愛より重くて恋より軽い

未来の私が読んで楽しいやつ

Zoo-Z the STAGE略してズズステの話をもっとする

ヒプステの感想ブログに冗談半分で「令和の鮎川太陽担()」って書いたんだけど、今回ズズステ観に行って認識を改めた。
今後は「好きなグラビアアイドルは?」って聞かれたら「鮎川太陽です」って答えますよろしくお願いします。そういう感じでZoo-Z the STAGE略してズズステ、2022年1月28日にBlu-ray発売決定しました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


メディアミックスコンテンツなので豪華声優陣によるドラマCDも出るらしいんですけど、いや待ってくれ私は舞台という媒体で続きが見たいんだが?????????
ということで5日間9公演しかなかった作品のブログ2本目を書くという異例の事態です。界隈では円盤発売までネタバレ扱いが通例という恐ろしい噂も聞いたけど、 こんなに公演期間短かった作品をネタバレ無しで興味持ってくれる人どれだけいるの??????って真剣に思うので、いつも通り私は私の裁量で書くよ。

7/8のマチネ見て爆速で書いたブログと内容ちょっとかぶるところあるけど、とにかく話さないとやってらんねぇ!!!!というパッションはそのまま残しておく。

mishu-h.hatenablog.jp





【公演情報】
『Zoo-Z the STAGE -コンクリート・ジャングル-』
演出:鄭 光誠(VACAR ENTERTAINMENT)
企画・原案・脚本:山田一
舞台版製作委員会:ムービックサンライズプロモーション東京
プロジェクト主催:ムービック


キャスト

[警視庁生活安全総務課 生活安全対策特別捜査隊 通称:動物園]
藤堂礼央/五十嵐啓輔
新城大輔/中島礼貴
山田一鉄/反橋宗一郎
川田勉/川末敦
加藤澄江/音羽美可子
仙波美冬/松下軽美

[Squad]
カオル/鮎川太陽
シンジ/小栗諒
ハヤテ/輝山立

[虎狼会]
遠井仁/日向野祥

[喫茶「キバタン」]
木場宗一郎/塩崎こうせい
生田麻里/篠崎こころ

亜久津遼/成松慶彦
テル/秋葉友佑
永峯佐喜人/上仁樹
大平優/三谷怜央
嶋村透留/石川翔
真鍋ちい/新川眞白
新井久実/塙さより
オサム/宮岸泰成

太田薫子
古川照之
朝比奈佳澄
鈴木龍平
古河大地
名嶋あゆみ
佐藤龍輝
河合拳士朗


【公演日程】
2021年7月7日(水)~11日(日)
東京ドームシティ シアターGロッソ
stage.zoo-z.com

—— 俺は、確かに見たんだ。
あの人は、猫になって行ってしまった。


正義感が強く、いまどき珍しい熱血漢である巡査長・新城は、とある聴取の場で上司を殴ってしまう。
免職を覚悟した彼に出された辞令は、警視庁きっての変人たちが集うといわれる
「警視庁生活安全総務課 生活安全対策特別捜査隊」への異動命令だった。
通称「動物園」と呼ばれるその場所で、新城はやる気のないキャリア組の警視正・藤堂とコンビを組むことになる。
藤堂から聞かされたのは、ヒトとは異なる進化を経た、ヒトではない人々……化人(けにん)と呼ばれる存在のこと。
「動物園」は化人にまつわる事件を担当するチームだったのだ。


聴こえるかい? 命の歌が。
歌えるかい? 命の歌を。
生きろ、生きろ、命の限り。
たった一つを謳歌しろ。


生きる。それが最終目的。


これは、コンクリートジャングル(東京・新宿)で生きる、とある命の物語。

ズズステって作中シーンに結構な確率で雨が降ってて、季節柄公演期間中はずっと雨かもしれないけどちょっと親和性があっていいな~なんて気持ちだったんだけど、千穐楽の日に雷と雹まで来て「誰もここまで荒れろとは言ってない」となるなどした。さては雨男・雨女が複数いたな?





【面白いオリジナル脚本にはストレスがない】

初回感想ブログから散々「2.5次元っぽい」と言ってきたZoo-Zだけど、この物語には原作はなくて、ついでに言うとキャスト歌唱もダンスもない。(あとで紹介するボーカル入り楽曲はあるけど)ファンタジー?SF?っぽい特殊設定とか、全キャラクターにスポットが当たる構成とか、そういう要素の作品を若手俳優メインでやってるところが私の「2.5次元っぽい」という言い方に繋がってるわけだけど、とにかくZoo-Zが面白いのは「2時間弱の公演でまったく知らない物語に触れて、その世界に入っていく」というめちゃくちゃ根本的な舞台作品の楽しみ方ができるところなんですよ!!!!!!!

