愛より重くて恋より軽い

未来の私が読んで楽しいやつ

ぼちぼち長いことおたくやってるけど初めて女の子推してます(元乃木坂46 能條愛未ちゃん)

乃木坂46の女優さんって最近増えてるけど、能條愛未ちゃんって誰?っていう人向けになったらいいなぁと思う私が能條さんに出会ってから今日までの話をしまくりたいだけの記事。
映像作品メインではなく、グランドミュージカルメインでもないという、乃木坂OGの誰とも同じじゃない路線を進んでる能條さんですが、2021年は事務所移籍期間あったのに舞台6作出てました。
歴代の推し(若手俳優)でもここまでずーっと現場続きな経験なかったのでとにかく目が回った。すっごい売れてる若手俳優を推してるおたくすごいな??
そんな能條さんのお話、乃木坂在籍時も大半舞台作品の話でちょこっと握手会の思い出なんかも入ったりします。


2022年6月30日に1st写真集『カーテンコール』の発売が決定しました~~~~!!!!
専用のTwitter・インスタアカウントができたのも嬉しいんだけど、タイトルの理由に私の大好きな能條さんがとってもとってもつまってるので、ぜひ見てほしい!!!!!

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事務所移籍してから本人のTwitterも始めた能條さんですが、お仕事情報的にはインスタが一番見やすいかなぁと思ったりしています。
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少女革命ウテナ~白き薔薇のつぼみ~』/「魂の形がウテナ

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2018年3月。能條さんとの出会いの作品であり、私の人生においてとっても大切な作品の舞台化。

原作のめちゃくちゃ重いオタクだから初日の第一印象をはっきり覚えてるんですよ。「魂の形がウテナだ」って思ったの。あれから未だにうまくアウトプットできてないんですけど、2.5作品でよく見る「声がそっくり」とかじゃなく、キャラクターを表現するために持ち合わせている性質に川上さんの演じるウテナと同じものを感じて、イクニことアニメ監督の幾原さんが選んだのかな?って直感的に思うくらいウテナだった。ウテナだったんだよぉ……

高潔で真っ直ぐで凛としていて、かと思ったらお調子者でカッコ悪くて、思い込みが激しくて。良いところも悪いところもひっくるめて天上ウテナという人を愛おしく想うからこそ、それをお芝居で全部出してきてくれたことがあまりにも嬉しくて、開幕一発目のナンバーで泣き始めたオタクがおれだ。ちなみに2回目の観劇はもっと泣いてて、初見の友達が隣でドン引きしてました。事前に「めちゃくちゃ泣くから」って言ったよ私は!!!!!!*1

能條さん本人が2019年末に「当時はいい評価をいただいていたけど、いま映像で見返すと全然ダメで。『アイドルにしては上手』ということだったんだなと気付きました」*2と語っていて、その向上心が好き~~~~~~~~~~~~~~となった作品。確かに今の方が歌もお芝居も殺陣も断然上手いんですけど、あの日あの瞬間にシブゲキで出会った衝撃を私は一生忘れない。

実はウテナの前に乃木坂版の「墓場、女子高生」で一度能條さんを見てたんです。伊藤万理華ちゃんの印象がすごく強かったのと、Gロッソ後方席なのにオペラ持っていくの忘れたので全然覚えてなくて、後から出演作調べて気付いたんですけど。墓女が普通にお芝居として見られたので、乃木坂46という看板に対してそんなに悪い印象を持ってなかったというのもあって、本当に縁って不思議だなぁと思う。

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はじめての握手会/「顔が可愛いめっちゃ可愛い無理全然予定通り話せん」

2018年6月。エンタメオタク、人生で初の握手会。

AKBの子をゆるーく推してた時期が少しだけあったので、コンサート行ってCD複数買いして総選挙投票して、っていうのは経験あったんだけど、握手会は行ったことがなかったです。アイドルの子に実際に会ってなにか伝える、ってことが全然想像できなかったから。ところがこれも不思議なご縁で、まったく別作品で仲良くなった友達がもともと乃木坂に推しがいて「そんなにウテナ良かったなら、絶対握手会で感想伝えてあげた方がいいですよ!」と熱弁されたのでした。

舞台の感想なら伝え慣れてるし、身近になんでも気軽に聞ける経験者がいるなら安心だし、ちょっと行ってみようかなって参加したのが6月。前日にセラミュ初日も観てたし、他のメンバーに比べて女の子多いですよ~って聞いてたので割と気楽に行った。はずだった。んだけど!wwwwww

間近で見る私服素顔の能條さん、とにかく顔がめちゃくちゃ可愛いし細いし白いし最高に可愛かった。しかもそのビジュアルで、ふにゃふにゃ~って笑う。今ならよく分かるんだけど、基本的に板の上にいる時はしっかり気を張ってるだけで、普段は糸が切れてふにゃふにゃしてるのがデフォルトの能條さん。芯がしっかりしてる人だけど、分かりやすく人見知りして、分かりやすく心開くタイプ笑

大した話は全然しなかったけど、ウテナの時より痩せたねって話したこととサービス精神旺盛なこと、あととにかく顔が可愛いってことだけ覚えてる。可愛いんだよ……めちゃくちゃ可愛い………



はじめてのお手紙/「もう一度出会いたいから、諦めないで」

2018年6月。なぜかウテナ期間に書かなかった手紙をセラミュで書いていく。

ファンになった時期を言うと「え!?あの時に!?」って言われまくる。まぁ色々ありますよね。私の感想は「能條さんは仕事を全うしてくれていたので特にコメントなし」です。実際に今でも気にする人はいると思うけど、正直ウテナの話がタブー化するのだけは絶対嫌だって気持ちの方が強かった。だって本当にすごくいい作品だったから。重い作品オタクは手紙に難しいのかもしれないけど、能條さんのウテナにもう一度出会いたいから、諦めないでほしいって書きました。
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これの書き出しが敢えて映画からのセリフ引用だったのは、そういう気持ち。



『ラヴ戦争』/「度胸と嗅覚だけで乃木坂のバラエティ班やってんの!?」

2018年7月。ホリケン演劇の会、「演者たちが堀内の頭の中にある物語を芝居で忠実に表現する」という但し書きだけでヤバさが伝わってくるやつ。

握手会行くにあたり能條さんの人となりを知ろうとして検索すると、高確率で引っかかるのが乃木坂の番組でバラエティ班として笑いとってる姿。能條さんのお芝居が好きだなぁと思ってたからぶっちゃけふーん、って感じで見てたので、一発ギャグやったりモノマネする能條さんを観たのはこれがほぼ初めて。

能條さん自体がめちゃくちゃ面白い人というわけじゃないんだなって思ったのがすごく印象的で、アドリブパートでネタ振られた時の瞬発力とか間の取り方、度胸を見て「この人、もしかして笑いのセンスじゃない力でバラエティ班やってる!?!?」ってびっくりした。AKBは頭の回転が速くて笑いのセンスがある子がバラエティ班やってる印象だったから余計に。お芝居のセンスをそのままバラエティ班業に流用するとか、そんな、器用なことできるタイプに見えなかったんだけどぉ…?(カテコでお母さまにふにゃふにゃ笑顔でお手振りするの見つつ)この人もしかして、あまりにも底知れないのでは………と思った時期。

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乃木坂46版ミュージカル美少女戦士セーラームーン』/「能條さんを推します」

