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『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《どついたれ本舗 VS Buster Bros!!!》感想

どうしよう!!!!!!ヒプマイくんにストーリーがあるってバレちゃう!!!!!!ヒプステ第二章はっじまっるよ~~~~~~~~





【公演情報】
ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《どついたれ本舗 VS Buster Bros!!!》

原作 EVIL LINE RECORDS
演出 植木 豪
脚本 亀田真二郎

オオサカ・ディビジョン“どついたれ本舗”
白膠木 簓:荒牧慶彦
躑躅森 盧笙:里中将道
天谷奴 零:郷本直也

イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”
山田 一郎:高野洸
山田 二郎:松田昇大
山田 三郎:永島龍之介

ディビジョン・ダンス・バトル“D.D.B”
Toyotaka RYO gash! SHINSUKE HILOMU Dolton KENTA GeN KIMUTAKU


【公演日程】
2022年9月23日(金・祝)~10月2日(日)
TOKYO DOME CITY HALL
【大阪】
2022年10月5日(水)~10月10日(月・祝)
COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

https://hypnosismic-stage.com/DHvsBB/





マジで本編見ながら冒頭のような気持ちになった気がするんだけど、ライブパートで一郎くんを見たら「いちろうくん~~~~~~~~;;」となってしまい、大体全部わすれた。ので配信見てる時の記録と半々ずつくらいです。
とりあえず全体のことで言うと、照明機材系が超充実してたし、ポップアップも使って両サイドのビジョンも使ってるので、TDCで12000円がちゃんと(?)納得できる作りになっててよかったね~~~~~ナゴジュクがTDCじゃないことには納得してるけどステラなことには納得してねぇからな~~~~~


マイクの音が直接乗ってる配信で見てもブクロの声はすっげーデカいので強さ感じる。サイファー含め、新しいブクロ曲は本家曲の要素が色々入ってて好きだし、ライブ感高まる~~~~~
特にLet It Bleedをフルパワーで踊る一郎くんを足先までしっかり見たくて、オペラ外してにこにこしてたんだけど、高野くんの一郎くんはちょっと斜めから見ると情報量が増えるので、立体だな~って思う(???)

一郎くんソロ曲は立ち位置的にtrack5の空劫曲と似てるんだけど、高野くんが演じると現在の時間軸でも一郎くんは19ちゃい………って感じがめちゃくちゃ出てて最高。原作の一郎さんはご立派な大人なので、そういう要素ないんだよねドラパでも。はちゃめちゃに導火線が短い高野いちろうくん好きです。


おたくは………おたくは「アニキ」呼び好きだけど寂しくなっちゃうよお…………;;;;
一郎くんがマジのフルパワーを出して相手してくれるのは嬉しいよなぁという気持ちと、じろちゃんがんばれ!がんばれ!という気持ちでいっぱいになるので、全観客オフクロ不可避じゃないここ??????
松田くんひさびさに見たら大きくなってない!?となったのだけど、圧倒的にじろちゃんぢからがあるのでずっと可愛い。現地回で簓に放り投げられた飴ちゃんを受け取りそこねて落としたのも可愛い。ちゃんと拾っていくよいこ。


二郎が三郎パートでずーっとサカの方にメンチ切ってたり、間奏でお兄ちゃん2人になんかやって~って降られて固まっちゃった三郎をけたけた笑ってる兄ズだったり、ブクロが三兄弟!って感じにわちゃってるのかわよでしたね。
配信回でカテコのはけ際に前見てなくて袖壁に衝突しかける永島くん、びっくりして固まっちゃった弟を運搬していく松田くん、というかわいい光景はおそらく円盤収録されるはず。器用そうなのにめちゃくちゃアドリブ弱いんだなーって印象でした。



サカブクロは『山田家』と『コンビ再結成』の二本立てで展開していく話なわけだけど、これまでのヒプステはずーっと『原作にない話』か『原作のあまりストーリー度が高くない話』しかやってこなかったので、DHBBは簓と盧笙がこの2人じゃなかったらかなり中弛みになってたのでは~~~~って思った。第二章、と銘打ってる所以はおそらくここで、少なくとも2nd DRBの話が終わるまでヒプステ本編は「お芝居」に重点を置いていくんじゃないかと思う。
ここは原作がそうだから、ということではなく、同時進行で走ってたMix Tapeシリーズの存在がキモになってて、ヒプステが原作未履修のオタクを引っ張り込めた要因の一つには『(ほぼ)原作にない話をやってるから前知識がいらない』ってところがあると思ってるんですよね個人的に。なので、中止(延期っぽい)になったけど今まで通り『無い話をやる』シリーズがMixTape、ストーリー展開を進めるのが本編筋、っていう役割分担を生む予定だったのでは?と。