さて、ちょっとこの公式が上げてくれた登場人物紹介見てもらっていい?いや手作り感溢れてるなというところではなく人数をw

この通りメインキャラが20人いるんだけど、説明パートが冒頭に詰め込まれてるありがち構成ではなく、2時間弱の物語の中で適宜人物紹介や世界観、独自用語の解説が入るし、各々のエピソードや他のキャラクターとの相関も同様なので、全体を通して情報開示の仕方がほんとに上手い脚本だった。事前に公式の人物紹介を読んでいった人もいるだろうけど、私はマジでなにも読まずに行ったので、一切前提知識がない状態の人間に対する説明がくどくないってことは「観客の理解力や読解力を信じてるんだな」って思うよ。
この話は最近よくするんだけど、丁寧に説明することは必ずしも絶対的正義ではないし、そこをはき違えて想定観客レベルが低すぎの「馬鹿にしとんのか??????」みたいな舞台もあるじゃん。明確な怒りが沸かないまでもモヤモヤする……みたいな些細なストレスが無いだけでこんなに快適なんだな、と思えたのがまず第一に観劇体験として特筆したい点です。


あと、私はこれまでムービック制作の舞台を全然見てないので個人的初見キャストが多くて、特にビジュアルでパッと見分けがつけられる自信の無い大学生3人組とか、各グループで最多人数の警察チームとか、正直1回観ただけだと名前覚えられなかったり、記憶ごっちゃになるとこあるだろうな~って思ってたんだよね。でも終演後、名前が出なかったとしても「○○の化人の子」「あそこで○○してた子」ってちゃんと各々の特徴が記憶に残ってる。これも単純に凄い。こうやって2人は出会ったんだな、とかここは姉弟だけど今は一緒に住んでないっぽいな、とか各々人物像の分かるエピソードが全員分用意されてるおかげなんだけど、かといってそれが彼/彼女の全てではない、ということも同時にしっかり示唆されてる。
Zoo-Zという1つの物語としては起承転結がはっきりしていて事件解決!という満足感もあるのに、各キャラクターについてもっともっと知りたい!っていうポジティブな飢餓感が残るバランスの良さ。何度でも言うけどこれ原作ないんですよ。


なので5日間という公演期間の短さが本当にもったいなかった。もっともっとたくさんの人にZoo-Zの世界に触れてほしかったし、千穐楽公演に来てくれた友達が暗転からカテコに入った瞬間物凄い勢いで拍手してて(個別に譲ってもらったチケットがたまたま隣の席だった)、「面白かったし、続いてほしいから円盤買う!」って言ってくれた時の嬉しさ、自分が初見の時に感じた興奮が人に伝わっていく楽しさももっともっと感じたかった。

千穐楽に円盤発売と一緒にドラマCD?キャラソン?展開の発表もされて、Zoo-Zプロジェクトが展開していくこと自体はすごく嬉しいし、何人かは舞台キャストがそのまま声優やるんだろうな~と思うんだけど、私は舞台という媒体で出会ったZoo-Zが好きだから、彼や彼女の物語が続いていくなら再びこの舞台という形で出会いたいよ~~~~~~~~大学生組とシンジの山口旅行編が見たいし、藤堂新城のバディ解散危機!?編が見たいし、仁様が若頭になる前の一鉄とのドタバタ珍道中編が見たいし、テルとちいの非日常生活編が見たいし、Squadに対抗するようなチームが現れる新宿抗争編が見たい~~~~~~~~~(おたくの欲望と出自が知れる妄想)




【客席にめちゃくちゃ爆弾落としていった男のことを我々はまだ何も知らない】

標準装備の長い手足だけを信じてチケット取ったのでまずはカオルの話をします、って書こうとしたら安定の文量になったので切り出した。
インパクト強いシーンは大体公式で場面写真追加されてるので、「これがそのシーンか……」と思いながら読んでね。
stage.zoo-z.com