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2018年9月。忘れもしない台風直撃の千穐楽公演。

2チーム体制に加えて6月に銀劇、9月に赤坂ACTという変則スケジュールで行われた乃木セラミュ。台風による計画運休が決まってて、終演後どうやって帰るかを考えつつ臨んだ千穐楽ようやく私は能條さんを推すことを決めたのです。ここまでの握手会とか舞台は全部「観に行った舞台でちょっと気になる役者見つけたから、いくつか現場行ってみよう」くらいの気持ちだったんだよ。ほんとだよ。皆も気になる俳優のツイッターフォローしたり、次の作品観に行ったりするでしょ!w

能條さんが女優志望ということは早い段階で知ってたけど、しょーーーーーーーじき良くも悪くも未知数というか大体のことが平均ちょい上でできるかわりに、役者として独り立ちするには完全に決定打に欠けると思ってた。ウテナは作品そのものへの思い入れが強かったし、私も本人が言ってた通り『アイドルにしては』という枕詞をつけて見てたんだと思う。だからこの千穐楽公演、ジュピターに変身して歌うソロパートで「ああ、この人はミュージカルの人になるんだ」って思ったことがウテナ初日並に衝撃的だった。

誤解を恐れずに言えば、歌が上手いだけじゃ話にならないと思ってた。これは今も思ってる。たとえばセラミュで同じチームだった樋口さんだって外仕事で舞台出てるし、歌も上手い。乃木坂の中だけに限っても同じくらいのポテンシャルがあって、同じような進路目指してる子がいる中で、能條さんにしかないものって何だろうなって思ってた。
でもあの日、能條さんは突然変異を見せてくれた。 公演中に座組の中で影響を受けたとか、劇場が変わって感覚が変わったとか、そういう筋道が立てられるようなものじゃなく、千穐楽でいきなり化けた。成長とか覚醒とかいう生易しいものではなく、突然変異。なにこれ。

本人に握手会で聞いても「うん、ちょっと変えてみた」くらいの反応しか返ってこなくて、でもそれって心境の変化を語るのは気恥ずかしい、とか謙遜のニュアンスでもなくて、この人は理屈が通用しない世界に生きてるんだなって思った。幕間に慌ててレターセットに感想書いたけど、今でもあの時の衝撃について話そうと思うとすごく前のめりになっちゃう。それくらいの衝撃で、私は能條愛未ちゃんを推すに至ったのです。

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乃木坂卒業と最期の握手会/「2日後に翌月の舞台出演発表があることを、我々はまだ知らない」

2018年12月。推すって決めた半月後に卒業発表、2ヶ月後の握手会をもって卒業。

私、結局一度も生でアイドルやってる能條さんを見たことないんです。握手会行ったり生誕祭にお花出したりはしたけど、コンサートは過去の映像見せてもらったり色んなエピソード聞いただけで、実際に見たことない。この辺が「能條さん」って呼んでる理由なんですけど、かといって全然後悔もしてない。そこにしかない良さとか輝きがあったんだろうな、って思うけど、舞台に立ってる時しか見られない能條さんの良さや輝きも同じようにあって、私はそこが好きになったからいいかなって。友達と一緒に全国回ってた世界があったかもしれない、って思うとそこはちょっとだけ惜しいことしたなって思う笑

でも卒業発表について触れた時に本人に言われたことや、最後の握手会レーンで泣いてる人たちを見てたら、私は私にできるやり方で『これからの能條さん』を応援していこうって思った。アイドルとして舞台仕事することと、女優として舞台仕事することは全然違うから。アイドルの能條さんを推してた人が、同じように女優の能條さんを推すのは全然当たり前じゃない。だからこそ私はアイドルの能條さんを惜しむことはできないけど、女優の能條さんに期待することはできる。

大丈夫だよ。これから先どんな劇場にだって立てるし、どんな作品にだって出られるよ。
それだけの期待をしていい人だ、っていう確信が自分の中にあったから言えたことだなって今でも思う。さすがに翌月会えるとは思ってなかったけど!w



『GIRLS REVUE』/「わたくしごとですが、推しの宝石になりました」

2019年1月。女優としての初仕事。

とはいえメイン出演者は乃木坂でも仲のいい子たちばかりで、卒業公演的な側面も?って話にはなってたけど私は、アイドルを卒業した子に「アイドルはやめられない」って歌わせる演出のセンスを信じたくなくて、これは卒業前から決まってた仕事だったな、と思うことにしましたw

往年の歌謡曲を織り交ぜたレビュー形式だったので、色んな役どころが見られたことで能條さんのポテンシャルが垣間見えたのが印象的だった。というかよくよく考えたら、みっちり稽古期間を設けて役作りに挑むような経験がほぼない状態でも、持ち前の嗅覚で突然変異を起こすような人なので、歌もお芝居も正解を学ぶ機会があればすごい速さでステップアップしていくんだろうなって思った。
そういう意味でも、これまで経験したことのない構成をレビューショー経験の豊富な悠未ひろさんと、しかも男役までご一緒させていただけたことはすごく貴重だったなぁって感じる。

ところで、劇中に観客を宝石に見立ててランダムに話しかけるシーンがあって、間近でお芝居観られるな~と呑気に思ってたら声かけられてびっくりした話はそろそろ時効なので言います( ◜◡◝ )心臓止まるから、伝兵衛シートみたいに固定位置にしといてくれ!w

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『ミュージカル HARUTO』/「帝劇で共演してくれ」

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2019年3月。ミュージカル!初ヒロイン!情報局当落後の出演発表!

リセは能條さん初のヒロインらしいヒロイン役でした。前作の恋ヴァで同じ乃木坂の樋口さんがヒロイン役やってたことから、乃木坂で声がかかって他メンバーのスケジュールとか加味した結果、白羽の矢が立ったのかな?という想像。前述した通り乃木坂の中ではバラエティ班だったので、なかなか回ってこない役どころだったんだろうなと思う。

とはいえ、芸能界での指針がアニーのオーディションを受けたことから始まっている以上、ミュージカル作品のヒロインは絶対経験しておくべきもので、しかもそれが能條さんの夢である帝劇の舞台に既に立ったことのある京本大我くん主演!!!!!たとえ前作の評価がどんなにヤバくても期待してしまう!!!!!www

グループでのイメージやキャラで愛されているからこそ、アイドルの延長でお芝居をするような中途半端さなんて微塵もないことを認めてほしい、ちゃんとその仕事ぶりを評価してほしい、って欲求が私にはずーっとあって。これはなにも能條さんに限らず、舞台班やってるアイドル/元アイドルの推しを持つと少なかれ通る道なのかなと思う。広くファン以外の人にも観てもらえる機会って、とにかく喉から手が出るほど欲しい。
そういう観点においても大我くんの素質と実力は本物な上に、極めて近しいロールモデルにもなり得ていて、能條さんが帝劇に立つ女優になった暁には肩を並べて共演してほしいと思える存在でした。京本担が能條さんを絶賛してくれてハッピーな毎日だったけど、当の本人たちはお互い人見知りしまくって稽古場で危機感さえ覚えたという想像以上にプロ根性で成立してた現場。

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『吼える』/「オタクの大好物:推しが死ぬ役」

2019年5月。詳細は省くが長台詞は悪。

難病を患っていて耳が聞こえない真心(まこ)という役で、手話や吃音での台詞がメイン。命や生き方をテーマにした物語で、個人的には死生観が合わなかったなぁという作品。見出しの通り死んでしまう役だったんですけど、ここで印象的だったのがあんなに嗅覚とか感性で役と向き合う能條さんは、いかにもそれっぽい雰囲気で観客を泣かせに来ないんだなという点。

