愛より重くて恋より軽い

未来の私が読んで楽しいやつ

終わりのセラフTheMusical観てください感想

TRUMPまとめ全然進んでない中、終わりのセラフTheMusical販促ブログですよろしくお願いします。
こちらも基本ネタバレ考慮してませんが更に考慮してない日替わり感想まとめはこちら。
mishu-h.hatenablog.jp




○繭期の人向け楽曲のはなし

正直メインのかっちゃんがくちゃん筆頭に歌唱力に不安要素残る人と未知数の人が大半占めててほんとにミュージカルでやるの???ほんとに???ってドキドキしながら初日迎えました。あとAiiAは座席位置によっては前方席の方がスピーカーの音聞きづらくてピンマイクが拾う音聞こえない!!!ってことがあるので(薄ミュ黎明録で経験済み)尚更ほんとに?????って思ってました。
列ごとの高低差浅すぎて舞台が見えないという致命的な欠陥があるブルーシアターはそういう理由で悪名高いAiiAより下にランキングしてたけど、今回ミュージカルやるならブルーシアターの方がまだマシだなって認識を改めた。せめて適材適所で公演うってくれそして早く無くなってまともな箱物建ててくれ。

って思ったら今日はマイク入ってるのに聞こえないってことほぼなくてなんだよ昨日の初日はゲネだったのカヨーーーーーー!!!!!!ってなりました。もういいよすぐ改善してくれてありがとうありがとう。


話を元に戻します。音楽。

私の繭期が深刻すぎるのかはたまた和田さん節が凄すぎるのか、とにかく片っ端からTRUMPシリーズを思い起こさせるような妖しくて独特な音階のオンパレードであれ私TRUMP観に来たんだっけ???でも歌ってるからLILIUMかな???????ってなりました。だってほらクルルも「お前に永遠の命を与えることができる」って言ってるしミカはTRUMPになるの…………????
楽曲として難易度が高いこともまぁ事実で、前述した通りほんとにミュージカルやるメンツなのか…?っていう予想通り正直売りにするには無理があるかなぁごにょごにょ…って感じの仕上がりなんですけど、でもほんと初日なんだったのってくらい2日目はマイクが仕事してたのでメインテーマの細かいパート分けも聞きやすくなったヨ!初日クオリティのままだったら流石に知り合いも誘うの忍びねぇってレベルだったヨ!読まれてるか分かんないけどアンケートに声量差やばいからなんとかしろって書いてよかったスタッフさんありがとう!!
男性陣が声細めの人多いのか、女性陣が一律歌うまなのか、まぁ多分どっちもだと思うんですけど男女分かれてる時はそんなに気にならないんだけど皆揃うと女子強いなぁ〜という印象。だからって女子組の歌い出しでマイク入ってないことは言い訳になりませんけどね。
そんな中、吸血鬼組のクルル・フェリドによるはちゃめちゃ音階デュエット『ヴァンパイアセッション』はキャラ立ってる声質の2人で歌うと妖しさすごくて、でもこれ知ってる絶対聞いたことあるぞって後から思い返したら『共同幻想ユートピア』に雰囲気似てるんですあの音階の感じです。『クルルの犬』もまりやぎのドS女王様感とあいまって最高オブ最高なんですけど、個人的にはシノア・三葉の『ドーピング』って曲が『繭期のティーチング』+『プリンセス・マーガレット』って感じで脳内麻薬感すごいので聞いてほしい。
飲むと力が増すよ!1錠なら1.5倍、2錠なら1.8倍!ただし3錠飲むと内臓破裂、2錠でもショック死の恐れあり人体への副作用はお墨付き!みたいな歌詞でかわいい女の子がドーピン♡ドーピン♡ドーピン♡って歌ってるんですほんとなんです。
あとこの曲の後ろでシノア隊男子組がわちゃわちゃダンスしてるところがあるんですけど、各メディアで歌が苦手だと公言し、あまつさえカウントがとれないという致命的弱点があることまで素直に言っちゃった推しが踊ってるのがもうとにかく可愛いので優ちゃん好きな方もそうでない方もぜひ余裕があったら見てください。メインは女子組の華麗なステップです。