シャチ自体は『海のギャング』と呼ばれていて、そのシャチの化人であるカオル自身も「カリスマ」と呼ばれてるんだけど、そういう付随する言葉から連想されるような高圧的なパワーを全然感じなかったんですよ、あの男。
私は太陽の対人パーソナルスペースバグを怯えながら見てるタイプなんだけど、あれは結果としてカオルの雰囲気にとても合っていて、作中で言われてるプレッシャーの凄さは多分こういう怖さなんだよなぁ……………と思ったりもした。怒ると怖い、とか目が笑ってない、とかそういう類いの圧ではなくて、なにを考えてるか分からない、みたいな部類の怖さ。人生で自分より上位の存在に出会ったことがないからこその呑気さとか無邪気さ、無防備さへの『こいつ怖いものとか不安なことはないのかな?』っていう未知に対する怖さ。劇中でハヤテに「いつか刺されるぞ」って言われてたけど、多分こいつ刺されても自分が死ぬビジョン持ってないんだろうなって思う。


初回から私がずっと頭抱えてたのは「だって俺は『海の王様』だからね」というセリフのニュアンスのことで、シャチの生態としてよく紹介されるような水面から獲物を放り投げるやつとか、好奇心でじゃれついてるつもりで怪我させたり死なせたりしてしまう、みたいなことに近いものを感じたんですよ。この「王様」という言葉にはSquadや街の人、モノ、新宿という領域をカオルが所有しているといった意味合いが一切含まれてなくて、新宿という海を自由に泳ぐ自分自身のこともその『海』の一部として捉えてるような、俯瞰のニュアンスがあることを毎公演不思議に思ってた。だって「王様」ってストレートに考えたらもっと偉そうだったり、カリスマってくらいだから統率力のあるリーダー像を描くじゃん。

悶々としてたらマシュマロで「作者に『シャチは天敵がいないから自由な感じで』って言われた」ってエピソードがアフタートークで出てきたって教えてもらって、この情報のおかげでようやく憶測だけで噛み砕いてたカオルという男を構成する要素が掴めた気がした。というのも、私が入った回のアフトではゲネプロまでずっと『今にも踊り出しそう』って言われてて、初日にようやく今のニュアンスになった(意訳)」って本人が言ってて、恐らくその修正前のニュアンスには『所有』の意味合いがあったんだと思うんですよ。修正求められた結果、出てきたニュアンスがアレというのもそれはそれで…………という気持ちは若干あるけど。

で、上記のことから推測するに「だって俺は『海の王様』だからね」にも「俺は皆を愛してるのに」にも嘘はないけど、後者に対してシンジに指摘された通り、カオルにとっては万人・万物が新宿という海を構成する要素であり、興味の対象であるからこそ、なにひとつ特別にはなり得ない一方で、拾い上げて面倒を見て心配をして、という感情/行動を全ての人に平等に注ぐことができる。そういう絵に描いたような万能の「王様」なんだよねカオルは。


もう一つ引っかかってた「カリスマ」の方は、『王様』を自称するにも関わらずその構成要素である『臣下』が存在しないことを表してる言葉かな?って千穐楽でしみじみ思った。心配≒庇護対象は沢山いるけど彼ら/彼女らとカオルの間に上下関係は存在してなくて、かといっていつでもカオルの周りには沢山の人がいるから孤高/孤独とも違っていて。その状況はまさしく「カリスマ」だし、図示するとしたらまさに生態ピラミッドなんですよ。上位捕食者になるほど個体数が少なくなるあれを、ヒトという群れの中で表現する言葉として選ばれたのが「カリスマ」かなって。


今後の展開として、あの頂点捕食者に近い立ち位置の存在が現れたりしないかな~とか考えてたんだけど、そもそもここまで考えていく上でシャチの因子に紐付く特性というか、その因子を持ってる前提のカオルしか開示されてないんだよね我々は。あんなにセリフも登場シーンもあって、4桁までなら即動かせるとかいう発言を裏付ける収入源が仮想通貨とか投資である、ということまで知っているのに『シャチの化人』としての性質を除いた状態でのカオルという男を全然知らない。
バックハグ・頭ぽんぽん・膝枕の対シンジ3連コンボとか、「たっぷり甘やかして、眠らせてあげる」「その時は刺されながら抱きしめるよ。『寂しがらせてごめん』って」という数々のパンチ強い台詞とか、とにかく全部がいちいちインパクトありすぎるのでめちゃくちゃ餌を提供されてる心地になるけど、実際一つ一つの事実を指差し確認していったら『Squadのカオル』という男のことをなにも知らない、という事実に行き当たる。
これは深堀りしていくと私のオタク人格がダメになるやつなので、壁打ちを終わります解散!!!!!!!!!!!!