身も蓋もないことを言うと、私は「人が死んで悲しいのは当たり前」と思うタイプなので、死んじゃう!死んじゃった!つらい!で観客を泣かせるのってそこまで難しくないと思うんですよ。でも真心は自傷行為を繰り返してる片鱗を感じさせないほどいつでも笑っていて、かと思えばほんの一瞬の仕草や表情にだけ薄ら暗いものを滲ませる。大人数が行き交う舞台上で、そういう見逃してしまいそうなほど小さな違和感を散りばめて、最後にその伏線をしっかり回収していく。
真心にとって死ぬことは悲観的な選択ではない、という主題とは真逆の捉え方さえ感じさせてくれるところが面白くて、つくづく能條さんは役を憑依させるタイプじゃなく役と向かい合って対話し続けるタイプだなぁと思いました。



『さよなら、people』/「大楽から2週間足らずで初日」

2019年5月。コントユニット「大人のカフェ」第12回公演のゲスト。

吼える大楽が5/12、こちらの初日が5/25。2日間4公演とはいえ予想以上にがっつり出番も台詞もあって、能條さんがバラエティ班として活用してきた嗅覚フル稼動。未だにプロフィールの特技欄が「セリフ覚え」なのはダテじゃない。一見バラバラなシチュエーションのショートコントが最終的に一本に繋がる、という構成でボケもツッコミもなんでもやる。

この辺りから徐々に能條さんの嗅覚×お芝居の可能性が広がり始めたなって思います。乃木坂で経験してきたことから伺える度胸と潔さを思えば求められればまだまだ出来るんだけど、制作サイドから見ると元乃木坂の子が!?っていうギャップが生じやすいんだろうなと。そのラインがまた絶妙で、バラエティ班的なところまで振り切れすぎないコメディの上手い女優という路線にちょうどいい。長期的な目で観たときにあまりにも仕事に恵まれている推し、目頭が熱くなる。



少女革命ウテナ~深く綻ぶ黒薔薇の~』/「いつかまた、絶対に会おうね」

2019年7月。重いオタク、見事フラグを回収する。

もう一度出会いたい、と願いを込めたウテナに会えたんです。しかも過去一度も舞台化されたことのない黒薔薇編!世界を革命する力はあったんだよ………

お芝居も歌も殺陣も、全部が全部成長した能條さんのウテナを観るのがとにかく毎日幸せで、この奇跡に感謝してもしきれなくて、ダイマめっちゃした。私が100人に分身できたら100席埋められるけど現実問題それは出来ないし、なによりもとにかくたくさんの人に私の好きな作品を、好きな人を見てほしくて仕方なかった。
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私の私による私のためのダイマです。

年末のインスタライブで本人も振り返ってたけど、映像だと殺陣の速さってなかなか伝わらなくて。でも千穐楽公演の最後の決闘は、演出の助けを必要とせず一人で戦い抜くことができる能條さんを予感させてくれるほど、速度が段違いだった。
大好きが溢れすぎて止まらなくて、結局重いオタクは千穐楽の手紙にいつかまた、絶対に会おうねって書きました。3作目があれば、多分それでウテナ完結までいくはずなんです。絶対会う。なにがなんでも会う。

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『上にいきたくないデパート』/「この嗅覚で、どこまでいける?」

2019年8月。メンヘラ、というより妄想癖強めのヘビメタバンド追っかけ美容部員の成島ちゃんバンギャあるある。

とにかく個性派揃いのキャストに半分くらい当て書きされてた印象の脚本で、キャラ盛られてる感のある成島ちゃんが霞むレベル。これまでになかった同タイプの役者が揃った場合どうするのかという課題を新たに感じた作品で、同じ元アイドルということもあって矢島舞美ちゃんと一緒に語られてる印象が強かったけど、多分カテゴリー的に同じだったのは和合真一くんです。個性×芝居力という点で抜きん出てるわごちゃん、同じ美容部員役だったことを差し引いても存在感の出し方が絶妙すぎる。

若手俳優なら割とよくある話のカテゴリー被りが起こりにくいのは、この世代の女優さんとして能條さんが恵まれてることなんだと思う。若手俳優ほどよくある話レベルで仕事の枠が広くない、という点は女優さんに共通した悩みでもあるけど。この課題、いくつか方法はあるけどまだ解決できてないと個人的には思っていて、今後どこかで打開策を見つけた瞬間の能條さんが見られたらいいなぁ。夢は広がる一方。

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『FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜』/「同じくらいの年代の女優さんが自社に沢山いる事務所主催のミュージカル!!!!」

2019年9月。アミューズとe+主催の世界初演ミュージカルに出演。

能條さんは卒業後も乃木坂LLCという乃木坂の現メンバー+OGの一部が在籍している事務所所属で、東宝系作品にも参加したことがなくて、でもプリンシパルキャストって、これはもう絶対オーディションで勝ち取ってきたな……………………とクレジット位置見ながら思う次第。しかも同年代の女優さんめっちゃいるアミューズですよ。真相は知らないけど、ミュージカル系のオーディション受けててそこで目に留めてもらったのは間違いない。はず。

フローリアは引っ込み思案だけど静かに意志の強さを見せる感じが真心と似たタイプで、ありとあらゆる経験を糧にしてることが分かったし、なにより能條さんのハスキーな中低音はこの規模感のカンパニーでもしっかり存在感があった。ステップアップしていく様が見られるのは楽しい。

能條さんの歌が好きで、推すと決めたあの日に「ミュージカルの人になるんだなぁ」と思いつつも、本人の夢である帝劇は決して終の住処ではない(©メタルマクベスという気持ちは卒業後も増す一方で。可能性がめちゃくちゃある人なんだもん、それだけじゃもったいないよ、って思っちゃう。だからこそ2.5やストレートプレイ、コント作品もやった後でミュージカルをしっかり押さえてきた能條さんには勝てないな〜〜〜〜って思った。どの作品も学べることは尽きないし、あと単純に追ってる側も全然飽きない。勝てないなぁ。

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KERA CROSS『グッド・バイ』/「女優としてはまだ1才」

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2020年1月。なんとしても参加したいと思ってオーディションで勝ち取った青木保子役。

作品自体がほんとに面白くて、たとえ能條さんが出てなくても観てよかったと思える作品で、そういう作品への出演を能條さんが希望していたこと自体が大袈裟に言えば救いだった。青木保子役、初演は町田マリーさんだったんです。目指してる方向性が大正解すぎる。

努力とか野心とかを見せたがらない白鳥タイプの能條さんなので、なかなか今後の展望とか知れる機会が少なくて。それもあってなおさら私は好き勝手に夢とか課題とか散々考えて遊んでるんですけどね。だから、こういう方角を目指してるよ、って教えてもらえるだけでも十分だったのに、勝手に思い描いてたものとの答え合わせまでしてもらえて、私は恵まれてるなぁと現在進行形で感じてます。

女優としてはようやく1才になった能條さんの世界が、また一つ広がっていく予感に溢れまくっていた作品で、かつ間違いなく今後の女優人生のターニングポイントになる作品。でもそういうことを差し引いて、絶対ハッピーエンド主義者じゃない私でさえハッピー最高!で帰れる作品なので心からオススメしたい。CS衛星劇場とかで放送してます。