この推測にはもう一つ理由があって、それが零おじのキャスティング。多分今までみたいに「ダンス」「ラップ(歌)」という要素で選んでたら郷本ではなかったと思うんだ。これは私がこれまでに見てきた作品における郷本直也という役者に対しての印象からなるものなので、反証があればマロくださいね。
それでも郷本の零おじはめちゃめちゃ最高で、個人的なひいきの目を差し引いても包容力があり、生来の優しさが隠しきれてない様が本当によかった。父性が結構簡単に見え隠れすることによって、結果として一郎くんが過剰に穿った見方をしている・遅れてきた反抗期感が凄かったし、その上で煽りというか発破のかけ方も一郎くんと似ていて、絶対に切れない血の繋がりを感じた。最高。東山さんだったらどういうテイストになってたか、全然想像がつかない。この満点は「お芝居」に抜群の安定感がある郷本じゃなきゃ出なかったと思ってるし、敢えてダンス全編ちいちゃく踊るところもいいんだよなぁ。


で、この推測が前提にあっての話なんですけど。
オオサカだと一番ラップが上手いのは里中くんだと思うけど、それでも高野くんのラップスキルは圧倒的で、これが伝説のTDDメンバーの力……!!!!って説得力が生まれてるんだよ。郷本が入ることによって芝居に比重を置いたキャスティング傾向になったオオサカの存在が、結果として『TDDの4人がいかに最強であり、中王区にとって脅威だったか』を補強している。第二章を「お芝居」に舵切ったことにより、これまでのキャスティングに説得力が生まれているというこの構図、素晴らしくないですか???
こういう流れで名前出すのはあまり穏やかでない意見を集めそうだ(オブラート)と分かっていながら該当枠が彼しかいないので言うんですけど、この『お芝居』を重視する第二章を見据えたキャスティングをしてたら『安井謙太郎の飴村乱数』は生まれてなかったと思うんですよね。結果的に私は「安井謙太郎はめちゃくちゃ芝居が上手い!!!*1」となるわけだが、track5を控えてる時点でのヒプステにおける『最強』の定義がハッキリしていたからこそ実現したんじゃないかなって。


まぁこの公演の後で私はヒプステのキャスティング担当と再び大喧嘩する事態になるわけですが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!お前さぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


あと余談だけど一応作中に「あ、1stバトルの結果は本家通りなんだ………」と把握できる箇所があって、本家がバトルの勝敗をおたくの札束殴り合いに委ねてる様々な理由の一つに『公式が優劣をつけない』っていうのもあると思ってる人間的には、そこを前提にしたキャスティングは避けてると思ってるんだけど、それにしたって2nd DRBの結果がわかってる状態で『ダンス』『ラップ』で坂田くん呼んできたのは大正解だ~~~~~~~~と思うのでした。ステのシブヤは現状ライブ最強すぎ。



原作ドラパをちゃんとやる、と理解した瞬間からずーーーーーーーーーっとナゴジュクの心配をしているオタクのおれ。いうてサカブクロは原作の時点で割としっかりした物語があるんですよね。ナゴジュクのドラパにはこんな立派な物語がないんですよ……………………獄が盛り上がるだけ盛り上がって突然梯子外すので…………………DHBBは物語としての芯を簓と盧笙が担ってたけど、ナゴジュクだとここ旧知になるのかなぁ………………………私が旧知好きってだけなんですけどぉ………………
→旧知になるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(未来の私より)(とっくにナゴジュク終わったタイミングで書いてるブログだけど、情緒が面白すぎたので残しておく)


ところで「お芝居」を重視するヒプステくん第二章は合歓ちゃんどうするんだと思います????????
そもそも『中王区どうする?』というのが大きなポイントなんだけど、今回乙統女様の新立ち絵をわざわざ持ってきたってことはまだしばらく出さないのかもね、と思ったわけで。でもシブハマで合歓ちゃん居ないのかなり厳しくない????って本家おたくは思ってるんですけど。いやでもな~~~~~~~あらんちゃんサマなら「なぁ、合歓………」ですべて押し通せるかもしれないな~~~~~~~という謎の信頼もあるのでマジで蓋開けるまで分からん。普通にキャストつけるかDDBから出すにしたって、それは今後数年単位で『阿部顕嵐の妹役』という重責を担う人間を生むことになるという超特大人事なんだけど、ヒプステ公式くんちゃんと考えてる???????




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