【シンジと透留の間にある「普通」の隔たり】

陰キャ特攻が刺さりまくる私への最終兵器ことシンジ、ほんとめちゃくちゃ最高に可愛かったんだよ………………………………キバタンで大学生組が来るんじゃないかとソファ席の背もたれに顎乗せてるところとか特にかわいい。その仕草も表情も透留の言ってた「じいちゃんちの犬」感が出てて、一番刺さってたかもしれない。いやでも例のタンクトップ姿のシーンも好きなんだよな。あのシチュエーションで透留からのLINEを見てる構図、あまりにもあまりにも透留の光が眩しすぎて毎回目が潰れてた。透留とシンジの対比が好きすぎて、シンジの望む『普通』が訪れることを願う気持ちと対比構造が永遠に存在していてほしい気持ちで体がバラバラになりそうだった。

シンジが望む『普通』ってそれこそ一鉄が語ってたように化人であることは関係なくて(母親の手を離れた理由に化人であることは含まれてたかもしれないけど)、親の借金返済のために体売らされたり過去のトラウマから一人で眠れない、っていう端的には『貧困からの脱却』なんだよね。だからこそ、ヒトとしても生活水準としても『普通』の透留が「笑ってると普通なのに」って言うのがめちゃくちゃ救いでもあり、2人の間に明確に存在する格差の証左なんだよなとも思った。
この『普通』の話が佐喜人の「自分は化人だけどこれといった特性がない」ってエピソードと同時に語られるのは、『化人の特性はプラスにもマイナスにもなる。プラスばかりが目について0であることに引け目を感じることはあるけど、実際それはマイナスから見れば十分プラスである』っていうことだと思ってる。透留の『普通』はシンジから見れば完全にプラスなんだよ。だからこそシンジはあの勢いで距離詰めてくる透留を嫌がらないというか、羨ましさすら感じてるんだろうなって。この話は永遠に出来るので、2人がじっくり少しずつ距離を埋めていく山口旅行編を舞台で見せてくれ頼む。




【ちいぴよマジかわいい】
動き方が可愛すぎて勝手にちいぴよ、って呼んでたちいちゃん。ノドグロミツオシエって鳥なのか!と後から知ったので完全にイメージの勝利です。確かによくよく見たらピアスが鳥の羽根だった。
クスリ飲まされて監禁されてる化人達を救うため、必死で緊急用電話の電波を探して倉庫内を飛び回るちいぴよめちゃくちゃ可愛かった………………もちろん真剣なシーンなんだけど、そのぴょこぴょこ飛ぶ様ががあまりに可愛くて…………………………………
テルとちいが『元の動物(ラーテルとノドグロミツオシエ)が共生関係にある』ことに2人で一緒にいる理由を見出してるのが最高なんですよ。お互いにどこまで自分の過去を開示してるか分からないけど、少なからず化人としての特性によって生きづらさを感じている2人が、その特性の一側面に救いを求めているという構図があまりにボーイミーツガールの序章として完璧すぎる。恋愛関係とかになってほしいわけじゃないんだけど、ここをスタートにする2人が今後どういう関係性を構築していくのかを見届けたい。




【未来が見たいバディと過去が見たいバディ】

Zoo-Zはめちゃくちゃざっくり言うと刑事モノなのでアクションも多めだったんだけど、持ち前の運動神経でやってる人とアクション得意な人が明確にきっぱり分かれてて、その点において藤堂・新城ペア最強すぎた。拳に重さがしっかり乗ってる藤堂と、脚がしなるくらい速度出るのに体幹がしっかりしてるから絶対ブレない新城。
警視正と派出所上がり新人っていう組み合わせも良かったし、普段「ブチ(ハイエナの化人なので)」って呼んでるのに肝心なところで「新城」って呼んでくれるのは当然信頼の証じゃん。こういう関係性の発展を最小手数で描写してるところが話の進め方的に上手いな、って思うし、そういう関係性を本編中で築けたからこそアフトの話題にも出てたような『さらに新人が現れて三角関係になったり』『バディ解消の危機があったり』みたいな想像が捗るし、テルちいと同様これから先の未来がめちゃくちゃ見たくなる。

一方で過去の話がめちゃくちゃ見たいのが一鉄と仁様ですよね。警察とヤクザの若頭が幼馴染で、仁様がジャーマンシェパードの化人であることから情報提供者の立ち位置になることを『警察犬』って呼んでるの、普通に考えたら煽りだからね????それが軽口で許されてるのが幼馴染という関係性ですよ。
事件後の病院のシーンで「若頭モード戻れなくなりそうだわ」って言ってたけど、一鉄には表情の変化が分かっても観客にはなかなか仁様モードの印象抜けなくて、思いっきり一鉄と馬鹿やってるところが見たい!!!!あのスポット当たってないベンチで麻里ちゃん巻き込んでわちゃわちゃしてたのだけじゃ足りないです!!!!!


