愛より重くて恋より軽い

たぶん三日坊主ならマシなほう

『瞑るおおかみ黒き鴨』東京公演前半戦まとめ

もふ虎観劇&円盤でも号泣組かつ早乙女友貴さん推しという割と役満な視点の東京公演、日々の感想ツイートまとめ。もふ虎のネタバレもほぼ配慮はないです。





【9/1初日】
ゆうきさんせかいいちかっこいい(ごうなき)

もふ虎見た人は絶対に死ぬから心して見てほしい。もふ虎見てない人はつむ鴨後に見るとまた違った味わいが出ると思うので、前でも後でもいいからとにかくもふ虎と合わせて見てほしい。

もふ虎好きとしてはあの子たちが生きてきた会津には、あの子たちが戦った会津には、ゆっ山川としょーご佐川がいたんだなぁって思ったらもう……もふ虎はあの子たちがどう生きたかの物語だけど、その後ろにはこの2人がいたんだなぁって気持ちで終始胸がいっぱいでした…

佐川さんは心を動乱の幕末に置いてきてしまった人で、山川はもう明治に立ってる人なんだって思ったけど、そんな2人が肩を並べている姿とかあの鉢金を手に巻いてるところとか本当にもう会津最高。ほんと。これ回数重ねるとこじらせて死ぬパターンのやつかもしれないヤバイ

殺陣は刀・槍・二刀流で3パターンも見せてくれるし、皆さん知っての通り西田さんは殺陣できる人にはガンガン殺陣つけるじゃないですか?ゆっくんさんのソロ殺陣の長さハンパなかったよ。馴染みの脚本家演出家舞台でもこんなにやらないでしょって長さだったよ。役の番手を考慮してもちょっと異常な長さだったし最高でした西田さんありがとう!!!!!!!!!

今回のゆっくんさん、1vs1じゃなくて1vsNの殺陣ばっかりだからマチネだろうとなんだろうと余裕でこなせるようなところがほとんど無くて、これは全公演クオリティ維持くる………ってなりました。ムラあるのも嫌いじゃないけどやっぱり速いのは嬉しいなぁ。伊崎くんとの殺陣は力量差で加減してるパターンに見えたので今後に期待。

ゆっくんさんの刀の扱い方って、良くも悪くも流れるような所作の人だからうっかりすると見逃しちゃうかもしれないんだけど、手に巻いてる白虎の子たちを表す白い鉢金で血を拭うんですよ………いつもの肘で挟む拭い方じゃなくて…………もうほんとこの人のお芝居全部が好き

洋装の襟元を開けて出てくるから殺陣の最中ガンガンはだけていって、これ三四郎さん(@オレノカタワレ)のあの袖のやつだよゆっくんさん絶対狙ってるよ勘弁して!!!!!!ってなって、一瞬殺陣からもストーリーからも置いてきぼりくらったつらい

あと物販の固定ブロマイド3枚目に知らないうつくしい人がいて、いやゆっくんさんが美しいのは知ってるんだけど、それでも知らない表情をしていて、ほんとブロマイド好きじゃないな〜とか興味ないな〜って人も1つ500円なんでどうか買って自分の目で世界がひっくり返る瞬間を見届けてほしい

これがブロマイドだけだっていうならまだ加工とか照明効果って分かるんだけど、舞台上のゆっくんさんもやっぱり見たことのないキャラ造形をしていて、席近いのに思わずオペラで確認してしまったけどやっぱり目元は左右非対称で(オブラート)でも美しいんだよ。なにあれこわい。

推しが舞台のセンターに立つ、ってファンにとってはとてつもなく幸せな光景だよねぇ。抜刀隊のシーンでゆっくんさんが真ん中に立ってるの観た時、役どころ的にセンターというわけではないの理解してても胸がいっぱいになった。

ゆっくんさんの顔の話ばかりしていたのでお芝居の話をします。今までゆっくんさんがやってきた役って脚本に書かれた生き方をどう見せるか、に比重が置かれた役が多かったと思うんだけど、今回の山川は脚本に書かれていない生き方に観客が想いを馳せるように促す役なのかなって思った。

