちゃったね アニメ見てすっごいひさびさに「最初に好きになったのは左京さんだったんだよなあ」って思い出したからなおさら

エーステはかなり典型的なネルケの2.5作品なんだけど、銀二の殺陣演出からは結構古市左京≒藤田玲的なニュアンスを感じて、これが個人的には浮いてる感じがしたかなぁ。多分これはそもそも私と玲くんの左京さん解釈にズレが生じてるからというのもあると思います。
とはいえ長ドス逆手持ちはさすがに爆沸きだったし、玲くんの殺陣100万年ぶりくらいに見てマジで左京さん主演作銀二でよかった~~~~~~~~~~~ってなりましたね。秋単のベストオブ適材適所。




マスカレードホテル/花組
MVPは音くりちゃん。あきらとひらめちゃんのお芝居は先行の映画キャストを感じさせない、いい意味で宝塚らしいお芝居だけど、音くりちゃんのお芝居がそこから逸脱することによって作品の色みたいなものが豊富になるなぁと思う。とはいえ花男に続いて、って感じの役どころでもあったので、こればっかりにならないようにしてあげてほしいな~





【2月】
グッドバイ(2)
エーステ秋単独
飛龍伝2020
mishu-h.hatenablog.jp



DisGooNieフェス
EX THEATERで「大の大人が!!!本気で!!!だるまさんが転んだやりたいんだよ!!!!!!」ってぺかぺか笑顔で宣言された時点でもう最高だった。そういうもの期待してるからね、こっちも!wwwww
なにか一つ客から借りて鬼のところまで来る、って変則ルールに関係者席からめちゃくちゃ大量に物借りてくることで対応する長妻くん。

長妻くんのしょーごくん真似、サイズ見てなくても伝わってきたことが今日イチ面白かったwww

今日のフェスの話どこまでしていいのか分かんないんだけど、デカダンラストシーン前のくだりで長妻マリウスが持ってたのがダイヤのQでひゅっとなりましたね 裏どたばただったろうに(スタンバイある人裏行って!って言われたタイミングで戻らず、なぜか追い追いちょこまか動いてはけていった)

多分そのカードだったのは偶然だったと思うんだけど、パロディなにやるのか全然わかんない状態でのカードだったからもうすべてのものを疑ってかかってしまった😇

マジで年1回以上西田作品出てくれ。西田の子として育てられてくれ頼む。

最年長の相撲、あまりにも足腰が強くて負けず嫌いすぎて笑った( ◜◡◝ )相変わらず強い

これはたぶん萩さんvs西田。

友達と言ってたんだけど、せいじろさんが好きな役として織田信長って言った瞬間「(どの)(誰の)(多分目の前の人)」みたいな気持ちが去来していった で、どれ( ◜◡◝ )

これ、ディスグーニーだけでもSSSと枯れ山があるし、西田作品って意味ならもっと増えるけどマジでどれ?wwwwww

A.(たぶん)GARNET OPERA織田信長




天保十二年のシェイクスピア

一幕は意気揚々と座席間に足をかけた浦井くんの見得切りを真正面から食らってしまったし、二幕は客のオペラグラス奪い取って覗いてびっくりしたり空席に座って事の成り行きを見守ってる高橋一生観察してた

シェイクスピア知ってる方が面白いのか知らない方が面白いのかどっちだったと思う????舞台よく観るけどシェイクスピアはロミジュリくらいしか知りません!!!みたいな人いないからそもそも前提条件にならないか?????なんかこう、めっちゃ上品な世界の嗜好品だった

台詞は各作品入り乱れなんだけど、展開が交差していくの面白いな〜〜〜と思い始めた二幕!!!!しかしシェイクスピアなので呆気なく死んでいく登場人物たち!!!!なんだよね 今さらだけど私全然シェイクスピア作品好きじゃないんだなって思ったし、メタマクの魔女たちはちょっと静かにして

歌以外のとこ劇伴なかったり静かめで、私はガチャガチャうるさいくらいが好きなので歌以外のとこも音楽いっぱい欲しかったな〜という感じでした 高橋一生の歌初めて聴いたんですけど、芝居が上手い人の発声で歌うというあの特有のやつで脳がじゅわっとした 好き

あれなんていうんだろ 後ろ足で相手の腰のとこホールドしてリフトされるやつ めちゃくちゃ顔が可愛いふうかちゃんがあれをなんてことはない顔してやるので私の目がおかしくなったかと思った

シェイクスピアがなんぼのもんじゃい!!!!忠助おれだよおれおれ!!!!!!!!!!!

これは朱雀復活公演から魂が戻ってこれてないおたくのたわごと




カプティウス

カプティウスの感想もうちょっと。85分の一人芝居でこの分量割り当ててくるところが、下平さんは安西慎太郎という役者を理解しているんだなぁと思ったし、それこそ最後の到達地点までを積み上げ続ける時間だったから、その瞬間を迎えたあの光景を釘付けで凝視してしまった。

そのまま「囚われた」と思ったし、私にとって安西慎太郎という役者もそういう存在だから、話自体の思考があっちこっち飛んでいくのを一緒に頭ぐわんぐわんさせながら見つめている時間の後に、普段ほとんど感じない「共感」を覚えたというイリエナナコさんとのアフトが聞けて完成した気さえした。

これ他の俳優陣がゲストだとかなり雰囲気違ったと思うんだよね。同じ土俵に立つ人間は、囚われたこの空間に観客を丸ごと飲み込んだ安西慎太郎という役者をどう見たか、って話になる感じがする。アフトはしんたがゲストに話聞く方式だったから、その辺はどんなさじ加減になるんだろうなぁ。

人間失格を読んだ男の話で、それ以上でもそれ以下でもなくて、胆力のある役者でないと走りきれないだろうなってまず思った。あとは観客がそれぞれ琴線に触れて思案する箇所は異なるだろうから、安西・下平コメントにある「演劇の力」をどれほど信じてるか見せられた心地。

安西慎太郎は芝居が上手い、って見るたび見るたび心の底から思うのでしんたはすごい。1月に見たる・ぽえをもっともっと煮詰めて固めたルービックキューブのようなものを一心不乱に合わせようとする、みたいな神経質なお芝居だった。