○推しがかわいい優ちゃんのはなし

ほんとこのタイプやらせると外れないなぁがくちゃんって!!!!!って安心感すらある佐野優一郎。
『このタイプ』というのは典型的主人公とか猪突猛進バカとかカテゴライズは色々だと思うけど主にいい意味で本人と似てる、と言われてる印象なんですが、がくちゃんにこのタイプやらせて一番外れないポイントは『対になる相手に対しての無理解に一切の悪意や苛立ちを感じない』ところにあると個人的には思ってて。
鎧武や曇天でもあったシーン、自身が置かれてる状況の急転に理解が追いつかなくて無意識に相手の縋る手を振りほどいてしまう、っていう場面。私は振りほどかれる側に感情移入というか、肩入れすることが多いタイプなので「このやろうなにしてくれてんだよ!!!!」って怒ることがこれまで結構あったんだけど、がくちゃんがこのタイプ演じると怒るよりも「分かる分かるよお前の気持ちも分かるんだけどね!?!?」って遣る瀬無さ感じてしまう。バカだから仕方ない、ってことに説得力があるっていうと身も蓋も無いんだけど、腹立てるより仕方ないよねこの子はそういう子なんだもんねって気持ちになる。
多分贔屓目じゃない、と、思うんだけどどうでしょうかあまり自信がありませんでも少なくとも私は推しが演じてる役だから許すみたいな目線では観てないよほんとだよ。
あとこの『対になる相手とのやりとり』というのがクローズアップされがち、というのもがくちゃんがこれまでに舞台で演じて私が観たことある役の特徴の1つかな、とも思って。今回も大枠では対になるミカとの別れ、再会がやはり見どころかなぁとは思うんだけど、それ以上に対になる相手以外との絡みが随分上手くなったなって印象でした。
シノア隊各々とのエピソードは対になる相手がシーンごとに変わる、という解釈で観ると相手以外とは言わなくて、むしろ前述の『ドーピング』のバックや端々で君月や三葉と言い合いしたり与一とじゃれあったりしてる、マイクに声が乗る/乗らない関係なく細かい部分でやってるお芝居のこと。ここ数年は1年の内、何割かは映像仕事やってる期間が必ずあるということもあって、個人的にはここが役者佐野岳を観る上で一番見応えあるところかなぁとも思ってる。
口喧嘩的な場面は台本にここまで細かくあるのかな?でも喧嘩相手のあとむくんとかは言ってること変えてきてるな?という定かでないところもあるんだけど、こんなに矢継ぎ早に言葉がぽんぽん出てくるとこあんま観たことないなって。
主人公らしくバシッとどかーんと決めるところ以外もぜひご注目いただきたい。相変わらず泣きそうな顔最高です。


○男前さがにじみ出てるミカのはなし

原作とアニメを見たかっちゃんが抱いたという『吸血鬼に家族殺されて憎いのは分かるけど、優ちゃんたちといる時間より吸血鬼たちと生きた時間の方が長いのにその気持ちって持続するもんなのかな』って気持ち。これご本人のラジオでの発言なんですけど、私も原作読んだときこれ引っかかってて、まぁSQとは言えジャンプだし過ごした時間なんか関係ない家族とは心の繋がりのことだ!って論法タイプの話なんだなぁってゆるりと納得させてたので、同じことに引っかかってる人が演じるミカとは…って観る前からもうドキドキでした。
で、開幕一発目に感じたのはああミカの言う『家族』は優ちゃんとの絆を繋ぎ止めるための呪いなんだなぁと。かっちゃんのミカ解釈と当人生粋の男前っぷりが合わさってそう感じたのかなぁと思いつつ、この序盤ですとんと気持ち良く落ちてくる納得感のおかげで、再会時のあの縋り方に至るまでの過程、とにかく人間と吸血鬼の境界線ギリギリに立ちながら唯一の家族を拠り所にしてる辛さに感情移入して観ることが出来たと思いますかっちゃんすごい。
でも離れてた優ちゃんにはミカのそんな葛藤とか過程なんて分かんないどころか、幼いミカからもらった精一杯の呪いを持ち前の底抜けバカでいい方向へ昇華してるから、自身の状況が急転したあの場面で唯一の家族が助けを求めてる声が聞こえないんだよなぁって。残酷なほど無意識の悪意。とはいえミカも自分の知らない優ちゃんの成長から目を背けて一緒に逃げ出そうって言うから、セラフって一番大切なものは目には見えないって話なのかなって気持ちになりましたわ…
このミカ解釈が気に入ってることもあって、生身の人間が演じると漫画から受けた印象以上のドロドロ感出てきてとても好みだな…って感じましたね。