つむ鴨の登場人物は前者が圧倒的に多くて、山川とほぼセットで出てくる佐川さんも前者で、だからこそそうじゃない山川が際立つんだけど、純情伝の以蔵と違うのは山川は元々そういう性質ではなくて、かつては皆と同じ前者であったことを感じさせてくるんだよなぁ。それは殺陣とか戦地での山川を見てて感じるとこ。

時間を経て成長してそういう風に変わったのか、変わらざるをえなかったのか、どちらにしても変化する人間もいれば変化しない人間もいて、それが時代が新しくなるということなんだなぁと最近の銀劇で時代が新しくなる話ばっかり観てる私は思ったのでした。

佐川さんと山川は彼岸/此岸の境界に立っていて、佐川さんは彼岸を望んで彼岸を向いてるけど、山川は彼岸を望みながら此岸を向いてるんだよ……………負けたくねぇ、の会津の血が流れてる2人なのに生き方が違うんだよ………

穏やかで柔和な山川は新しい時代に順応してるように見えるしそれは事実なんだけど、死にたい気持ちと死ねない理由を天秤にかけて傾いた方へ転がってるだけに見えるんだ……あんなに優しくて真っ直ぐだけど、戦地での刹那的な煌めきがきっと本来のもののふとしての山川で、でもあの人は斬って生き抜く度に死ねない理由が増えていくんだ

みんなだいすきウィキペディアで山川ページ読んでたんだけど、多分史実クラスタ的に推したいエピソードとかって今回きっと入ってなくて、でも逆にさきや容保様といるあの穏やかで優しい時間からは想像も出来ないような姿の片鱗が西南戦争の中で淡く見えるんだなっていうところが私はとても好きです……これが新しい時代になるということなんだなぁ…………

かすみちゃんの演じるさきがお兄ちゃんの背中を見て育ってああいう子になってるなら、どんなに柔和であっても山川も会津の子なんだよなぁって思うと本当にあのラストは呪いだなって感じるし、山川はこの先生きてくことの方がつらいんだろうなって思ってとてもすきです

土方さんの最期を島田くんに聞きながら泣いてる斎藤さんがすごく痛々しくて、この人は見上げてくる虎と憧れの背中に告げられた呪いでこの先も生きて生き抜いて、決して口にはしないけれどいつかのマホロバで皆に再会できることを望んでいるのかなぁって劇伴聴きながら考えてしまった。

もふ虎はストーリーテラー要素の強い貞吉ががっつり主人公に見えがちで、悌次郎は中の人の殺陣の華やかさも加味したW主演だったのかなって思ってたけど、土方さんにとって虎の象徴が貞吉だったように斎藤さんにとっては悌次郎だったんだなぁって某台詞聞いた時思ったんだけどあれ誰が言ってたんだっけ西郷さんかな

トリプルカテコで誰よりもさっさとはけてくの安定のゆっくんさんなんだけど、その踵の返し方が本当に美しすぎて笑うどころか見惚れてしまった。役抜けてないゆっくんさん的には山川って鋼の人なのかなってぼんやりとした印象

今回ほぼほぼ下手が勝ちと見てるんだけど、聞き耳山川だけは下手過ぎると見えないみたいなんだよなぁ。表情見えないけど背中でそわそわ感が伝わってきてすっっっっっっごい可愛かったんだよ〜もふ虎ちゃんたちのわちゃわちゃとはちょっと違う大人の悪戯っぽい感じが会津組かわいい

一回しか観る予定じゃなかったもふ虎ががっつり刺さってチケット集めまくることになったのは、あれが私の大好きな少年から青年になる過程の虎の話だったからに他ならないんだけど、今回のつむ鴨はかつてそういう少年であった人たちが大人になると、っていうイメージを感じて、作品単体というよりその未来や過去へ想像を広げていく物語だったなぁ。

千秋楽スペシャルで一体私たちはどうなるんだろう………正直斎藤さんのラストシーンがあまりにしんどすぎて西田お前このやろうってなったんですあの演出………………もふ虎勢あそこで呼吸止まったのではないだろうか………





【9/3マチネ】

やっぱり晋助登場前のアンサンブルとの殺陣max速度でソワレの男返上ですゆっくんさん。血拭う所作はいつもの肘に挟んで拭うやつと鉢金使うやつのW技見られて、最高に昂ぶった白い鉢巻を刀に回すアレほんとずるい!!!!!!!!!!あと初日は槍使いいるから気を使ったのかなって思ってた槍速すぎてギア入ってるーーーーーーーーーーーー!!!!!!!ってなった

「私はやることを決めていますので〜」の時のゆっ山川の後ろで大久保さんが\ハァッ…/\ハァッ…/って相づちのように息切らせてるもんだから『フッ(笑)』って普通に噴いて笑っちゃってたゆっくんさんのゲラ安定です。斎藤さんも回想西郷さんにまじまじと眺められてて笑い堪えられてないし、今回ゲラ多いぞこの舞台!