MVやCM、広告コピー、絵の個展もされてて、「アートってなんですか」って大意は伝わるしんたの問いに「昔から頭の中にザワザワが充満してて、それをなぞると絵として取り出せる。誰かと会話したりご飯のこと考える容量ができる。ほとんど排泄行為」って話してたんだよね。

「でも映画とか広告は『見る誰か』がいるから、こう伝わるだろうなとか考えてる。両端の幅の間で調整してる。絵は完全に自分がスッキリしてるだけ、でも個展開いてって言われたり『救われました』って言われたりしてすごいなって!そういう行為で誰かになにか与えられるなら、ずっとこれをやりたい」みたいなニュアンスの話をされてて。これ文字で読むとあれだけど実際聞いてるのめっちゃ面白くて、言語化のプロセスがなんとなーく透けて見える二人の会話ほんとに150分やってほしかった笑(アフト15分)

PVを撮ってくれたイリエナナコさんとのアフト対談がすっごい面白くてツイート振り返るとその話ばっかりしてた。




舞台「KING OF PRISM -Shiny Rose Stars-」

SSS履修済なら伝わると思うんだけど、今回のブタキンいよいよイマーシブというか観客無しでは完成しない構成に振り切ってることもあり、役者がこっちの反応窺うのやめろ!!!!!!!!wwwwwwwって笑い出しそうな初日だった 概ねエリートが頑張るからそちらはそちらの仕事を全うしてくれ

役者陣もSSS見てないことには台本読んで稽古やっても完成形が想像つかないだろうから、たぶん見てると思うんだけど、そりゃ不安だったよねぇ………みたいな( ◜◡◝ )稽古時点でシュレディンガーのキンプリエリートを信じる力がいる

初見の人は振り落とされないことだけがんばって エリートたちはとにかくやることが多いから発声練習してきて

突然千穐楽公演がやってくる、なんて想像もしてなくてこんな風に笑ってたら結局初日に見たきりになってしまった。
それ自体も悔しかったけど、それ以上にブタキンの子たちにまた無観客公演させてしまったことが本当に悔しかった。今でこそ不本意なものも含めて無観客公演って珍しくなくなってしまったけど、この時点で彼らはすでに2度目の無観客公演になっていて、なんとかして最後まで観客の前でプリズムショーをやってほしい、って気持ちで今もいっぱい。

ちなみに直接明言避けてるけど、SSS(テレビシリーズのキンプリ)最終話に観客が無音の会場で歌う、っていうシーンがあるんだけどそれを一切カットせず入れてたんですよね笑
おまえら……この会場にキンプリエリートが全然いなかったらどうする気だったんだ…wwww



青葉~~~~~~~~~書いてくれ~~~~~~~~~~~




艶漢(2)

艶漢、ぶっちゃけあの絵が.5という肉を得ることによるナマっぽさがいくらなんでもやりすぎじゃないかってビジュアルとかツイート見て思ってたんだけど、実際板の上に乗って動くという更なる生を得ることで一周回ってあの2次元の絵に寄っていくという不思議なものを観た心地だった

多分これは舞台というものが大仰で華美であることを許容する場であるという認識によるもので、舞台観劇に慣れてれば慣れてるほど違和感覚えなくなるんだろうなぁって感じて、こういうのが「舞台化に向いてる」ってことなのかなあと思ったり

2.5だからキャラが〜衣装が〜演出が〜って触れられるところはたくさんあるんだけど、それよりもまずただただ話が面白くて「はーーーーーーーーーーこんな面白い話そりゃ舞台化するわーーーーーーーーーーーー」って感心してしまった

ドラマ・実写映画に原作モノが増えるの、集客が担保されるとか版権元のメディアミックス展開とかまぁ色々だけど、「面白さが保証されてる≒原作が面白い」って点がもともと一番最初にあったんじゃないかなとか そんなことを感じるほど面白くて、その面白さが舞台化で損なわれてないのだろうなと思った

なんか御大層なことを言ってるけどとにかく手放しにめちゃくちゃ面白かった。
色んな公演が中止だ払い戻しだなんだと言われてむしゃくしゃしてるところにやってるよ!という報を受けて行ったんだけど、私の好きなクリエ(制作会社)がつまってる!!!ってなった。

艶漢、日付変わっちゃったけど今日もめちゃくちゃ楽しかった 拍子木に合わせて「粋じゃありませんねぇ」って見得切りされると蘭思い出しちゃうけどほんとに蘭やってたのは隣の人やで

圭登くん、初めて見た舞台でも「このゴミ虫が!」って罵ってくれる最高の役やってたんだけど、どんどん芝居の腕力が上がっていくので2.5若手俳優ドクロやるときはキャスティングしてください。

ハッ ねえねえあのバニラみたいなすっごい香りって安里??????通路から少し距離あったから通っていった瞬間は分からなかったんだけど、その後詩郎が歩いていった時に唐突にぶわっ!と感じて、でもこれ詩郎っぽくなくない????????って思ったんだけど!wwww

プリマニアックスの香水つけてるって情報もらって大喜びで拍手した




ちゃぴFCイベント

ちゃぴイベ昼、フォトセッションの時にポーズどうする!?ってなって、客席から\セーラームーン!/って声に応えてくれたのがめちゃくちゃ可愛くてですね これはFCのレポとかに挙がったりしないかな めっちゃ可愛いんだ

以心伝心クイズって○✖︎やったんだけど、「これ聞かれたときは○だったけど、『今は』ってあるから✖︎」を連発してて、司会さん(アミューズの方なのかな?)に「この数日の間に…!?ちょっと2日後にもう1回聞いていいですか?」ってつっこまれてた( ◜◡◝ )気まぐれなんです〜ところころ笑うご本人

どれくらい詳細に話していいのか、さじ加減がわからん とりあえず城田を「先生」って呼んでる経緯と和樹がお父さんでありお母さんな話、植原くんと仲良しなんだなぁということが分かった昼でした あと「廣瀬さんは愛希さんを見出す的な役どころになってくの?」って言われて大爆笑してたちゃぴ

フラッシュダンスエリザベートでずっと一緒の植原くんも出る
「『エリザベートで(喧嘩とか)なんかあったらもうフラッシュダンス最悪だよ』って言われて!仲良くやりましょうね、先輩😏って(握手する真似)」
悪い顔するちゃぴが男の子みたいですっごい可愛くて 先輩って呼ぶと嫌がるんです☺️とのこと

