愛より重くて恋より軽い

たぶん三日坊主ならマシなほう

『髑髏城の七人season鳥』感想まとめその2

前回のを7月分と書いたけど全然嘘だった。ライビュはこっち。とりあえず月髑髏に向けてちゃちゃっとまとめた鳥髑髏の感想その2。お化粧めもが長すぎて唐突に事切れる感想たち。

 

 

 

 

 

【7/31ソワレライビュ】

今日の贋鉄斎ひっどいwwwwwwww贋鉄斎のところだけカメラ寄りまでするのズルくないですか?wwww 完全にライビュ一人勝ちを狙っておられる…

今日の蘭兵衛さん、太夫に優しいというか太夫にだけ『優しくあろうとしてる』って感じの印象が強いなぁ。対太夫の時だけ意識してるのがよく分かる感じの声色の変わり方してる。

ライビュなので長時間アップないとお化粧見るのは難しそうだなぁって思ってるんだけど、天魔の赤ラインはちょっと目尻にかけて膨らむ形になってましたね。たれ目というか、引きで見たときに目の大きさ全然違って見える。

リアル登城だとセンター〜上手にしか座ったことないので、これが下手から見える光景か……ってどきどきした。捨を斬ってるとこでも生駒の頭触ってたのね天魔。

ソワレだったこともあってか、全体的に殺陣はよくカメラついていってるな〜と思ったなぁ。あとはもうブルーレイ用の高いカメラで撮らないとコマ数足りないのは仕方ない。肉眼で見ててもコマ数足りない!!!!ってなるから。

トリプルカテコ、はける時の桃さんの後ろ姿抜かれてましたね( ◜◡◝ )お顔映らなかったのおしかったw 半蔵の名乗りのズッコケ、いつも天蘭見ちゃうからライビュで見られてよかった〜集団でバタバタしてるのかわいい

沙霧のドス効いた声はいいなぁって改めて思った٩( 'ω' )و 鳥の捨と沙霧は未来の相棒!って感じがして、戯曲の後日談がしっくりくるなぁって思う。カテコの2人で同じ動きしてるのとか双子みたいでかわいい( 'ω' )❤︎

太一さんの殺陣はこの先も観られる機会あるとはおもうけど、未來さんの殺陣が観られる機会はなかなか無いんだろうなぁとおもうと本当に…………豊洲にきて………………太一さんと未來さんがやる殺陣は他の誰にも出来ない唯一無二の芸術だから…………

フォロワーの層的にも太一さんの殺陣すごい!って感想がいっぱいまわってくるんだけど、ラストのあれは未來さんが相手じゃないと絶対できないとおもうし、私が鳥髑髏見て一番思ったことって未來さんすごいなぁ……ってことなんですよね。

 

 

 

 

 

【8/10ソワレ(月髑髏発表日)】
もう言われ尽くしてると思うけどあの真実を抱えて迷わず殿のところに行けなかった鳥蘭が天魔の御陵として豊洲に舞い戻って来るのなんつー輪廻だよ。

たいちさん暑いの大っ嫌いだって言ってたし月天魔めちゃくちゃ元気だったらどうしよう。青山播磨様の再来だったら豊洲に住むしかない。

はーーーーー久々に見るらんべさんかっこいい。めちゃくちゃ酔っ払いだし太夫の前で優しくあろうとするわるいおとこだ。しかしこのらんべさんは殿を捨てて拾った命の輪廻の果てに殿の死を見るのだ……

少吉登場で着物ぱたぱたさせながら臭い…ってやってるらんべさん、ほっぺたぷくっと膨らませてふっ、って息吐いてて( 'ω' )そんな息止めなくても……いいじゃない…

一幕、ダブルライン薄めの紫で軽く、黒ラインは上が少し目尻長めで全体的に目が大きくてキリッとした印象。眉頭に入れてるノーズシャドウは今まで見た回で一番しっかり入ってたかも。夢見酒は黒目下から眼球の範囲で描いたライン分かる感じ、右手の人差し指が真っ赤に染まってた方が印象的だった。例の夢見酒のラインを人差し指で描いてるんだと思うけど、いつもは杯握ってたり袖に隠れて見えないのに、今日は指と手のひら半ばくらいまで赤く染まってるのが見えてどきっとしました。

二幕、下は赤ラインではなくシャドウ濃い目に長かった黒ラインを超える長さで目を閉じると少し眼窩の縁まで伸びてた。夢見酒の跡を塗りつぶしたような黒目下が伸びるぼかし。口元は唇の中だけ塗ってて、口の中が真っ赤に見えた。無界あんまり覚えてないけどラストは唇つやつや。

救いの里、って呟く声が今まで見た中で一番柔らかくて、口元も微笑みを浮かべていて、でも心から優しいんじゃなくて天魔によって波風の立った心を色里の優しい主に戻そうとしてる感じがした。今までとちょっとニュアンスが違う。

蘭兵衛さんのお芝居が変わった、って話は二幕の方が顕著に分かった。夢見酒では仮面に頬を寄せるというより、そのまま溶けて一つになることを願うように顔を押し付けてたし、無界では頻繁に眉を寄せて表情が歪んでた。個人的に今まで女達を斬ってることに後悔とか苦しさを感じてるようには見えてなかったんだけど、今日は心が斬ることを苦しんでるのに、体は躊躇うことなく斬りつけて悶えてるような、狂気の在り方が乖離してるように見えた。あと女達と荒武者隊で明らかに差異があって、荒武者隊は斬ることもその血も背徳感みたいなものがないから何度も袖や無界屋の柱で汚物みたいに血や油を拭ってた。