「私は勘が鈍いことで有名…」「ほどほどにしてくれよ…」佐川が語尾遮る感じではなくてしみじみ言ってたのじわる。それ斎藤さんだなぁ…!ってなってから顔出す時のあちゃー……ってお口開けてくるやつ最近ゆっくんさんがよくやる顔ね(´∩ω∩`)にぶちんカワ

さきに斎藤さんのところで話しておいで、って言ってる顔が今まで見たことないくらいの慈愛に満ちててもう………もう……………

降伏宣言する容保様の後ろで一瞬視線落としてから顔上げるんだけど、それでも徐々に信じられないって顔しながらゆっくり現実を噛み締めて額に寄せられた両手があまりに小さくて、この人の手は容保様が『謝る』ところを見ていたからこそ、妹の窮地にさき!!!!って呼ぶあの声で謝って刀を納めるんだな、って思ったらもう大人になるってつらい

大人になれる山川だから、必死に佐川の名前を呼んでても一瞬「佐川さん…」ってすべてを受け入れてしまったように語気が弱くなる瞬間があるのがもうのたうち回りたいくらいすき

刀逆手で持って「邪魔だ」っていう時の土方さんの目細めて眉上げるのが最高って私の中の土方さん信者が泣いてる。3日マチネ以降順手になったので見られてよかった。

ラストの土方さん、すごい優しく笑ってるんだね…………席的に一生分くらいのつねくんの男泣きを見てその後ろに荒木土方さんの慈愛の目とかこちらの涙腺も限界です……………





【9/3ソワレ】
特典ブロマイドD最高過ぎて始まる前から瀕死

今日のソワレ初上手後方で、ようやく殺陣全景で見られたんだけど今回ゆっくんさんだけ一足で踏み込んで複数人斬る、っていう決め技みたいな手ついてるよね????なにあれ超かっこいい!!!ってなったんだけど全体的に普段のゆっくんさんの立ち回りを倍速回しにしてるような動きだからコラボかな

すっごいどうでもいいんだけど大久保さんが踊ってるあの曲が耳から離れなすぎるので、大楽は客席に手拍子促してほしいし佐川さんにはフルで踊ってもらいたいし山川が踊り出したらキャラ設定ぶち壊しだよ!!!!!!!!!ってキレる私とゆっくんさんの踊りに沸く私で殺し合いが起きる

「あの時出来なかったことを一番にしたい」はパンフインタビュー読む限り死にたがってると受け取ってたけど、佐川さんや斎藤さんと違って山川だけが新政府軍に『謝る』をしてるから、ある意味でさきが手元に居なくなったことで会津の民としての生き方を選択したい、という意味なのかなとも思った

昼夜一番違ったのは「かたじけない」だったなぁ。夜は角度的に表情見えなかったのもあるけどああやっぱりそこにあるのは容保様の『謝る』と同じなんだなぁって思ったし、あそこで山川が持ち続けられなかったものを持ってるのが佐川さんなんだよなぁ。

あの「かたじけない」があったからお兄さん呼び許せてるんだよね、って言われて山川めっちゃ懐が広いなって思った………私はあのかたじけないがあったからこそ、史実調べてさきちゃんほんとに大山の嫁になってしまうのかそうか…感すらあったのに!!!!!!!