ずーっと可愛いちゃぴを浴びまくって幸せだった とにかく可愛い




出島小宇宙戦争/月組
悪名高いブリリアでしたが、ちゃんと全景見られる席だった。ちなつのビジュアルが一億点。あんまり月組っぽくない方向性のトンチキな話だったせいか、なんか不思議な食感の作品だった。うみちゃんがヒロインやるならがっつりシリアス芝居の方が好きなのかも。





【3月】
改竄「熱海殺人事件モンテカルロ・イリュージョン(3)
ブログ書く気がある①
年始の間にどうにかするから待ってて。とりあえず兎にも角にもこれ。




改竄「熱海殺人事件」ザ・ロンゲストスプリング
結局1回しか見れなかったんだけど、大山のサングラスのくだりとか完全に左下ワイプにやしきさんの顔が見えてて、ああやしきさんの大好きな玉ちゃんだ…………生産者の顔が見える熱海………ってにこにこした。たまちゃんを紀伊國屋で見るの、多分ライチ以来なんだけど記憶と寸分違わぬ芝居をするので一周回ってホームみたいな気持ちになった。この大山、絶対十三階段を2秒で登り切るもんな。モンテはしゅーじくんに3人がかりでツッコミ入れまくるのに、ロンゲは玉ちゃんが1人でボケて1人でツッコむ……………でも安定…………そして地獄のButterfly………

そして荒井伝兵衛めちゃくちゃキャロいんだが~~~~~~~~~~~~~水野ふみかと永遠にいちゃいちゃしてくれ~~~~~~~~~~~~~愛の力のシーンで水野ふみかに乗っかっておっぱいのとこで「すきすきすき♡」ってやってるキャロさ!未だかつてこんなに部長と水野を応援したことなかった!永遠にいちゃいちゃしろ!
なんか荒井伝兵衛めちゃくちゃシュッとしてなかった?東京の男、って感じめちゃくちゃした……いやそれは味方伝兵衛が砂ジャリジャリしてるイメージがつきすぎてたせいか……

ふみかは久々にアイちゃんより水野で真価を発揮するタイプの女優来たなって感じだったし、ロンゲはそのタイプの方があってた。なにせ大山が登場した瞬間、十三階段の一番上で首に紐かけて見得切ってくるからな……

モンテとニコイチなのでこれもブログでだいぶ書く。




義経冥界歌(2)
ブログ書く気がある②
平成版も観てなくて新感線クラスタいっぱいのTL最遅観劇だったけど、このタイミングで行ってよかった。




あずみ~戦国編~
神永くんの顔がとにかく好きだという話はずっとしてるんだけど、初めて神永くんの芝居がぴったりハマってるのを見た。それが秀頼様でいいのかは置いておくけど、顔バフ関係なくすんなり好きになることができるし、最初から子どもじゃなく一人の男としての秀頼様だった。2016はキャラクターとしての秀頼様云々じゃなかったので。

「正しい」の意味を理解しちゃったんだけどマジであずみ2016とは………………………wwwwwwwwww

セリフどころか殺陣の動きも覚えてることに自分でドン引きだし、小松美女丸は「ちゃん」じゃなく「さん」wwwwww

ブルーシアターで見たあのあずみも、うきはも、美女丸ちゃんも、秀頼様も、全部狐と狸に化かされてたとしか思えん( ◜◡◝ )

おれたちがみていた″″美女丸ちゃん″″とはなんだったのか……………………

ずーみんあずみと小松美女丸はめちゃくちゃ紙一重で、足元に引いてある線の右か左かの差じゃん りっちゃんあずみとゆっ美女丸ちゃんは引いてある線で180度違ってて鏡合わせだったんだよ 絶対後者の方がおかしいんだってw

ずーみん | 小松

りっちゃん
ーーーーー
ゆっ

2016、なんであんなに皆りっちゃんに対抗して自分の役のフック作りまくってたの????????序盤鈴木ちゃんだけが正しいから一周回って浮いててフック合戦参加しちゃったし、それでも主役の座を絶対誰にも明け渡さなかったりっちゃん強すぎるんだけどなに??????????

鈴木うきはに小園秀頼が勝ててたのは『りっちゃんあずみと年齢が近い』ってとこだったんだけど、瀬戸うきはより神永秀頼の方がずーみんあずみと『歳が離れてるから』勝てた感あったな

秀頼様に限らず、あずみ2020は物語の枠の中にすべてが正しく配置されすぎていて、私の記憶の中にあるあずみ2016とは一体………………と終始宇宙猫になってた。狐と狸に化かされてた疑惑の2016はキャラクター全員常時確変状態すぎて、あんなに見てたのに1度も作品の全体像を捉えられていなかったんだなって2020に教えられた。ありがとう2020。





【4月~6月】
なし。
ここにはエリザベート最前列も能條さん出演作もあったんだよ。





【7月】
ひとりしばい「ひとりシャドウストライカー、またはセカンドトップ、または、ラインブレイカー」
配信リアタイで見たので一応カウント。「だけど誰も言わなかった。『私たちが選んだんだ!』これ一番刺さったなあ。西田作品は配信でも浴びられる。つよい。
個々人の好みはさておき、配信演劇って顔が良くないとそもそも視聴に耐えられないな…………ということを改めて実感した。顔のサイズに対して目の大きさがすごいんだよ。えっこんな大きいことある??????って思ってしまった。あと脚が長い(こなみかん)(何度も生で観てる)
芝居が上手い、歌が上手い、殺陣が上手い。1つ1つはもちろん素晴らしいけど、それを2つ持ってるとか1時間以上たった1人でアップ連発されても視聴に耐え得るとか『+α』がある方が強いの当たり前じゃない?と思うんですよね。たった一つで戦う人はどんどん大変になっていくだろうなと思う。




朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』(2)
正式タイトル検索かけて朗読…?ってしばらく首傾げた笑
つか作品×紀伊國屋×味方主演、実はようやく見れた「初めて」だったんだけど特に二幕が凄かった。あんな風に紀伊國屋ホールと一緒になる男初めて見た。紀伊國屋くんの真髄を見た。味方、紀伊國屋くんを幸せにしてやれよ……
私、この界隈以前から味方のこと全然好きじゃなくて、そのまま新幕末してたのでMOJOの時も「つか作品の節回し抜けてない」って言ってたし、今もその気持ちは変わらないんだけど、裏を返せばつか作品のために在る男だなって本気で思った。紀伊國屋と付き合ってるのも納得だよ。ようはつか作品がめちゃくちゃ上手い役者なんだよね。それを本人が望んでるのかは分からないけど、石田さん無しの1人で紀伊國屋0番に立ってる姿があまりにも″正解″だった。

植田ヤスの愛おしさ、可愛いのプロとして存在してたあの人にしか出来ねぇ~~~~~~って思ったし実際一幕終わった瞬間休憩じゃなくて終幕したと思ったよね。1時間しか経ってないの嘘だと思ったもん。って話したら無印蒲田はあれで終わりだそうです。
一幕のスタートがあまりにも知ってる人で逆に安心しちゃったんだけど、これは同じ事象をあずみ2016の鈴木うきはで観てたからですね。つか作品のギアに切り替わった後との高低差が気持ち良くて好きだった( ◜◡◝ )あのふにゃふにゃヤス、既視感あるんだよなぁ。

井上さんの小夏、子供産むとき30で合ってた?それすらもサバ読んでて35くらいじゃないかなって思ったんだよね。ほんと久々にヒロイン枠を女優がやってるの見てるなって感じがしたし、ここで起用してくるの理解~~~~となってた。くたびれた女の質感がめちゃくちゃ強くて岡村おじさん絶賛→つか作品起用の作品として納得の采配だった。





トムとディックとハリー(4)

能條さんのお仕事まとめに書いてるけど、とにかくトムディハの能條さんがあまりに可愛すぎて「推し…………生きてる………」って生命の息吹感じまくっちゃった。愛。




ー何か面白いことはないかと劇場に出かけるー √
スズナリ行くの初めてだったんだけど、隣の建物で改装作業やってて周囲にシンナーの匂いするし、中入ったら各席囲ってるプラベニがお馴染みの爆音劇伴を大反響させてビリビリ鳴ってるしで、なんかもう環境がまず最高にカオスで面白くなっちゃった笑
万有引力の公演って開演前の雰囲気から好きなので、お芝居を観に行くというよりタイトル通り面白い時間を求めて劇場に行った感覚。





【8月】
トムディハ(2)
ミュージカル憂国のモリアーティ Op.2-大英帝国の醜聞-

しょごウィリアム、1作目以上に高音メロディーライン担っててフル活用されてるなっていうのも勿論なんだけど、音がめちゃくちゃ艶っぽくなってた。もともとしょーごくんの歌は声が太い、って感じではないけど高音に艶まで感じたのは初めてだった。原作のウィリアムにちょっと近付いた印象。
しょーごくん自身がそういうお芝居を好むからだと思うんだけど、モリミュのウィリアムは原作から受ける線の細いスタイリッシュなダークヒーローの印象よりずっと血が通ってて、表情とか仕草には出てこないけど雰囲気から溢れ出る人情味が面白いなと思ってて笑 それがあの歌声でちょっと歩み寄った印象

平野シャーロックもワイシャツ1枚でラリってたりお兄ちゃんにボロボロにされたり大きい子ども全開だったりしつつ、でも常に1作目より色気増してる感じしたので今回のモリミュは全体的に「えっちだ……」みたいな感想しか出てこなくなった( ˘ω˘ )えっちー!って感じじゃなくて香り立つ感じの色気

ねもっちゃんマイクロフトの「イエス、ユア・マジェスティ」、客席から顔見えないのに大暴れしたくなるドツボっぷりだった……………おれはねもっちゃん大好きなので…………………平野シャーロックをころころして可愛がってるの最高じゃない?あとあの2人が兄弟なの説得力ありすぎでは?

色気枠が飽和しすぎててハドソンさんとジョンがかわいいマスコット枠なのすっごい面白かったんだよね…………奏音ちゃんさらに歌が上手くなっててソロも増えてたのに圧倒的にマスコット……wwww

今回結構なエピソード量あって各々のキャラクターに出番あって面白かったし、私は黒幕ブラフ〜推理対決がすっごい好きであそこ100回見たいですね…………しょごウィリアムの優雅な振る舞いがツボすぎてじたばたしたんだけどこれ絶対泥臭い芝居するしょーごくんとのギャップでやられてるんだよな…

ねもっちゃんすきすきおたくなので、兄弟バトル永遠にしゅき…………////ってなってしまいました。
モリミュ、あまりにも気骨のある作品なのでキャストで誰か1人でもピンと来るなら絶対観た方がいい!と言いまくってたら今回チケ発結構大変で嬉しいけどチケットくれ~~~~~~~となる。





【9月】
エイリアン・ハンド・シンドローム(3)

「客席も使ってお芝居をします」という有り体の事実以上に、開店時から『船』と呼ばれ続けているこの場所で今起こっている出来事なんだという肌感覚がすごくあって、自分たちがマスクをつけてることもアクリル板があることもそのままひっくるめて舞台装置として見つめているような没入感が凄かった。
過去を見ても未来を見ても、どの劇場どの席に座ってもあの瞬間の没入感を超えられないと思う。

上映会以外でも行ったことあるんだけど初めて「ああ、ここの天井こんな模様だったんだ」って思った瞬間があって、それが自然と目に入る画角に役者が立ってて物語が紡がれていて音響と照明の力で『ここではないどこかの記憶』に自然と一緒に連れていかれたんですよ

3回目のカテコで「みんなもう言い忘れたことない?じゃあしょーごの激アツの『本日はご来場〜』で終わろう」って振られていつもの「本日はご来場、誠に!!!!!!!!!!!!!!」を浴びたというか、あの空間いっぱいに満たされた演者の感情にフレンチトースト並に浸されてるとこに彩られて溶けた

いや〜〜〜〜〜〜〜〜カテコで全員並んだ時の顔がさぁ こういう状況と制約の中で幕が上がったぞ!みたいなのじゃなく、面白くて新しいことができた!客席に人が入ってそれが完成した!みたいな高揚感に溢れててさぁ 最高だったよほんとに