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『ひりひりとひとり』/「はじめての公演中止」

2020年6月。告知から1ヶ月経たないうちにコロナ禍で中止になってしまった幻の作品。

告知が4/22、中止発表が5/20でオフィシャル先行の当落がすべて「落選」で届きます、と予告されていてもだいぶ心折れた経験…wお芝居大好きな鈴木勝吾くんとの共演ということでめちゃくちゃテンション上がって全公演ぶち込んでたのになぁ。
能條さんのインスタを見ている限りではリモートで顔合わせ・読み合わせ・稽古をやっていたようで、本当にギリギリまで上演できるよう動いてくれている人達がいたんだなぁと思うと涙が出る。

ひとりの俳優をめぐる物語。
ひとは向き合う、自分に、他人に、世界に。
ひとは向き合う、過去に、未来に、今に。
たくさんのひとりが、ひりひりと今日を重ねていく。世界はまだ見ぬ明日へ。

工藤春男は、父の家庭内暴力、それを苦に家出する母といった、
愛情に恵まれない家庭に育った。
思春期には、烈しい統合失調の症状とともに暮らしていたが、
家を出て演劇の世界に飛び込んだ頃から、心は落ち着きを見せ、持ち前の表現力や独創性が評価されはじめていた。

いつものように稽古をして、いつものように仲間と時を過ごしていた春男のもとに、
実家で父が孤独死したという報せがはいる。
父という、自分の記憶からすでに消していた存在の死に、心乱れる春男。
思春期に自分で生み出した珍妙な別人格二人が現れ、克服したはずの吃音まで戻ってくる。
同じ劇団の女優であり、恋人でもある伊達夏子、親友の玉木賢は、
様変わりしてしまった春男を心配して、心を尽くす。

春男はやがて、二人とともに、生まれ育った街への旅に出る。
どこか遠いところで幻聴のように鳴り続ける音楽とともに。
それは三人それぞれが、自分と向き合う旅でもあった……。

六人の俳優と一人の音楽家がポップに絡み合い、
ひりひりとした物語を軽妙な笑いと、軽やかな身体、豊かな音楽とともに語っていく。

公式サイトにはあらすじの雰囲気からは想像できなかったニュアンスのビジュアルが中止発表のタイミングで解禁されてます。これすっごい好きで、いつか同じメンバーで上演してほしい作品。

https://www.s-ist-stage.com/www.s-ist-stage.com



『トムとディックとハリー』/「キューティーブロンドな奥さんに見えてくる」

2020年7月。先行販売→払い戻し→再販売の洗礼。

公演自体は3/28解禁でお友達と「これワンチャン能條さん来るのでは!?」ってきゃっきゃしてたら、4/13にほんとに追加キャストとして発表されて「私だけ2周遅れのエイプリルフールかまされてません???」ってなった作品。
人のいい長男(江田剛くん)の『魅力的で、明るく、はつらつとしている』*3妻リンダというポジションで三兄弟たちとどう絡むのかも楽しみだし、自粛期間中に配信やっていた柿喰う客見まくっていつか柿に出てくれ~~~~~~~という念を送りまくっていたので中屋敷さん演出なのがもう、いやほんとに、この人すごくない?私をワクワクさせる天才じゃん?
公演前なので初日観たら追記しようと思ってます。とにかく楽しみすぎて死んでしまう。

(追記)
宇宙Sixの3人が繰り出す三兄弟のテンポ感がとっても良くて、そのテンポを崩さないように、『家族』という枠の中で異分子に見えないように、というのを意識していたのかなと感じるリンダのキュートな鬼嫁感すっごい最高だった………
子どものおもちゃ部屋みたいなセットが表す通りのポップでコミカルでちょっぴりブラックな世界観の中でも、能條さんは海外戯曲であることを意識して表情の作り方やセリフ回しに特徴をつけていて、本人にめちゃくちゃ似合ってるグレージュのウィッグ(本気で地毛だと思ってた)がブロンドヘアーに見えてくる、という不思議な体験をさせてもらいました。
「でもベッドの上では私より素敵なんでしょう!?」と夫を非難した鬼嫁の顔が「赤ちゃん、ダメになって良かったわね」と自嘲気味に笑う一人の女性になる一連の変化があまりに綺麗で、世間的にはまだまだ厳しい状況だったけど劇場まで足を運んで、生で観る演劇に心を震わせられる体験を改めて愛おしく思いました。


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『今夜はオンライン飲み会デス2』/「配信演劇の面白さと難しさ」

2020年8月。能條さんにとっても、私にとっても初めての配信演劇。

Zoomを使い、他人のプライベートを覗き見るオンライン飲み会で繰り広げられる惨劇の行方を、視聴者投票でルート確定するという構成。能條さんはプライベートを覗き見られる側、彼氏とオンライン飲みをしつつ別れ話を切り出そうとしている『未来』ちゃん役でした。

稽古自体もリモートで行われていたことが容易に想像できるくらいカーテンコール代わりのミニアフトで人見知り発揮してた能條さんですが、音や映像の質にも差異が出る配信演劇で敢えて「自然体」を選択する度胸が凄い。広くて遠い後方や2階席へ届けるお芝居じゃなく、目の前のパソコンやスマホの向こうへ届けるためのお芝居。
配信演劇自体が新しい演劇形態なので、演劇の配信としてお芝居をするのももちろん一つの選択肢であり方法だと思うけど、プラットフォームに合わせてお芝居をチューニングするというのは映像仕事が転がりこんで来ないとなかなか経験できないことでもあるので、こういう機会を得られたことは貴重だったなぁと思う。

実は視聴者投票によって生きる・死ぬルートが存在する能條さんでしたが、元乃木坂で現Z-Girlsの親友まひろちゃんが「あみを助けてあげてー!」ってインスタやTwitterで声をあげてくれたら見事生き残った回を見られたことが最高に楽しい体験でしたw友情の勝利だー!

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『オレたち応援屋!! On Stage』/「えび座に……推しが…?」

2020年10月。えび座に出るぞ!

トムディハ大阪公演前に解禁され、ジャニオタの皆さまから「今年一番観てるのは能條さんかもしれない」と言わしめる共演率。
私もえび座初めてなのでどうなるか全然わからないぞ!これはまた観劇後に更新します!アルバム「CONTINUE?」発売おめでとうございます!

(追記)
五関様ありがとう課金で個ブロを買いました。
ショッピングモールのオープンで活気がなくなった商店街を盛り上げたい!と応援屋を訪ねてくる雨宮樹理亜ちゃんは、無自覚あざとい系ヒロインで応援屋の5人をころころと転がします。その中でも特にいい感じの雰囲気になるのが五関さん演じる白井さん。この2人の絡みがめちゃくちゃ可愛くて、紅茶のおかわり入れてくれる手が震えてる白井さんに合わせてコップを揺らしてあげたり、白井さん愛用のiPadを向けられてピースして写真撮ってもらったりしてたんですよ。してたのに!!!!!!なんで!!!!!!!(幼馴染の子と両片思いでくっつくオチだった)
ジャニーズ系舞台でヒロインやるのは初めてじゃない能條さんですが、応援屋は女性が森公美子さんと2人だけだったので人見知り大爆発させたりしないかな…と勝手にドキドキはらはらしていたおたくをよそに、五関さんが雑誌インタビューで「あざと系女子で来てください」とお願いした、というエピソードもあって、あの可愛いいちゃいちゃを一緒に作り上げてたんだなぁと思うと本当に五関さんには足を向けて眠れません。