大久保さんの殺陣シーンでラストに斬られた薩摩軍のモブが「大久保先生…」って言うんだけど、あれ斬りかかってるところから皆大久保先生!って呼んでるんだよね あれは大切な仲間を振り切ってるイメージシーンなんだよね

半次郎に斬られた時の佐川さんの鉢金飛ぶ方向がいつもと違っちゃって、リカバリーどうする?直後の場転でセット裏になるからアンサンブルさんが拾う?ってハラハラしてたらまさかの新八から台詞付きで渡されるという。すごい自然に返しててこの人たち流石だなって思った。
「これ、大事なもんなんだろ?とっとけ」
「まさかお前に渡されるとはな」
って感じの台詞で、酒勧めるくだりの中に追加されててうわーーーーーーーーーーってなって、これひでよくさんの所作が自然すぎたのも凄かったし、しょーごくんの返事も違和感無くて震えた。

これ気付けたのはやっぱりあの鉢金にもふ虎ちゃんたちの姿を重ねてたからで、史実にせよ前作にせよある程度事前知識がないと余裕持ってストーリー追うのは難しい作品ではあるかなぁ。でもそういうところが好きだなぁつむ鴨。

明日からもこのままだったら前回の土方さんのだんだらと同様に追加演出のパターンかな:;(∩´﹏`∩);:しょーごくんがああいうのミスするの珍しいな、って感じもあったから分かんないどうしよう明日マチネはいないので確認よろしくお願いします



アフトのよーじろーさんがゆっくんさんだいすき問題。席順はよーじろーさん・ゆっくんさん・しょーごくん・りょうくん・ひでよくさん・こーへーくん。

普段から慣れ親しんだ人の輪じゃないとあんまり話さない人ではあるけど、今回にこにこしながらよーじろーさんに相づち打つ係ですか?ってくらいにこにこしてて、しょーごくんとゆっくんさんの座席位置逆で予想してたから、よーじろーさんの職権乱用でこの位置なんですか!?!?ってキレた #理不尽

基本的にはいつも話してる人の方見てる印象なんだけど、隣のしょーごくんが話してる時は前傾というか顔覗き込むようにしてて、わあーーーーーこれは仲良いっていうか距離縮まってるし懐いてるーーーーーーーって感じだったゆっくんさんめっカワ

しょーごくんファンの方にもまだ2日目なのに写真凄いですよねしょーごくんからツーショ撮るの珍しいですよ、って言われたので会津の中の人たちが仲良くしてくれていて私は本当に嬉しい

「私は勘が鈍いことで有名…」は稽古場からそういうセリフだったし、佐川さんのツッコミも食い気味で合わせてたんだけど、あそこで笑いが起きると思ってなかったから初日は山川の「有名…」と佐川さんの「ほどほどにしてくれ」が消えちゃって、『たぶん、今、言った、よな?』って思いながら「ですね…」って応えてたゆっ山川

大久保さんのダンスシーンがだいすきだけど堪えなきゃいけないから客席で観たいってにこにこしてたゆっくんさんの願いは大楽で叶えてもらいましょう。千秋楽スペシャルでオンステージを客席降りて眺めよう(舞バサでよくある光景)。特別バックダンサーでしょーごくんも混ざろう。

こーへーくんが『反目しあう』を「はんめ」って言ってて、皆がマジで!?って盛り上がってた中で1人だけ軽く天を仰いで気配を消してたゆっくんさんは、正しい読みの「はんもく」って聞いてもまだ漢字に浮かんできてないだろうな……って雰囲気の漂うゆっくんさん先行ブロック。あの人ほんとどうやって台本読んでるんだろう。

思ってた以上によく喋ってたのは、しょーごくんとよーじろーさんという本編で絡みが多くて良くしてもらってるであろう2人に挟まれてるから緊張してるなりにもリラックスできる配置なんだろうなーって印象。話題振られて「なにがですか( 'ω' )?」ってすっとぼけるゆっくんさんへのツッコミがめちゃ甘だったので今回一番甘やかしてるのはやはりよーじろーさん……

アフト捌け際によーじろーさんが皆に促したことで客席にお手振りするゆっくんさんという超レア映像が見られたわけですが、よーじろーさんがゆっくんさんにデレデレなのは薄々感付いてたけどゆっくんさんも超懐いてるのでは!?!?って割と衝撃だった。お隣の席の方は全然こっち見ないね!安定!って言ってたけど、あんな優しい顔で客席を眺めて捌けるゆっくんさんを私は初めて見ました。すごい。

よーじろーさんが挨拶で言ってたけど、殺陣とか泣ける話でこの作品を売りたいわけじゃないんだよね作ってる側は。もふ虎も悲劇的美談として語られる白虎隊の死じゃなくて、彼らがどう生きたかの話を描きたいって言われてて、観客は目の前の死じゃなくてそこに繋がっていた生を思って泣いてるんだよ。