銀座にできた海賊のお船でご飯食べてお芝居を観る。なんだこのシステム。西田オーナーという肩書が爆誕してるんですよすごいね。


ようやく逆サイドから見れたAHS、良子さんの「いらっしゃいませ!」から始まる流れのラストでアクリル板に手を伸ばすところで『自分の腰の高さに満たないほどの子どもの頭から頬を撫でてる』仕草だったことを知ってごりごりに泣いてしまった

Day1〜Day4で起承転結になってる、って言ってたから多分Day2でウタカタの酒を飲むシーンなんだけど、デカルトが皆の顔を見ながら呟いてるのは良子さんがDay3で皆に向けて言ってた『ありがとう』だったんだよね 良子さんもまたあの船に戻ってるのかな、ってふと思った。
思ったんだけど!!!Day4ラストに皆がウタカタの酒飲む前に良子さんがもう帰ってこないことを確認する→飲む→笑い合う、だとそもそもこの起承転結自体が良子さんを元の世界に帰らせるために7人で仕組んだことなのかな〜とか色んな解釈できる気がしてしまい ああ、帰りたいなあ。

『時間』の概念がぐちゃぐちゃの世界だから、たぶん違うなと思いつつも解釈しようと思えば「生まれる子ども」も「手の届かなかったあの子」も良子さんの一番大切なものとイコール、とも受け取れるしね 割と意図的に解釈の余地残してるのかなぁとは思った

アフト(≒酒の席)で脚本家西田大輔が「来月か再来月に萩野・谷口・鈴木で三人芝居やればいいじゃん!!!俺が書いてやるよ!!!」と言い放ったことをカテコで暴露する谷口賢志ヂカラよ( ◜◡◝ )その次は村田中の二人芝居だし、ゆうやトークイベントもだし、夢は広がるなぁwwwww

みんなTwitterハッシュタグつけてつぶやいて!!!!!!と強行手段への加担を求められて拍手喝采の客席総意
「「「「「ぜっっっっっっっっったいホン上がらないだろうなぁ……………」」」」」

これ多分正確にはアフト後?だったみたいで村田中初耳だったっぽいんだけど、りょーこさんが「絶対書けるわけないじゃん!!!」みたいな反応に対してよーじろが「ズルーーーーーーい!!!!!!!!」ってなってたのすごい面白かった( ◜◡◝ )

こんなこと言ってたらほんとに翌月公演やったし、しんた出れる?だったらこれやろう、ってあの題材出してきたの凄すぎません?なにも知らずに打合せの場に連れられてきたしんた。




Four Seasons LIVE 2020 - MANKAI STAGE『A3!』

シトルンでアリババシェヘラザードじゃないんかーーーーーーーい、となったがどこに置いても古谷大和は天才なので問題なかった

シェヘラザード好きめろ♡な優男アリババ、わりとヘキに刺さるやつだったな……としみじみしたけど古谷大和のハイパワーに全部持ってかれちゃったんだよな なんせ間の取り方もボケも天才なので

シェヘラザードとアリババの関係性、本家の方がキャラへの当て書き含んでるからBefore/Afterが分かりやすいんだけど、シャッフルはただただおたくとしてヘキに刺さる\かわいいーーーーーー!!!!!/がうっすらなかのひと透けてるのがウケる 挨拶後の「食べましょうか〜☺️」とかも笑

シャッフル稽古、A3というゲームにもともと存在してるシステムじゃなかったら2.5作品では絶対にやらないだろう趣旨だったけど、めちゃくちゃ面白かった。ライブパートよりここが最高。
原作のキャラクターに声帯さえも忠実、って良し悪しだよなぁという話はずっとしてるんだけど、シャッフル稽古はキャラクターのガワかぶった状態で各々の役者が「このキャラならこういう芝居をするだろう」っていう想像力で作り上げてるお芝居だったんだよね。芝居観てるって感じめちゃくちゃした。
夏秋公演回しか入ってないので春冬公演も見たい。なんならこのシャッフル稽古ネタで一公演やってくれたらよくない?って思うくらい手放し大絶賛。




フラッシュダンス

ちゃぴ細いし筋肉の鬼なのでセクシーになりがちな衣装も超ヘルシーなのいっそ笑っちゃうな 古い話だからその辺ちゃぴじゃないと見るのしんどかったかも

オーディションのダンスは完全にトメで通してもよかったんじゃないかな〜とか、二幕のC.C.の店でのビジョン映像いらないな〜とか演出面はやっぱり合わないなって思う部分あったけど、なにせちゃぴひろが最高なので無視できる範囲かなと

全体通して曲と歌詞でなんとなくストーリーを察しろ方式だったので大団円的な感じなのは分かるけど、ラストにドヤ顔でC.C.が出てくるとうん!?!?!?ってならない?wwwww ほぼカテコ扱いだからいいんだろうけどwwwwww

アレックスがニックにめちゃくちゃ怒って「私のポストをアンディにあげて!!!!!」って言うところ、ちゃぴの感情大爆発ですっごい好きだった〜〜〜〜〜〜あれは赤ちゃんじゃないタイプのちゃぴ

ニックにコーラぶっかけて去っていくとこ、そもそも自販機蹴り飛ばす勢いがガチで最高でしたね( ◜◡◝ )アレックスは基本ずーっと元気

姫抱っこリフト完全に心の中で拍手大喝采だったので、コアラ抱っこでぐるんぐるん回ってるのもにこにこだったし、カテコその状態でにこにこばいばーい!ってはけてくのかわいいねかわいいね

よく踊りよく怒りよく笑うちゃぴ。ちゃぴひろサンキュー。




音楽朗読劇『黑世界 ~リリーの永遠記憶探訪記、或いは、終わりなき繭期にまつわる寥々たる考察について~』日和ノ章

いやーーーーーーーーーーもうね リリーさんしか勝たんですよ 心の中でソフィを100万回ぶん殴ったし、直接対決の際にはぜひリリーさんからも渾身の一撃をお見舞いしてほしい

リリー、ソフィがかつてなりたかった『高潔で誇り高い』ままの姿なんだよなあと思うたびにやっぱり時が止まった瞬間の情操が幼すぎたんだよなソフィ・アンダーソン……………って思っちゃう

ウルは歴代推しから2人も輩出されてしまったというバイアスがあるんだけど、リリーはただただ物語のキャラクターとして好きで好きでたまらないからこそその気高さも優しさも愛おしくて悲しくて、黑世界の登場人物が揃って『リリーにとっての幸い』を祈ってくれることが幾ばくかの救いだったよね

LILIUMの時と遜色なく『あのままのリリー』が美しくて気高くて、だからこそ不死という異形であることをまざまざと見せつけられるたびに鞘師自身を恐ろしい生き物だな、と思う気持ちとリンクしすぎててさぁ なにあの動き凄すぎない?????