応援屋はえび楽曲もたくさん使われていて、能條さんも踊るシーンが2曲ほどあったんだけど、あのメンツの中で踊ってる姿が完全にアイドルのダンスで図らずもめちゃくちゃに興奮してしまった。ジャニーズ曲踊ってる乃木坂の人だ……っていう気持ちで推しを観たのは初めてです。
あと、能條さんが演じる『可憐で大人しい子』って本当に儚げで透明感のある控えめなキャラクターになるんだけど、劇中劇のミュージカルになった瞬間の発声が″″″″ガチ″″″″で瞬発力〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(脳汁じゅわっ)となりました。えび座ありがとう。

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ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』/「来年の仕事ってこれかよ!!!」

2021年1~2月。今私は解禁直後の震える手でこれを更新している。

オンライン飲み会~のミニアフト告知コーナーで「来年のお仕事もあるので…」とぽろっと言っていたので、これは大きい仕事だな!!と思ってたらめちゃくちゃにデカい仕事でひっくり返った。
花組ポーも観に行ってたので、ああやっぱりみりおちゃんの退団後初舞台はポーなんだな~観たいな~追加キャストもOGで固めまくってるな~………推し!?!?!?!?ジェイン!?!?!?!?!?!?となった私の気持ち、お分かりいただけるだろうか。
何度見てもなぜこのメンツの中にいるのか首を傾げるばかりなんですが、舞台のセルフメイクが薄めの能條さんがお姉さんたちに舞台メイク学んでドレスに負けない美しいジェインになることをわくわくどきどきしています。チケットは勝ち取るもの。

(追記)
幕が上がったらジェインとマルグリットの2役だったし、わずか1分半ほどで早着替えして出てきた。(衣装・メイクさん5人がかり)
大阪→東京公演間で鬘がセットされ直してたりしてもなお「ジェイン(原作地味設定)にしては可愛すぎる」と言われまくってた能條さん。色白で透明度高い容姿が枷になる日が来るなんて……贅沢な話だ…笑

真面目な話すると、能條さんのジェインってジャンが側にいない時は常に不安や自信の無さを感じさせるけど、ジャンと一緒にいる時は愛されてると実感してるんだろうなって顔してたんですよね。そう思うとジャン・クリフォードの遊び人観って『愛されてると感じさせてくれる』ものなんだな、って。宝塚版のべーちゃんジェインは不安の比重が『愛されているのは自分だけじゃない』に置かれていて、だからこそジャンの愛情を自分だけに繋ぎ止められない無力感とかからくる自信のなさなんだろうな〜って印象を感じてました。
シーラとの対比も面白くて、実際の年齢差が作用してる部分もあるけど宝塚版のシーラとジェインは同年代の綺麗な女性だから余計に華やか⇔地味清楚の一本勝負だったのに対して、梅芸版のシーラとジェインはそもそものカテゴリが『綺麗』と『可愛い』なので、それ以外の要素で差がついてるという表現になってたと感じました。婚約パーティーでジェインのドレスを見て「地味ねぇ」って言ってる参列者がいて、それ絶対本人にも聞こえてるんだけど、それでも相談できる相手いないという状況だと声をかけてくれたシーラへの気持ちは梅芸版の方がより憧れと嫉妬と劣等感で綯交ぜだろうなって思ったり。

細かいお芝居の話はまだまだあるので改めてまとめようと思うんだけど、宝塚OGだけで固めればそれは宝塚版と変わりない世界観になってたはずで、だからこそ梅芸版にしかない解釈とか関係性の描き方の一助を能條さんが担っていたのがすごく嬉しかった。DVD出たらまた改めて比較して見たいな~

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ワイルドプラネットに移籍/「移籍!!!!!!!!!!宣材!!!!!!!!!生殺し!!!!!!!!!!!!!!!」

2021年4月1日。卒業してから自発的にオーディション受けて走り続けてきた能條さんが役者辞めるわけなくない??????????

もうなんでそのタイミングで見たのか覚えてないんだけど、4/1に日付が変わった瞬間に乃木坂合同会社のHPから個人ページが消えて「移籍だ!!!!!!!!!!!!」となり、そこから丸1日移籍先の事務所と情報解禁探し続けて一睡もできなかった。お仕事忙しすぎて美容院は基本的にカットとカラーは一緒にやってもらってる能條さんが、わざわざカラー入れ直しに行ってた時点でなにかの撮影あったの明白じゃない???と思ってたので、「宣材か!!!!!!!!!!!!!」と紐づいたのもあってほんとにアドレナリン出すぎてまったく眠くなかった。17日に解禁されるまでアカウント名「生殺し中」で年度初めの仕事しながらGoogle先生ツイッター叩きまくる日々よ、さようなら。
本人のコメント通り、この移籍という大事なタイミングで出た報道がとにかく検索の邪魔で(20年9月に打診からの移籍→報道の順番なんだけど、自分に都合のいいようにしか物事が見れないおたくという生き物は前後関係を誤認している)、喧しいまとめサイトアカウントを片っ端からスパブロミュートする生活は大変でしたが、おかげで私のツイッター検索結果精度は爆上げになったのでオールオッケー。


日刊スポーツ(起きて即コンビニ走った)のインタビューで大事な言葉をいっぱいもらえてこの芯の強い女優を大好きな気持ちが止まらないんですけど、オーディションのこと話してくれたこれを額に入れて飾りたいし、能條さんが舞台仕事しまくってるのを存じ上げないおたくの横っ面を引っぱたいていきたい。
(しかも次の仕事がすでに決まってることも明記されてるところがさらに良い)

>アイドルという肩書があったからいただけていたお仕事もやっぱりあったと思うし、アイドルを辞めたらまずは皆さんと対等に戦えるレベルにならないと、と思っていちからオーディションを受けました
www.nikkansports.com



『新・熱海殺人事件』/「いつだって最新作が一番サイコー!かもしれないけど、これまでの出演作でぶっちぎりトップ」

2021年6月。まさかまさかの紀伊國屋に能條さんがやってきた。

事務所移籍のお知らせが出て2日後に早速仕事の情報解禁!!!この女優、新事務所でもめちゃくちゃ働く!!!という感情よりも先に、紀伊國屋で熱海!?!?!?という衝撃の目覚めを果たした4/19(4時解禁で先に起きてた友人からline来て起きた)
紀伊國屋ホールにおけるつか作品やRUP作品って何年か見ていて、2020年にモンテカルロイリュージョンを見た際には「能條さんが熱海やるとしたら水野じゃなく女伝兵衛なんだよなぁ。でも多分出ない」と言ってた私なんですが、それは何故かって岡村おじさん演出時のキャスティング傾向からは外れてる、と思ってたからなんですよね。
なので蓋開けたら岡村おじさん演出じゃなかったので大納得。いやキャスティング自体は関わってるかもしれないけど、最終決定というかいつもの傾向では選ばれてないだろうなと思う。もちろん経緯は定かではないけど、これまでの観劇歴から「総司じゃないしあずみじゃないから、出れるとしたら熱海か売春かな〜〜〜〜〜〜〜」って思ってたので、RUPくんと歴史的和解を遂げたと勝手に思っています。
自分の観劇範囲が広いと思ったことはないからそんなに驚くことじゃないかもしれないんだけど、能條さんの出る舞台作品に対してなにかしら予備知識がある状態で解禁されることが多すぎて、馬鹿の一つ覚えみたいに「テンション爆上げ!!!!!!!!嬉しい!!!!!!!!!」ってなっちゃう犬の私。