シンジと透留・テルとちい・新井姉弟は3組とも化人という特殊性を抱えた上での関係性が描かれてたけど、藤堂と新城・一鉄と仁様は全員化人でありながらもヒトだったとしても通用する関係性が描かれてて。前者の3組が抱える化人としてのマイナス特性だってヒトとして抱えるような悩みに近く(だからこそ化人はヒトにその存在がバレずに精神疾患とかに誤認されてるんだけど)、分かりやすく共感を得られるような構成になってたけど、『化人かどうかは関係ない』っていうのもしっかりアクセントになってて群像劇としてメリハリがあった。あと私は刑事とヤクザとかそういうキャラ付けが好き。




【アフトめもとか日替わりあれこれ】

<7日マチネ>
体格のいい日向野くんがよく食べる、という話から「マチソワ間はお弁当1つじゃ足りない」って言ってたの凄い分かりみがあったんだけど、「分かる!!!2つか3つ欲しいよね!!!」って同意する太陽に(その体どういう燃費して…?)と慄いたし、そんなに食べるの!?って驚いてる輝山くんを2人で立ち上がって挟み込みながら「ほら、身長高いから」って煽る日向野くん(輝山くんとラジオやってるらしい)めっちゃ面白かった。「立つな!!挟むな!!!」って嫌がられてましたね。あと太陽が単体でスカイツリーって呼ばれてたのもめちゃくちゃ面白かったんだけど、2人まとめてなんて呼ばれてたか思い出せないので、記憶ある方いればマシュマロで教えてください。
「(お弁当で)今半とか叙々苑出ると3つとか4つ欲しいし、『誰か残さないかな~』ってきょろきょろして見ちゃう」って言い方に育った環境因子を感じてしまった。


<10日ソワレ>
透留との連絡先交換後にハヤテがお姉さんと話してるのを遠巻きに見てるところ、『メッセージ送りな』みたいなやりとりをしてる途中でシンジにペンダントトップをくいっと引っ張られて『これはダメ』って手で握り込んで隠してたカオルをすごい顔して見ていた私。
優のツッコミが冴えてたの好きだったな。「Squadって暴走族とは違うの?」→「いや、リベンジしないから」と、佐喜人のアイアイ()に「不安定か。フリーWifiくらい不安定か」があまりにも上手くてよかったです。

今日ちょいちょい皆セリフ詰まるな~と思ってたけど、一鉄が登場シーンでチャック開いてて持ってるバインダーで上手いこと隠してた(舞台センターからひょっこり顔だけ出して「言うなよ!!!!!!」と叫んでいく反橋くん)とか、倉庫で苦しむシーンで仁様が倒れる位置を決めてお芝居していないので、今日は倒れたときに麻里ちゃんの顔に手が当たったとかトラブルエピソード多めに出てきてた。ちなみに後者は別日も階段側に倒れすぎて、倉庫突入して膝ついてシンジを抱き起こすカオルのスペースを侵食したり、藤堂の動線の邪魔したりしてたらしいw倒れる場所決めときなよ!って怒られてたw


<11日ソワレ>
今日千穐楽だからって皆自由っていうか好き勝手しすぎじゃない!?wwwww
シンジと透留が連絡先交換してるくだりでずーーーーーーーーーっと佐喜人が空手の突き?披露してる→ハヤテに首根っこ掴みあげられる→カオルに諭されてもう1回実演する、みたいなこと繰り返してたんだけど、客席にリピーター多すぎてそっち見て笑ってる声の大きさで全然本筋の2人に集中できなかったんだが!?
事件後の病院でのシーンも麻里ちゃんに足踏まれてから照明当たってない状態で幅とって仁様がベンチ座る→反対側に一鉄座って詰めた麻里ちゃんが仁様落とす→一鉄の隣に仁様座って詰めた一鉄が麻里ちゃん落とす→仁様の隣に麻里ちゃん座って一鉄落とす、のループやっててずーーーーっとくすくす笑われてんのよ客席にwwww