大体この2人ばっかり観てたので以下エピソードまとめ。


○美しくて変態すぎるけどムードメーカーっぽいフェリドのはなし

あっはーん♥の破壊力すごすぎて耳から離れない。
クルルとのやりとり以上にミカとのやりとりにおいて変態だなこいつ…感が出てくるの一体なんなんでしょう。発言だけ注視すると対クルルの方がヤバいかなって感じするんだけど、足蹴にされてる時の顔めっちゃ美しすぎて震えた。えっなにあれ超美しい顔してるんだけどなにあれ。
残念ながらフェリドの立ち位置的にもあんまり大立ち回りってシーンはないんだけど、多分稽古場ではがくちゃんを可愛がってくれてるのだろうなぁというエピソード置いておきます。

初日スペシャルカテコにて。
与一役のしんちがカンパニーを家族に例える→最年長だからカンパニーのパパとしてって言うせいじろさん→隣でちっさい声で「おじいちゃん…笑」って言っておじいちゃん言うな!!!!!!ってツッコまれるがくちゃんめっちゃいつものエヘヘって笑い方してました!!!!!!!!!!
甘えさせてくれる相手じゃないと借りてきた猫状態でにこにこしてることが多い推しなのであれ一発でもう気を許してる相手だし、ツッコんでもらえるって分かってたなって思いましたおじいちゃんありがとう。
ちなみにそんな彼は自分の前に挨拶するかっちゃんの横顔凝視してて、これ順番次だ…!ってなりはじめたかな挨拶でそんな緊張せんでもって気持ちになりました案の定ぐだりまくってて可愛かったがんばれ座長。


○美少女で女王様でTRUMPなクルルのはなし

女王様感がほんとすごくてエロかわいいんだこれがまた。フェリドを足蹴にし、ミカを抱き留め、クルル最高だなおい…ってくらい私のドストライクなんですほんとかわいい。美少女でありながら女王様、って書くと高飛車系お嬢様なイメージになりがちかなと思うんだけど、まりやぎのクルルは高貴なご身分と権力があるんだなって思える品の良さがあるんだよなぁ。すごく当たり役だと個人的には思いますファンの方的にはいかがでしょうか。カテコでフェリドからの手の甲への口付けを払うのが最高なのでセンター席ほしい。
そんな可愛い女王様がミカに『永遠の命を…』って言った瞬間繭期爆発して泣くかと思った。うっ。『肉体の成長を止めて千年、二千年と生きるのは賢い選択ではない』って台詞辺りからミカはソフィのありえた可能性の未来の一つなのかな……ってなって私なに観てきたんですっけ…………?(再び)





公演期間中の成長を〜ってよく言われるけど役者側がそれを言うのは推しと言えどちょっとなぁ…っていうのが個人的な想いではあったけど、むしろそれを期待することは良いことだなと思うくらい今日の公演は初日比めちゃ良くなってました。
特に薄ミュの頃から和物なのにその刀持ってる意味無い振り付けダサいんだよ!!!!!!!!!って頭抱え続けてた本山振り付けが、まさかの、ミカ優の息のあった背中合わせ筆頭にとても様になっていて、もうこれはダンス苦手なんて言わなくていいですよがくちゃんかっちゃん!!!!!!!と大興奮したというエピソードで締めさせていただきたいと思います。
シノア隊も良かったとこいっぱいあったので明日以降書き足せたら……でも大体優ちゃん観てるから記憶吹っ飛んじゃうんだごめん…





______ここから2/6付け______

休日にして初の2公演回しということで不安いっぱいだったけどめっっっっっっっっっちゃ良くなってたーーーー!!!!!