情報解禁と現場の連続すぎて個別記事追いついてないんだけど、能條さんはたぶん水野の方が上手いタイプだと思うって始まる前から言ってて。というのも、私は能條さんのことを相手の出方を受けて都度調整をかけて返すバランサータイプだと思っているので、部長・熊田・大山という三者と絡む水野の方が能條さんの得意な部分が全面に出ると予想してた。事前インタビューとかでたびたび出てくる「能條水野はセクシー、向井地水野はロリ」という色付けに若干不安を覚えつつ、幕が開いたらむしろアイ子で化けてきたことが意外だったし、結果として初めて熱海の浜辺シーンで泣いちゃったんだよな………私は別に熱海殺人事件という『物語』を面白いと思ったことはなくて、これは『戯曲』として役者が体に叩き込んでいるのを見るエンタメである、という私見がずっとあるので、これは結構個人的に大きかった。

そもそも、能條さんがバランサータイプだと思っていたからこそ舞台上のバランスとか考える余裕もない姿を見たくて熱海(あるいは任意のつか作品)出演を希望してたんだけど、結論から言って今回のシン熱海ではそれが叶わなかった。これはシン熱海が演出家の中江さんに起因して「丁寧に説明しすぎる熱海」になっていたことが理由で、だからこそ今作をシン熱海と呼んでるんですけど、じゃあ良くなかったか?って言われるとそれも違うんだよなぁ。
今回の能條さんは水野/アイ子それぞれで向かい合う役に対してのバランスを取ってて、尚且つ自分の中で水野/アイ子のバランスも取ってるという、バランサーの極地みたいな技量の披露と、一瞬でトップギア入れて次の瞬間には3枚落とす、みたいなギアチェンジの合わせ技が凄かった。

突然の公演中止によって実質的な千穐楽になってしまった公演。
ゲストで鳥ちゃん(鳥越裕貴)が出てて、上演の叶わなかった『ひりひりとひとり』の共演者だったことから「リモート稽古以来だなぁ!!!」って言われたり、役が抜けるとふわふわしてる姿を荒井多和田のぶっ込みに合う度に垣間見せてたり、HARUTO以来の共演になった三浦くんの大山とアイ子がその日一番の速度を出してたり。
あと少しで手が届いた千穐楽でどんな水野/アイ子を観られるんだろうって毎公演わくわくしてたから、情報解禁から続いていた熱がぱちんと弾けさせられてしまったのはさすがに辛かった。岡村演出で三浦能條を再登板させてくれ〜〜〜〜〜〜

mishu-h.hatenablog.jp

www.rup.co.jp



能條愛未のパリッとタイム/「初のMC!ラジオ番組!しかもみれたんと!」

2021年6月。おせんべいメーカーの金吾堂製菓さんスポンサーで冠番組が始まったぞ!

こんなに経緯不明な仕事ある???という感じなんだけど、ポーの一族で共演したみれたんこと美麗ちゃんと番組やることになったのは偶然らしいです。マジでどういう経緯???
大体毎回2本録りしてる感じなので、出演作の話とか振り返りを聞ける場が出来て嬉しい。毎週月曜日にゆる〜っとしたトークをお届けしてくれてて、バックナンバーも全部聴けます。今のところメール採用率がめちゃくちゃ高いので、公演の感想や質問をいい感じに送って聞きたい話を聞けるようがんばってる。リアタイの時は「#パリジョー」をつけてると金吾堂さんのアカウントがせっせといいねつけてくれて可愛い。末永くよろしくお願いします。

audee.jp



『ゼロの無限音階』/「シン熱海の傷」

2021年7月。

熱海がコロナ陽性者発生による中止を受け、濃厚接触者認定を受けた能條さんは稽古参加から千穐楽までが1週間、という過去最短スケジュールでの参加。
タイトルの通りなんだけど、どうしても、どうしても熱海を突然失ったショックが癒えなくて実はこれ見てません。今まで一作品も見逃したことなかったのでめちゃくちゃ迷ったんだけど、どうせヨリコジュンだからチケット自体は買ったのでゆるされたい。
余談だけど先述のパリジョーにて、「台詞叩きこむ代わりに、役を作りこむことはせず実際にお芝居をする相手とのやりとりで生まれた反応を出していこうと思った」と経過観察中の稽古の仕方を語っており、若干恐怖を覚えた。多分本人には自覚がないけどその瞬発力は誰もが持ち合わせているものではないし、出来る役者だからこそ選択肢として浮かんでくることだろうけど、お芝居って他者とやるものだからそこを大事にしてくれてるのは嬉しいけど、思い切りが良すぎる!!!www

zeronomugenonkai.com





『フォーティンブラス』/「概念紀伊國屋

2021年8月。中屋敷〜〜〜〜〜去年ぶり〜〜〜〜〜!!!!(トムディハ)

某日スペースにて唐突に能條さんを「めちゃくちゃ可愛いのに、絶妙にコメディの顔が上手なんですよ」「こんなオモロい女優いるの」「可愛い女の子来たと思ったら、めちゃくちゃコメディエンヌ」と褒めちぎったやしきさん、もしかしてあれは私への私信&匂わせでしたか?(おたくの得意な誇張表現)
冗談はさておき、冗談みたいな紀伊國屋つか界隈から半径5m以内って感じのキャストでびっくりしちゃいましたね。戸塚くんvs舞美ちゃん、内くんvs能條さんってそれはもう我々とやしきさんだけが楽しいやつですよ。解禁された途端、緊急招集スペースで散々「ここまで揃えるならつか作品をやれ」「駄目なら柿喰う客からどれか戯曲貸してくれ」と言いまくる程度に、多分これだけ贅沢なメンツ使ってやるべきはこの戯曲じゃない予感がしている…w
ただ、能條さん演じる刈谷ひとみは過去公演ではアイドルだったので、そこがバラエティタレントになってるのは前述の通り中屋敷さんが能條さんのコメディエンヌ力を高く評価しているからだと思うんですよね。初日が楽しみ。

(追記)
きゅるきゅるヒロインも出来るし、コメディエンヌも出来る器用さが能條さんの強みで売りだと思うんだけど、実質紀伊國屋すぎる現場だったのでどっちに舵切ればいいのか困ってんな…wwwwと思った( ◜◡◝ )シン熱海で見られなかった『周りを気にせず全体重を拳に乗せて殴る』が図らずも今こそ必要とされてるのでは!?と思った程度には舞台上のありとあらゆるパワーバランスがガチャガチャだったので、あれは正気を保ってる方が損する………………wwwwww
2022年にまさかの再演が決まったので詳しいことはそちらでご覧いただきたいのですが、内くんとバッチバチにやりあう能條さん最高に私の好きな女すぎて「好きだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」となりました。いつもだ。