ここからは完全に月発表のせいなんだけど、どちらの蘭であってもあの魂は人斬りに何らかの快楽を見出してしまったがために、本当に欲っしていた、本当は蘭だけが持っていた殿を輪廻の先で失うんだな…って納得してしまえた。あれは、辛くて苦しいことが『たしかに楽しい』んだと思ってしまったんだよ。

今日初めて見たんだけど、炎に包まれる無界屋を見上げて眺めてる時間がすごく長くて、一旦セリフ挟んだあとも眺めてたんだよね。辛くて、苦しくて、でもその事実を受け止めることで蘭の中に芽生えるなにかがあるんだろうなぁって。

贋鉄斎!ごめん!僕にも!僕にも同じ痛みを!って言いながら自分をハンマーで殴って雷の落ちてくる壁に張り付いて落雷を待つ捨
「ジーザスクライストか!劇団四季か!」

 

 

 

 

 

【8/26マチネ】
2週間弱ぶりの登城なんだけどこれまた中身変わってるのか荒いのかどっちだろ。

沙霧に「あんた、何者なんだ…?」って聞かれた時、カッ!って目見開いてるの初めて見て、心臓がヒュッてした。

ラップのとこ、生駒→天魔でリフレインしてるだけでも面白かったのに生駒がなんとか合わせてくれた「「い〜し〜が〜き〜や〜ま〜だ〜」」の後のハイタッチしにくる天魔めちゃくちゃ動き早くて笑った。ぶっ飛んでる。

あと今日の捨、めちゃくちゃカッコよかったヽ(;▽;)ノ痩せちゃってたし話し方もきっぱりしてるしで精悍な顔立ちしてて、同じくほっそりしちゃった沙霧と並んだ時の対比カッコよかったよ〜〜〜〜〜

蘭のお化粧、一幕はダブルラインの紫シャドウも細くて薄めで涙袋幅にもアイラインから続くグレーのシャドウ乗せてて全体的に無彩色の印象強め。二幕でいつものノーズシャドウのところ起点に思いっきり赤ライン、黒のアイラインより長めに跳ねあげてたから一幕とのコントラストが凄まじかった。

夢見酒を杯から流すようになったとは聞いてたけど、ほんとに真っ赤なラインが黒目の下から左の頬を軽くたどって後ろに流れていったんだけど、多分それ仕込んだ後にあの座で焦点の合わない目でもう一度杯に口つけて、唇を濡らすように小さく口開いて夢見酒飲んでたことの方が衝撃すぎた。

今日初めて気付いたんだけど、口説きで殿に頬を寄せてるあれは慕情じゃないんだなって。あれは蘭にとって初めて見る殿の死に顔だったんだ。初めて殿の死を目の当たりにして、8年前に本能寺を去る寸前まで一気に感情が巻き戻ったんだ。ありえたはずの別の道に、蘭はあの瞬間足を踏み出したんだなって。

今日の天蘭、絶対8年前の安土城という名の鈴蘭で殿の寵愛というテッペン争ってた。

蘭なんか荒っぽい?って一幕で思ってたら二幕さらに荒っぽいというか、無界の叫びっぷり凄かったし、天魔も教祖の仮面が外れたら同じくらい叫んでて狂乱の天蘭って感じだった。この2人がこんなに近似値なんだって感じるの、みんな散々言ってたけど体感するの初めてだった。

転生が近いからかな………天魔の激情が蘭に伝播して、蘭の呼応が天魔の叫びを増幅させて、お互いの感情に共鳴してるみたいに見えて、外見の違いなんて些細なことだと思えるくらい、これはどっちの感情なんだろうって思った。こんなの初めて。

前々から気になってた、ラストの「お前」はやっぱり蘭に向いてなくて、多分捨が生きてたことに向いてるんだけど。その後の天を掴めない蘭の言葉を聞いてる時の表情が、今日は自分の立てた計略が悉く瓦解していく音を聞いてるみたいで、あんなに感情が落ちてる天魔の顔見たのも初めてだった。

うまいニュアンスの言葉が見つからないんだよなぁ。叫びというか咆哮?って言ったほうが近いかな。2人とも声の凄み方が全然違ってて、特に天魔はラストの捨とのシーンでそれだったから余計に本物の『人の男』を見た気がした。沙霧が声に凄みきかせるときの響き方に似てたかな。

天魔のお化粧、生え際のところにシェーディングとは別の黒いラインがそのまま編み込みに繋がる形で何本か入ってたんだけど、あれ、殿の骨を接ぎ合わせた形に似ててゾッとした。イグザクトリィ元気だし、蘭との共鳴で殆ど見る影もなかったのに、ラストの「天魔王として死ぬがいい」のとこだけ教祖様だったの。

蘭もラスト撃たれて即死じゃなく、倒れて吐血する感じで咳き込んでたところを太夫の拳が飛んできてた。口元薄く開いてたのが、もしかしたらその瞬間に笑ってたのかもしれないなぁって思った。天蘭どっちも今まで見たことないニュアンスの最期だった。

どのシーズンも間違いなく今この瞬間にしか見られない髑髏城だし、そもそもこの髑髏イヤーを逃したら次に髑髏城を観劇できるのは何年後になるか分からない、ってことを差し引いても2度と見られないものばかりが存在する髑髏城だったな、という夏の鳥髑髏でした。