○芸達者でかわいすぎるシノア・三葉のはなし

私の大好きな『ドーピング』歌ってる2人がとにかく歌えて踊れて動ける貴重な存在すぎてやばい。今まで観てきた2.5次元ものって可愛い女の子はいっぱいいたけどここまで動ける子たちが揃ってるの珍しくて貴重だな〜と思います。

三葉役のかれんちゃんは子役時代によくテレビで見てた記憶が大半だったので、演技力は間違いないだろうけど歌とかどんなもんなんだろ…?って思ってたけど、オープニングで優ちゃんの次にソロパートが来る彼女の声が客席に真っ直ぐ抜けてくのがすごい気持ちいい。お芝居的には出てくるの後半なんだけど安定感抜群だし、無茶ぶりされるギャグシーンで振られてることは同じなのに毎回内容変えてきてて、こういうことも出来る子なんだ…!!!って驚きだったし今後も舞台作品出てほしい子だな〜と思います。あとめっちゃ足上がるのびびる。もっとアクションシーンくれて良かったよって思うのでぜひ見てください!!!!

シノア役のかいちーはどっかで観たことある気が……って思ったら華ヤカでたえちゃんやってた子だった!!!!!!あの時も発声が声優さんぽいというか、2.5次元ものに似合うアニメっぽい声なのがすごくシノアに合ってて可愛かったです!!!!!!しかもそれで歌うからメインテーマ曲みたいに皆で歌うときいい感じで女子組の中で低音支えてくれてて、かなり音に厚み出るのはシノアのおかげだなーと思いました。『ドーピング』で踊る時のリズムの取り方が軽やかでそれもめちゃくちゃシノアっぽいんだよなーいいなー。曲終わりで三葉と押し合いしてることに今日気付いてあれめっちゃ2人の関係性出てて良かった!!3・4公演目迎えてキャスト全体的にいい意味で緊張が緩和されてきたなって感じだったので、ああいう姿見られると手拍子とか入れてもいいのかなーってわくわくする。ミュージカルだしね!


○優ちゃんと三馬鹿してくれる君月・与一のはなし

君月くんと優ちゃんの身長差大正解すぎてすごくない!?!?!?おでこぶつけてメンチ切り合うところが何回かあるんだけどそのサイズ感がちょうどよくて(優ちゃん気持ち踵浮いてるけど)お前その眼鏡曇ってんじゃねぇの!?って言われたときの君月くんのあ゛ぁ゛ん!?がめっちゃ好きです。多分あそこデフォルトで台本あるんだろうなぁって思うんだけど、君月くんは毎回優ちゃんとの言い合いの台詞ちょこっとずつ変えてきてて、ぽんぽん飛び出してくる言葉のテンポが頭いい人だーーーーー君月くんだーーーーーーってなる(死に始めた語彙力)
『優』って呼び方もすぐケンカになるところも男友達って感じが際立ってて、2回に1回くらいしかやらないんだけど優ちゃんに肩貸すときに歩かなくなる優ちゃんを歩けよって言いながら与一とずるずる引きずってくやつが最高に俺たちつるんでる!って感じ。あとほんとにちょっとだけど個人的に三葉とのやりとりが好きで、蹴り飛ばされた後にレンズ片方どっかいった、って事も無げに言うの慈愛に満ちてるのか…?って気持ちになる。視力悪い人には死活問題のやつですよそれ。

そして4公演目にしてとうとう「あ、レンズあったよ」と君月くんの視力を救出してくれたのが与一ですよ!!!!!!!与一はこういう細かいところすぐ変えてくるから気になってついつい視線で追っちゃう。優ちゃんがラブレター貰った時にやったね〜って茶化したり、『ドーピング』の後ろでいち早く座ってお茶飲み始めたり、怪我した優ちゃんの肩揉んで痛がってるのが面白いからって以降も背中ちょいちょいつついてみたり。ご本人のブログでもアドリブ出来るところはやってるよ〜って書いてあったから今後も変わってきそう。それを受けて優ちゃんやシノア、君月くんの反応も変わってくるから、お芝居の面でもシノア隊に華を添えてくれてるのです。
あとやっぱり歌かなぁー。与一らしい、優しくて透き通るような声がシーンの途中で唐突に歌い始めることであっこれミュージカルだった、って思い出させてくれる(いい意味で)特に与一って対優ちゃんへの心の変化が分かりづらいな、って思ってたんだけどあの歌があることでコンクリートの道路の端に芽吹きが生まれた瞬間、みたいなはたから見ればささやかで与一にとっては大きな変化があったんだなってことが描かれてると思う。あれ凄い好き。
優ちゃんとの距離感近いな!?とも思うんだけどあれが邪険にされずそのままなのが優ちゃんと与一の関係性を表してる気がして心がほわほわする。優ちゃんは慕われると無碍にできないし、相手が誰であっても静かに隣に寄り添えるのが与一なんだなぁって。