パンフで「観た人に影響を与えられるようになりたい。自分のお芝居がきっかけにこの道を選ぶ人が現れたりしてほしい(意訳)」という話をしてたのが、RUPのつか作品上演まわりについておたく同士で話してた内容とリンクしてるな〜って個人的に面白くなったし、こういう言葉が本人から出てくるとまだまだ女優業に邁進してくれるんだなぁってにこにこします。

https://fortinbras2021.com/fortinbras2021.com




デジタル甲子園「乃木坂46から舞台女優への転身におけるセルフマネジメント」/「すごいくだけた喋り方するじゃんと思ったら相手がマネージャーさんだった件」

2021年9月。謎のVRイベントで講演会をやることになった能條さん。なにも分からないままアプリインストールしたりするおたくたち。

高校生の時からアイドルをしてた能條さんがどういう生活を送ってたか、卒業を決めた理由、なぜ女優の道を選んだか、などを話してくれており、このブログでちょいちょい触れた話やインタビューで語っていた話を本人の言葉で聞けるのが興味深かった。
私の推しエピソードは「グッドバイの役作りのために一回家で酒入れて台本読みを試した」「妥当な日々……妥当………?忙しいっていう……妥当じゃなくて…………怒涛だ!!!!!!!!!!」がめちゃくちゃ好きwww
途中から見てたこともあり、インタビュアーさんにめちゃくちゃフランクな喋り方するね…?と若干はらはらしてたら、最後に能條さんの現マネージャーさんであることが紹介されてびっくりしましたw仲良しだねぇw
30分くらいのお話でYouTubeに全編あがってるので、ご興味あればぜひ~

余談ですがこの辺の時期は異様に「能條さん運」に恵まれており、公式アカウント企画だったサイン色紙をいただくなどしました。
宛名が本名だったので、自分の名前が能條さんの字で書かれてるの不思議な気分だった……私より字が上手い………笑

youtu.be




TOKYO SPEAK EASY/「歳取ったらもう可愛くないみたいな扱いをしてくるおじさんたちの言うことなんか無視して気にしないでいい」

2021年9月。シン熱海演出の中江さんとラジオ。

典型的な業界おじさんだ~~~~~!!!!!という気持ちで聞いてたんだけど、結婚とかライフステージの変化と仕事についての話聞けたのは嬉しかったかな。おたくの目から見ても一本集中型の人だなぁと思うので、仕事と家庭を両立するタイプじゃないっていうのめちゃくちゃ納得だったし、だからこそ今はまだ自分のやりたいことが沢山あるから自由な時間を失いたくない、と言ってくれたのも嬉しかった。

能條さんのおたくしてる私の二大お気持ちとして「帝劇は通過点」「若さの呪いから抜け出せ」っていうのがあるんだけど、前者は本人が夢として「帝劇に立つ」を挙げるたびに言い続けてて、確かに分かりやすい目標ではあるからガンガン口に出していいと思うけど、立てたら辞めちゃうんじゃないか……って怯えちゃうんだよお。もっともっと先を目指して走り続けてくれ……
で、後者は誕生日がくると「歳とりたくない」「大人になりたくない」って言う能條さんにあの手この手を使って遠回しに伝えてるお気持ち。
アイドルという『若さ』が重視される価値観の世界に長くいた人なのでなかなか難しいなと思うんだけど、年齢というものに縛られず違う誰か・何かになれることがお芝居っていう表現の凄さだと私は思ってるので、もうとにかく絶対にこの呪いから脱してほしいと思ってるし、この呪いを未だにかけてくる人間を本当に疎ましいと思ってるんですよね!!!!!!
とうとう誕生日おめでとうメッセージに「歳取ったらもう可愛くないみたいな扱いをしてくるおじさんたちの言うことなんか無視して気にしないでいい」って書きましたからね。おれは本気だ。○○歳になってもまだまだ可愛いよ~じゃないんだよどこから目線でモノ言ってるんだお前能條さんはいつだって最新が一番かわいいです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




『RUST RAIN FISH』/「あと一つ!!!!!」

2021年9〜10月。ぴあくんがうっかり漏らしたせいで、正式解禁まで集団幻覚扱いしてた。

まぁまずはこのツイートを見てくれ。


リーチです!!!!!!!!!!

え、マジで言ってる??????というかこの西田組1000000%のキャストの中に能條さんいるのなに?????????夢??????????と思ったらぴあくんのうっかりにより、1週間ほど生殺しの刑に処されました。
ほぼ初演キャストで西田組常連全員集合!の中に突然能條さんがいる。世界は私にも都合が良すぎる。「能條さんの仕事は君が持ってきてるの?」とか「抽選運をキャスティング運に全振りしてるのでは?」とか散々言われだけど私もそう思います!!!!!!!!!!!!!!!!!
2021年に熱海以上に情報解禁で頭が沸騰することがあるとは思いませんでした。おれの2021年はここだ。


(追記)
見事に頭がおかしくなって東京全通をキメましたね…………毎回雄也かよーじろのアドリブに巻き込まれる能條さん、2人には勝てるのにありさちゃんにはめっぽう弱くて顔背ける能條さん、佐久間さんへの当たりがどんどん強くなる(強くさせられる)能條さん、カテコで西田谷口の間に立つ能條さん、すべてが夢のようだった………あとカテコ挨拶回で西田くんに「あみちゃん」って呼ばれる能條さん……!!!!
西田舞台にはお馴染みの気が強くて口が悪い女性像の中に、柔らかさとか少し背伸びしているようなニュアンスが含まれることで紋切型のキャラクターじゃなかったところが能條さんが演じた意味だなぁとしみじみした。あんまり言語化できない部分なんだけど、西田舞台見まくってるからこそ分かるニュアンスのお話。
その他おおまかな感想は大体ふせったーに書いたかなぁ。

事前番組で「男性キャストの中でやりたい役」として雄也がやってた永野を挙げてくるところも最高に能條さんで最高だなと思いました。私は宮下雄也という役者のことを、なにを演じさせてもこの人にしかできない、と思わせる力がハンパない役者だと思っているし、永野役もまさにそのパターンだったのでこれを見ても!?やりたいと!?って若干恐怖さえ覚えた。つよい。

www.mmj-pro.co.jp




週刊ヤングジャンプ』43号表紙&巻頭グラビア/「1分間生電話むずすぎ」

2021年9月。写真めっちゃ可愛くて最高だったヤングジャンプありがとう。

一時期、趣味で色んな写真集とかグラビアを見てたことがあり、男性向けのグラビアって顔にしっかりピント当てないの多いんだよね~これ好きじゃない~~ともだもだすることが多かったんだけど、ヤンジャンの写真はめちゃくちゃ彩度高くてどの衣装も可愛くて最高だった~~~~~~~感謝~~~~~~~~~
合わせてオンラインサイン会とビンゴ大会も開催され、久々に結構な物量の雑誌が自宅に届きました。1冊につき1枚ビンゴカードが配られ、参加賞が当日写真データ、リーチになると目覚ましボイスデータ、ビンゴ先着5名に1分間生電話ということで、とにかく運がないことに定評のある私はとりあえずボイスデータ欲しかったので適当な数買いましたところ、ありがたくもビンゴ賞いただきました!!!
電話あんまり得意じゃないのでなに話そう……1分とは…………とテンパってるうちにかかってきて、一発目から「もしもしー!」って元気な声が聞こえてきたので、こちらも負けじと元気に「もしもしー!?」って返したら爆笑された。解せぬ。
錆魚公演中だったので昼公演の感想伝えてから「また西田さんの舞台出てほしい」って言ったら「西田さん優しくて面白いからぜひ!」って言ってもらえたの嬉しかったんだよなあ。でも脳内の私が「優しい……???????」って宇宙猫になっていたのも事実ですので、それはまだ向こうが人見知りしているし、能條さんも人見知りだから距離は縮まっていないんだよなぁとほのぼのしました。西田くん、次回は飛び道具枠で能條さん起用してくれ。