今ちょうどひかりふるやってるので思い出したんだけど、日和6話すっごいエリザベートじゃなかった?????????話がというか、なんか、曲?演出?なんだろ めっちゃエリザベートだ…………って思ったんだよね

雨下見るまでに1週間空いちゃったので概念の話ばっかりしてる。




音楽朗読劇『黑世界 ~リリーの永遠記憶探訪記、或いは、終わりなき繭期にまつわる寥々たる考察について~』雨下ノ章

開始3秒で中屋敷とわかるTRUMP

雨下2話、内容の割に長いな…………(悪口)と思ったら3話への長い長い前振りと化したの凶悪すぎるだろ並びがwwwwwwwww

あんなに散々繭期の調子が!!!!ってワードを各話で多用してるのに3話だけは間違いなく繭期ではなく中屋敷がおかしいせいなの最高(褒めてる)

いやでもTRUMP公式アンソロとして求められてる面白さ(世界観の拡張)って雨下・日和3話みたいなことだと思うんだよ 馬車の日と青い薔薇の教会もめちゃくちゃ面白かったけど、あれは作家の筆力で既存の世界観を描くものだから

いや、だってさぁヴァンパイアハンターなんてのは皆家族や大事な人を吸血種に殺された奴らばっかだって話の後に、自らの血で吸血種をおびき寄せる人間が後を絶たないアイドル(ルビ:ヴァンパイアハンター)はどう考えても壮大なギャグでしょ

でも「そういう人間/吸血種もあの世界にはいるかもしれない」と思わせるのが中屋敷/岩井脚本のすごいところ………………これがshared TRUMP………………

日和を先に見てたので、雨下でリリーの言葉として明確にソフィへの軽蔑が示されてたのがすっごい良かったですね 観客としては生育環境が違いすぎることへの不憫さを思うことはあるけど、それを知らないリリーはソフィへ共感も同情もしない その高潔は圧倒的強者であって美しいよ

ソフィに限らず皆が皆リリーのように高潔には生きられないことを彼女は知らないので、無知ゆえの傲慢さは確かに存在するんだけど、基本的に全部リリーの価値観における正義/善意/善性で行われてることだから許せちゃうんだよな私は
これ、グランギニョルにおけるダリ・デリコが許せない理由が「無知ではないにも関わらずかけられた呪い」なので、知識の有無は私にとって結構重要


そういうことだよ!!!





【10月】
オレたち応援屋!!on stage(3)


ごせあみしか勝たん。って100万回くらいハンカチ噛み締めてたんですけど、その後の雑誌インタビューで五関さまから「"あざと系女子"できてください」って言ってたのを知って喜びすぎた。演出家と解釈が合う…




Equal_染谷細貝

私の初見equalは円盤で見た三上辻本だったんだけど、染圭はこんな話だったっけ?と思うくらいすっきり分かりやすくて、同一視という作品のエモさじゃなく純粋な芝居力で面白くしてくるところがさすが大人組〜〜〜〜〜だった
細貝おにーさんの″テオ″が完全に振り切っちゃってる狂人であるのに対して、染さまの″テオ″は今も罪の意識に苛まれてる停滞であって、両極端であるからこそどっちも正しく″テオ″っぽいんだよな。
染圭が初見だとストレートに染さまがテオだったんだなぁ、って思えるように整理して親切にお出ししてくるけど、三上辻本のどっちだ??????がequalの印象そのものだった私にはこれ『どっちも』だったんじゃないかなって見えた。

細貝おにーさんはニコラやってる時の穏やかさが自然体すぎてマジの狂人はそうと分からない、の良例だったな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
染さまががっつり表情の芝居で濃淡出してくるタイプなので、それを全部セリフ回しでやってくる細貝おにーさんとのコンビって贅沢で面白かった〜〜〜〜〜〜

染圭Equal、なにせ芝居が上手い2人なのでラスト暗転の中の「「テオサァン!」」ユニゾンがしっかりしてて不気味さが凄まじかったよ( ◜◡◝ )

木曜日の逆光照明、宗教画みたいだったな……………背中で創造主感を出せるのが染さまのいいところだし、芝居に人間味があればあるほどあの顔が作用してそういう造り物に見えるので深読みが捗る

なぜかこの2人だけ逆の組み合わせでやったの意味が分からなかったし、だったら先に言ってくれ~~~~~となった配信見れなかったおたくの泣き言。




Equal_碓井納谷

お互いの芝居を擦り合わせないことで対照性を全面に押し出してくる染圭、がっつりタッグ組んで対照性を作り込んでくる納谷碓井

納谷碓井Equal、染圭が異種格闘戦だったのに対して東西兄弟タッグマッチなのが2チーム目に見るパターンとして最適解だった笑笑
ナベの子たちの芝居はクオリティ担保されてる代わりに産地(ナベカレ)が明確、って話は何度かしてるんだけど、Patchは育ての親が末満さんなこともあって毛色が大分違ってきてるのがいいんだよな〜〜〜〜〜と序盤から実感させてくれる納谷くんと、産地の気配がかなり薄まってきてるのに今回は敢えてそっちに寄せてきてる印象の碓井くん、めっちゃいい兄弟感ありましたね。役柄が、ではなく本人たちが。
″テオ″と″ニコラ″で違いをつけるんじゃなく納谷/碓井でキャラクター分担してくるパターン、稽古時間が比較的短いだろうと思われる朗読劇の印象を逆手に取ってきてるし、実際合わせる機会がほぼ無いだろうチームも散見されるこの公演の中では異色なんじゃないかな。