○久々に観たらなんか凄い人になってたグレンのはなし

薄ミュもメサイアもだいぶ観てたので、キャストとして目新しいわけではなかったんだけどこの人こんなに顔小さくて手足長かったんだっけ……?モデルか………?みたいな気持ちになった初日。制服1つとっても各キャストに合わせて丈感が調整されてる衣装の中でも、グレンの軍服作った人にはボーナス出した方がいいと思いますまじで。ただ立ってるだけでも足長いな…!?!?って目を疑いたくなるけど、おすすめポイントは優ちゃんを後ろ足で蹴り飛ばすところです。漫画の演出で勢いを表現するために足伸びてるみたいに描くやつあるじゃないですか。あれが3次元の人体で起きてるから。見てください。
正直そんなに歌上手い印象なかったんですけど今回驚くほど良い。しかも複数人で歌う曲で単独パート歌ったりすることが結構あっても声量的にも全然負けてない。男性陣の中で歌う時も低音担当してるから音域がしっかり合ってれば歌の心配する必要ないんだなーっていうのは新たな発見でした。
グレンは外伝あるって聞いてて私はそれ未見なんだけど、このあたりの話が入ってるのかなーって絶妙に気にかかる感じで含ませてくる商業的にめちゃくちゃ上手い脚本の書かれ方してるなって感じます。想像するだけで人気ある理由が分かるし、ビジュアル的に原作ファンの人にも一番推せるのがグレンかも。黒髪デコ出し軍服は正義。


○今日のはなし

マチソワ2公演初めての今日は、特に喉潰しやすいミカと優ちゃんをかなり心配してたんだけどメインテーマのミカソロパート今日が一番良かったよーーーーーーー!!!!!!!
あと序盤の「初めて家族って呼んでくれた」がマチネは泣きながらだったのに、ソワレは嬉しそうになってて、もう、もう………その瞬間にミカの中に生まれた感情がそのまま出てきてるんだなって思って、これだから舞台は複数回観ちゃうんだぜ………ってなりましたわほんと。
ミカのマントはやっぱり立ち回りやってる最中に落ちてきちゃうことあって、ソワレは優ちゃんの手を引くところからマント無しだったんだけどほんともうミカ細くてな?優ちゃんがマント有りとはいえ体格差ありすぎて、それでも今この場で家族を守ろうとしてるミカの健気さがより強調されててこれはこれでいい………ってなったちょろい私。

ソワレのカテコはがくちゃんから軽い挨拶があって、「2公演終わって出し切りました!皆さん(キャスト)そうですよね?」って唐突に振るからまばらに返事が上がり笑「元気な返事がありました!」って押し切ったら隣のせいじろさんが「はい!!!!」って元気よく返事したあとにがくちゃんの方向いてニカッ!って笑ったのがもう、もう、めっちゃ大好きじゃないですかおじいちゃん……
「明日も2公演あります!チケットも余ってるのでぜひよろしくお願いします!」って言葉通りやりきって頭働かなくなってる座長はぺろっと言っちゃって客席からもキャストからも笑われてるのにあれ?ってなりつつ、「ほら皆も!お願いして!」って言ったらせいじろさんが丁寧に膝ついて土下座し始め、それを見た逆サイドのかっちゃんも勢いよくバッと膝ついて頭下げたもんだから、両隣わたわた見ながら「ちょっと!!!吸血鬼頭が低いよ!!!!!」っていう謎の用法が飛び出しました。






【観てください宣伝】

http://www.nelke.co.jp/stage/owarino-seraph/

全日程開演1時間前から当日券ありますよろしくお願いします!ローチケでもまだ買えるよ!
AiiA自体が横幅広くて上手・下手に極端に寄り過ぎると逆サイドの端でやってる芝居が気持ち見づらくなるんですけど、今回演出がすごく上手くて、どのキャストも必ず両方に立ち位置がくるシーンがあるので特定のキャラ目当てならサイドでもより前の方探すのがおすすめ。
原作完全に未見でも分かりやすかったそうなので(友人談)単純に興味持った方は後方でもセンター席が満遍なく観れていい感じかなと思います!