ちなみに5冊券と10冊券のブロマイドも超可愛かったありがとうヤングジャンプ~~~~~~~~~~~~~~~

No.43 表紙&巻頭グラビア 能條愛未|週刊ヤングジャンプ公式サイト




本日も休診/「明治座に能條さんののぼりが立ちました」

2021年11月。のぼりにテンションが上がり、次回公演がマザランだったため私だけが喜ぶ公演案内並びにテンションが上がり、大変お世話になりました明治座

キャストを見てもらえば分かるレベルで某かの道楽感がある公演だったんだけど、その中で巻き起こる笑いと事件が日常マンガみたいで面白かった。ありとあらゆる男女がくっつく辺りが絶妙に田舎というか地方の村社会なんだよなぁ、と思ったりはしたけど、まぁそれはそれとして一つの事実なのであんまり気にならなかったかな?
劇中で能條さんたち女性陣がフラダンスを披露するシーンがあったんだけど、演出とか推しとか抜きにしても目を惹く人だなぁって明治座でも感じたことにしみじみしてしまいました。儚い系の役かな〜と思ってたら後半そうでもないところも個人的にはにっこりポイントで、やっぱり強い一面を出してる姿が好きだなと思いました。
あと、予想通り大ちゃんとの絡みが多めだったんだけど、あの声の良さで語られる夢(東京で刑事になりたい)を聞いて「大ちゃん……………熊田やる…………?いや、むしろ伝兵衛か…………」みたいな気持ちになりましたね。多ステするタイプの作品ではなかったけど、ほのぼのとした空気感とか各所で笑いが溢れる感じとかがおばあちゃん家のリビングでのんびりテレビ見てる感覚だったので、そんなことを考える時間などもありました。

www.meijiza.co.jp




オンラインサロン開設/「大体ファンクラブのような感じ」

2021年11月。会員登録の内容見返したら「能條愛未オフィシャルファンクラブ」って書いてあったからオンラインサロンって言い方やめない!?www

割と響きにビビってしまいつつの入会でしたが、蓋を開けたら2022年5月現在ほぼファンクラブみたいな感じ。コンテンツとしては最低でも月2回はやるよーと言ってる配信(実際頻度多め。アーカイブあるけど画角都合なのか顔見切れてることが多い)がメインで、ちょこちょこ更新されるブログがサブかなぁ。色々やりたいことがある、という話をよく配信でしてるのでこの辺りは今後変化があるかも?
配信は毎回1時間くらい、お仕事終わりに自宅からやることが多いのでお酒飲みながら話してることが多いかな。過去にはインスタライブやったりもしてたんだけど、どうしてもコメント欄には乃木坂のファンが多くて昔の話をすることがメインになりがちなので、最近のお仕事の話とかをゆっくりできる場所が欲しかったんだろうなぁと私は解釈してます。
コメント欄遡って拾ってくれたりもするので、どうしても聞きたかった話とか質問に答えてもらえたりもしてるので私はそこそこ満足してるんだけど、まぁまだまだコアのファン層向けかなぁ。対面イベやりたい!っていうのもずっと話してるので、今後上手い活用がされていくといいな~

noujo-ami-rooms.fanpla.jp




Abemaオリジナルドラマ「私が獣になった夜〜名前のない関係〜/「ドラマ主演!!!!!」

2021年11月。ABEMAドラマだよ~シリーズものだけど1話単品にしか出てないので一部公開でほぼ見れます~

冒頭のナレーションが結構な棒寄りだったので大変不安になりましたが、セフレの顔してるシーンではいつも舞台で見せる繊細さが際立ってたし、素の詩織のシーンは能條さん自身が持ってる幼さが顔を出してるような感じもあって、ああやっぱり映像作品とも相性いいんだなぁと再確認した作品。
本人も映像作品は慣れないことが多かった、って言ってたけどいいところが沢山出てたし、私は割といい出演作だったなぁと思ってる。

別に濡れ場っていうほどじゃなくない?と思いつつ、それで話題になって見る人がたくさんいるならいっか~という方が個人的には強かったし、撮影時期がヤンジャンなどのグラビア系とかぶってたっぽくて、デコルテまわりがすっごい綺麗でえらいな……という感情が真っ先に出てきた。痩せてればいいということもないので、綺麗なことがえらい笑

abema.tv




舞台「ヴァニタスの手記」/「幻の一公演」

2022年1月。中止によるリスケ叶わず、チケット持ってたけど行けなかった作品。

久々の2.5だったし見たかったな~~~~~ブログをご覧いただければお察しいただけますが、別現場でスケジュール埋まってたので不可能リスケでした。残念。
どうしても見てほしかった友達と同行予定だったので、またいつかリベンジができたらいいなぁと思います。
ヴァニステは原作の望月先生がたくさんレポ描いてくれて良き。

vanitas-stage.com




片恋グルメ日記2/「金髪ギャルは正義」

2022年5月。地上波ドラマだ~金髪ギャルだ~

唐突に金髪になった時期のビジュアルが大好き!BIG LOVE!すぎてなんのお仕事してるのかずっと気になってたんだけど、まさかのドラマでギャル作家役という、私のためか…?という配役。感謝。あやちゃむ先生とにかく最高にかわいい。ギャルメイク最高。まだ1話にちょこっと出ただけなんだけど、このビジュアルでありとあらゆる媒体に出てほしかったくらいすき。
ドラマの完パケ見たよって話を配信でしつつ、「自分は芸能人じゃなくてお芝居する人、って感覚」って言ってたのが個人的になるほどなぁと思ったりして、色んなお仕事をすることで能條さんの感覚に触れられるの楽しいなぁというのが2022年のまったりお仕事期間のお気持ち。

s.mxtv.jp




1st写真集「カーテンコール」/「一生女優でいてほしい」

2022年6月。写真集が出ますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ずーっとずーっと「もうすぐお知らせできるよ~みんな喜んでくれるかな~」と言ってた解禁情報です!!!
沖縄撮影なのも楽しみなんだけど、なにより能條さんが「カーテンコール」というタイトルに「私がこの世界で戦い続ける一番の理由が込められています」ってコメントしたことがもうさぁ…………大好きですけど……????????
私は現場至上主義のおたくなので舞台のお仕事がないと元気が出ない~ってなっちゃうタイプなんだけど、そういう時にもたらされる能條さんの言葉にはいつでも私が一番欲しいものが込められていて、こういうところがおたくを続けられる理由なんだよなってシンプルに噛み締めました。
お渡し会あるのも嬉しい~~~~~やっぱり対面が一番だよ~~~~~~~~


blueprintbookstore.com





その他、無観客オンライン配信とはいえ東京ガールズコレクションのランウェイに出演したり、雑誌グラビアがあったりと、環境が変わったことでお仕事も色んな方面へ拡大中の能條さん。
私は舞台でのお芝居を見ておたくになったので、やっぱり舞台以外のお仕事の方向性とかに色々考えることがないわけではないんだけど、その時々でインタビューや配信で本人の言葉で語られる「女優」という職についての話を聞くたびに「ああ、やっぱりこの人のこと大好きだな」って思うのを繰り返してます。
若手俳優のおたくやってる時に感じてた命燃やしてる感じを求める気持ちが消えたわけじゃないんだけど、こんなに信頼できる役者を推してたことが未だかつてないので、能條さんに出会った頃には想像できなかったくらいずーっと自分の楽しい!と大好き!が続いてることが幸せで、この幸せを噛み締め続けてる。
次はどんなお仕事やるのかなー楽しみだなー

なにかあれば。
marshmallow-qa.com

*1:友達「想像の3倍くらい泣いてた」

*2:EX大衆2019年12月号

*3:公式