各チーム、暗転シーンがどうだったかというレポが欲しいんだけど、このチームは輪唱のようにまぜこせにしてくるパターン。碓井くんの「ぁ、テオサァン!」がけたけた笑いを含んでるのに対して、納谷くんが涙と嗚咽混じりなのが最初から全然イコールじゃない2人を便宜上、どうやっても区別する方法がないのでイコールと呼んでる、って感じがして目新しさがあった。
というかEもFも後半から″テオ″だけの話になっていくんだけど、三上辻本の時の記憶にはめちゃめちゃ″ニコラ″と″テオ″が焼き付いてて、自分でも首傾げながら帰路についてる。

この企画、どの組み合わせとってもめちゃくちゃ面白かったので恒例でやってほしい。
末満さん演出も円盤でしか見れてないからまた公演あるといいなぁ。




ヴィレッヂプロデュース2020”Series Another Style” 浦島さん(3)

貝殻バッグをななめがけするふ〜ちゃん、世界観がほぼほぼあつ森でしたね

福士蒼汰にこれがあるのすっかり忘れてたわ( ◜◡◝ )順応能力がありすぎて初日より遥かに器用になってるし、芝居の伸び方が尋常じゃないwwwwwwwwww

浦島さん初日、たしかに芝居良かったけどまだ体に叩き込みきれてないというか借り物の芝居してるな〜って感触だったんだけど、今日見たらしっかり叩き込みきって振り幅まで増してた笑笑 昨日カチカチ山観てきたからこそ、神州でこのふ〜ちゃんとマモが当たるの超面白いでは??となった( ◜◡◝ )

ふ〜ちゃんの浦島妹と乙姫めちゃくちゃクセになるやつだったし、あんなに歌いまくってるカチカチ山で昨日発生しなかった手拍子が今日の浦島ダンスで発生するのおかしいだろ!?wwwwwめっちゃふ〜ちゃん現場だな!!って感じしてワクワクしちゃったわwwwwww

ただふ〜ちゃん、順応能力高すぎて他現場行くとそっちのトーンでリセットされちゃう感あるからおれたちはまた覚醒日の議論会になるぞ

界隈の2020年流行語「信じる力」を生み出した浦島さん。
2022年に待ってる神州への期待値を爆上げしてきた浦島さん。
福士蒼汰をふ~ちゃんとか呼んでるの髑髏城上弦のおたくだけだよ、って感じだけどw頼りがいが増してて今すぐ神州やろ~~~~~~ってなったので早く2022年来い。

これは本質的には全然物語と関係なくて、私が感じたものから派生していってる話になるんだけど、万人が不自由を感じたり非日常を体験したことによる『気付き』とか『悟り』みたいなものって物語に落とし込みやすい題材だと思うんですよ。戦争ものとかがジャンルとして確立されてるように。
『戦争』を例に挙げたけど今の状況ってもっと万人に一定量の不自由を課してると思ってて、自分がこういう状況に不満を感じてる中で『気付き』とか『悟り』とか、もっと言うと精神的ミニマリストの勧め、みたいなこと言われるとマジでうるっせーーーーーーーーーーーーーーーーーみたいになっちゃってさ
説教だな、って感覚的に思ったのは連想ゲーム始まって即この辺の感情に行き着いたからかなと思った。そういう物語があるのは構わないけど、今の私はそういうものに触れたくて劇場に来てない。福士蒼汰を信じる力一つで、この千鳥席になってもサイドから0番が見えないブリリアにいるが?っていう。
これ、めんどくさいのは浦島さんに対する感想じゃないんだよね。あれを見て感じたことをスタート地点にした連想ゲームの話。

この話はちょっとだけ獣道一直線に続きます。




ヴィレッヂプロデュース2020”Series Another Style” カチカチ山

マモの指揮で客席が笑ったり拍手したり静まりかえったりしてるみたいな感覚だったなぁカチカチ山。発声も表情も動きも、歩いていく方向を明確に示してくれるからそこに身を委ねていれば欲しいものが与えられる感。私は色んな面から声優・宮野真守を信頼してるんだけど、それが全面に出てたな。

TL感想には「クズ」「気持ち悪い」って散見してたけどw 個人的には可愛いやつだな…………水面に映った姿はたぬきというよりアライグマくんだったけどな………みたいな気持ちになった( ◜◡◝ )あと足で動かすシステムの泥舟がどう見ても寝転がってるようにしか見えなくて\脚が長ーい!/ってなった

これさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜セリフ量も題材も演出もマモをめちゃくちゃ信じてるじゃん?????信じる力が強すぎて井上さんがなにやってもアンバランスなのはわざとなのか???????どう???????

マモすっごい楽しんでやってるんだなっていうのが肌感として伝わってくるからこそ、同じタイプのパワーぶつけようとしても全然バランスがとれないなって思ったので神州でものびのび羽ばたいてくれふ〜ちゃん

これ、宮野真守への信頼感が強すぎるあまり、2人芝居なのに井上さんがなにをやっても力負けしちゃってアンバランスな関係の作品だなぁと思ったという話です。群像劇だったらマモvs全員!みたいな方法もとれるけど、カチカチ山は井上さんのお芝居とビジュアルで殴る以外方法がなかったからな~~~~
でもこれは逆説的に言うと井上さんもめちゃくちゃパワータイプの役者なんですよね。まぁ、この系統で宮野真守という表現者に勝てる人そうそういなくない!?という話でもある。




PARCO劇場オープニング・シリーズ “ねずみの三銃士”第4回企画公演 獣道一直線!!(2)
ブログ書く気がある③
完全に個人的な話なんだけど、11月頭に軽い手術を受けたので万が一が起きた時に最後に観た演劇がこれならそれはそれで!って言ってチケット増やした。




Führer(2)