今回私があまりにもZoo-Z面白かった!!!!と言ってるのに対して「あの演出家なのに!?」「あの脚本家なのに!?」「あのムービックなのに!?」って話をすべて別の人から言われたんですけどw
そもそも同じ公演期間中にムービック制作舞台4本もかぶってたとか、脚本上がってくるのがめちゃくちゃ遅くて稽古期間短かったとかいう話を聞いて、アドリブと本筋のバランスみたいなことを指摘する段階まで行かなかったんだろうなーって後追いで納得しちゃった。
ここまでブログ書くくらい面白い!!!って気持ちが動かされて、事前知識とかもいらない手軽さがあって、プロジェクションの映像にも楽曲にもちゃんとお金がかかってる舞台珍しいのでwその辺ちゃんとしてもらいたいね。事後通販ランブロとかもしっかり買ったので、余裕のある運営をよろしくお願いします。





【資金力があるのでBlu-rayが出ます】

次回作の公演決まったら爆速でおすすめしまくるんですけど、まずは一定の売上が立って舞台次回作が決まらないことには私のこの気概は無駄になってしまうので宣伝ですw

『Zoo-Z the STAGE -コンクリート・ジャングル-』


様々な動物を元にしたキャラクター達のドラマ、歌で世界を広げる命の謳歌メディアミックスプロジェクト「Zoo-Z(ズーズ)」。その先駆けとなる舞台「Zoo-Z the STAGE -コンクリート・ジャングル-」の模様を収めたBlu-rayディスクが発売決定!


【収録内容】
・「Zoo-Z the STAGE -コンクリート・ジャングル-」本編
スペシャルDISC(メイキング&特典映像)
スペシャルブックレット


発売日:2022年1月28日(金)
価格:10,780円(税込)

アニメイトとか
www.animate-onlineshop.jp
ムービックとか
www.movic.jp

あとHMV辺りからも予約受け付けてるよ~って通知見かけたので任意のところでどうぞ。Amazonは多少安くなってるんじゃないかな。
通路席に2台、後方に5台?くらいカメラ入ってたのでクオリティはなかなか期待できるんじゃないかな?バクステもがっつりカメラ入ってたみたいなので、セットとして出てきた病院ベッドに座って足ぶらぶらさせてたキャストとか映ってるんじゃないかと期待してます。





【使用楽曲とシーンまとめ】

劇中楽曲の一覧出てるんだけど、色んなところで聞けたり買えたりするので個人用まとめ。
ニトキラとかScared Rider Xechsでお世話になってるクリエイター陣がいっぱいいて、この辺も作品が気に入った理由の一つなので各曲の収録情報調べたんだけど、会場限定とか廃盤とかあるのでまとめてサントラ配信してくれないかな!!!!!!!!!!!


オープニング
♪夢の犠牲者/ワタナベカズヒロ
www.youtube.com


エンディング・カーテンコール
♪Alive!/ワタナベカズヒロ
www.youtube.com


♪裸のHeRo/ワタナベカズヒロ
アルバム「LifeSign」収録
amnicola.net


♪錯覚/江幡育子(ex.STR)
アルバム「やる気なし」収録
amnicola.net


♪音楽 (NO MUSIC, NO LIFE)/RYOJIROCK
アルバム「MIDNIGHT RAINBOW」収録
wonderworks.saleshop.jp


♪DNA -生きる/RYOJIROCK
アルバム「シンガーソングファイター」収録
open.spotify.com


♪LOVE&HATE/WONDER DRIVE
マキシシングル「WORKING MEN」収録
wonderworks.saleshop.jp


♪UNTITLED/WONDER DRIVE
アルバム「UNTITLED LIFE」収録


シンジの母回想~ちいと新城の初対面
♪Little red riding hood/その園
アルバム「wordless colour」収録
amnicola.net


藤堂と婚約者の過去回想
♪迎花散花/その園
アルバム「wordless colour」収録
amnicola.net


♪生きる喜び/くるま英子
アルバム「Treasure」収録
tower.jp


♪信じていれば/くるま英子
アルバム「Treasure」収録
tower.jp





ズズステ2が実現した暁にはこういう話が見たいぞ!という話を人としたいがためにブログを書いてる節さえある。
marshmallow-qa.com