この話をこのキャストであの船でできたことの贅沢さをずっと噛み締めてる。
私にこの物語の「高揚」を教えてくれたのは、でらさんのミュンヘン一揆演説でした。




はいからさんが通る/花組
これは全力で褒めてるんですけど、バケツ持って立たされてむ~~~ってしてる華ちゃん世界一かわいいゆきみだいふくすぎません????????ほっぺたもちもち。
青年館はいからさん見れてなかったんですけど、れーはながにこにこ笑ってるだけでハッピーだな………って気持ちになっちゃったし、デュエダンのウェディングドレス姿のはなちゃん見たら「おじいちゃんのかわいい孫(みりはな)の晴れ姿…………🙏✨」ってなっちゃった。
実物はもっと可愛いんだ!!!!と言われてたにも関わらず写真のままと言われた紅緒さん、割と分かるんですよね。華ちゃんの可愛さは表情にあるし、美しくにっこりより笑って泣いて怒って、ってしてる方が断然愛くるしい。
あと、はいからさん原作も履修してないおたくはオープニングのイラストで初めて原作とーせいを見たんですけど、脚がちなつでびっくりしたという話を書き残しておきます。





【11月】
はいからさん/花組
ソファのシーンでの紅緒はなちゃんのけぞりが凄すぎて、その後のびくびくもよく動くから去り際の少尉に「面白い人だ…笑」って言われてたのかわいかったね。もんぺのアンサンブル、そのままアクスタにしてほしい。
初見の時も思ったんだけど、青年館の時は紅緒が走って戻った直後に蘭丸が出てくるんだけど、大劇場版は救出後に「反対側に逃げてて~」って出てくるから少尉との感動の再会シーンも『ら、らんまるくんは………!?!?』ってなるじゃん!!!!!!!!!という話ですよ。




舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice 2

シビュラちゃんちょっと今回仕事が雑なんじゃないのー?wwwwwwwww

サイコパス自体がめちゃくちゃ情報量の多いシリーズなので、VV1がそれを遺憾なく発揮してただけにVV2の情報量物足りなさすぎたし、VV1前提のラスト10分だけ異様に情報量がある

アレ見た人間がアンダー50で済むわけないじゃん!?!?と、ずーっと5対1の話してるんだからそこは5人にしとけや!!!!!だけは許容できなかった \センス!/

でも純矢くんの熱意は感じたよ SS1〜3特にめちゃくちゃ見たんだなって思ったw

とりあえず終演後VV1が見たくて見たくてたまらなくなったので円盤買った。
私個人の感覚ではあんまり特別視というか神聖視したことはなかったんだけど、さすがにVV2のラストは「鈴木拡樹ってすごい人なんだな…」って思っちゃいましたね。

あとNND幹部役の小さい方の子がめちゃくちゃ声良かったしキャラ立ってて気になったよね〜って話してたんだけど、17歳なんですが!?!?!?って驚いた後でのじけんの息子である野島透也くんだったと知ってひっくり返った。今後も舞台出るのかな~観たいな~




WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-・ピガール協奏曲/月組

ありちゃんの白塗り可愛すぎだが!?!?!?!?!?!?!?

白塗り、どうしても顔の骨格と肉付きに印象が全振りされるのだがそういう意味でありちゃんのお顔はパーフェクト可愛いだった 可愛すぎて娘役かな!?!?って思ったけど銀橋渡ってくるの見たらありちゃんだった

ピガール、細かい芝居の多さがさすが月組〜〜〜〜!って感じで面白かったんだけど、ガブリエラはそれでいいのか?wwwwという疑問は多大に残った

さくらちゃんはやっぱこういうビジュアルで気の強いキャラクターが似合うな〜〜〜〜って改めて思った٩( 'ω' )و たまきち早替えどんどん速度上がっていってびびってしまった 大忙し

認識力が赤ちゃんに戻ってるのでWTTで使ってた曲忘れてしまったのが口惜しい。





【12月】
両国花錦闘士(2)
mishu-h.hatenablog.jp

いや〜〜〜〜〜〜〜ほんとにさ あのラストのセリフ、初日はギラギラしてて闘志が燃えてたのに千穐楽は句読点のところでふっ、と目を伏せていて火力が一段階上がった青い炎を灯していたのが 原嘉孝は最高です

土俵が女人禁制なの、五穀豊穣の神さまが女性で嫉妬するからだと思うんだけど、橋谷と桜子と女将さんがカテコでエスコートされるのも土俵が立ち位置なのもあの3人が女神様だからなんだよね。各々の神さまが各々の価値観で相撲を愛してるんだ、っていうのを実感する千穐楽だった。

桜子様、初日は言葉通り昇龍を自分の所有物にしたいって欲が前面に出てたと思うんだけど、千穐楽は昇龍が好きで好きでたまらなくて、ほんとにこんな気持ち初めてで形容する言葉が見当たらなくて精一杯の語彙で昇龍好き!大好き!桜子のこと好きになって!って気持ちを伝えてるのが可愛くて仕方なかった

桜子様の好意がめちゃくちゃ分かりやすくなったからこそ、橋谷の言う「昇龍のこと好きになりかけてる…!?」が桜子様の『好き』とは違うのが明白になって、この2人の『好き』のちょうど間くらいが女将さんなんだよな〜って。

今日ぼんやりお化粧見てたんだけど、さやかお嬢様はまぶたに水色乗せてるザ・バブルメイクなのに対して、桜子様はグレージュカラーで二重幅とダブルライン描いてるソフトグラムメイク風なんだよね。そういうとこも流行の一歩先を行く女性像なのかなって思ったんですよ。両国花錦闘士の原作読もう。




劇団朱雀 ぎふ葵劇場幕引き公演(4)
ブログ書く気がある④
去年の復活公演→偽義経できれいさっぱり成仏したお気持ち怨霊が甦ってきちゃってもう!!!!!!ばか!!!!!!!!体作りしろよ!!!!!!!!!
あゆみさん大躍進公演であゆみさんのおたく人格の私は大喜びで駆け回ってた。




舞台『知り難きこと陰の如く、動くこと雷霆の如し。』(3)
ブログ書く気がある⑤
フューラー観てたからこそ感じる高揚と、その先の光があって、なんかもうやっぱこの寒くて忙しい時期にスぺゼロのあの固い椅子座って体バッキバキにしてると年末だな~~~~~~って思う。いい現場納めだったなぁ、また来年もその先もよろしくね。









69本。といいつつ柿喰う客の過去作無料配信見たり、お船で美しの水見たりとかしてるので作品数としてはもうちょっとある。
このまとめ方すっごい大変だから来年こそちゃんとブログ書く習慣続けたいな。書く気があるって書いたやつは個別で書きます。


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