創作としての物語だからポエム台詞もあるし史実と相違あったりもするから、そこが引っかかる人ももちろんいるだろうけど、それはそちら向けではないから仕方ないね、になってしまう。ので史実クラスタさんが創作として楽しんでくれてるのがとても嬉しい。

ちなみに佐川さんと山川なら普段のゆっくんさんの役は断然佐川さんタイプ、というか叫び芸な役が多いんですよね。朱雀の狂犬って命名されてたのもあるけど演出家が馴染みの顔の舞台出演がまだまだ多いからなぁ。11月のあずみの美女丸はオダジョの美女丸だいすきからの念願の役なのでこちらもとても期待してます。最近は特に毎回良くなってるから期待膨らむ。





【9/4ソワレ】
昨日から血拭う所作のレパートリー増えてる件。
9/3夜→肩から襟をなぞるように拭う
9/4夜→袖口と腿で挟む
袖口と腿は昼からとのこと٩( 'ω' )و

ゲラ組惨敗回でした。
山川→「((( ˘◡˘ )))←(目瞑って笑い堪えてたけど全然堪えられてない)……どうでしょう…」
「鬼と狼\ハァッ…/共に戦えることを期待しています…wwwwww」
山縣さんの息切れしてるこの人が〜のところでは、笑い収まらなくてとうとう後ろ向くゆっ山川。たぶんこれゲラスイッチ千秋楽まで切れないなぁ( ˘ω˘ )あの引き気味の「どうでしょう…」が好きだったのに!w
斎藤さん→回想西郷さんに頬寄せてぎゅっと抱きしめられ破顔。かわいい。

薩摩絶対殺すマンの山川が鉢金の裾くわえて締め直すのほんと、ほんと。あれ見て、言葉にはしないというか出来ない立場だけど、西南戦争時点でこの人が一番薩摩のこと大っ嫌いなのかもって思った。佐川さんとかはまだそれを口にできるけど、山川は陸軍でちょっと偉くなってる?んだもんね(衣装判断)。

でも今日の「この戦いが終わったら本当に刀を捨てましょうね」は完全に死ぬ気でいた

桜見上げて会津に思い馳せてる顔が、容保様が頭を下げる予兆を知っているからか一瞬微笑みが消えたその表情が儚すぎて、ちょうど真正面から見上げられてるように見える席だったので心臓止まった。今日、地面と膝で握った拳で泣くの堪えてたのに、佐川さんの「負けたくねぇよ」を聞いて泣いたんだよ山川。

酔っ払った佐川さん介抱する顔しっかり眺めてたから余計にラストが特別に感じたのかもだけど、弱々しい「佐川さん…!」が本当に泣いてて、まるで置いていかれることを怖がってるようにも思えてつらかった。この2シーンに明確な関連性を持たせた芝居出してこられたら、ってびくびくしてるし、早乙女友貴はそれができる役者さんなんだよこわいよ

あと!!!!!土方さんが!!!!!二幕でがっちり髪固めてきたな〜と思ったら「近藤さん、俺は続けるぞ」って笑うところで前髪右半分下ろしてて表情もバラガキしてたんですよーーーーーーーーー!!!!!!!!!(土方さん信者大騒ぎ)

カテコ挨拶はゆっくんさん。前日までの流れ的に今日の昼かな〜見られないな〜って思ってたので座長のきまぐれご指名ありがとうございました。いつものテンプレだけじゃなく、ちょっと考えて話してくれてほっこり。指名される前から俯いてたのはずーっとそれ考えてたんだろうなぁ。



アフト席順。よーじろーさん・つねくん・しんたろくん・あらきさん。

あらきさんが話しながらおもむろにスニーカー脱ぎ始めたらしんたろくん→つねくん→よーじろーさんで天丼的に脱ぎ始めたのめっちゃ笑ったw最後の挨拶の時には両足脱いでたあらきさん(踵潰したスニーカー)がサッと履いてシュタッと立ったのも笑った。早い。その横でもたもたスニーカーとブーツを履く2人と靴下のまま立つよーじろーさん。アフト自由だなぁ。

つむ鴨の乾=板垣だってこの前知ったんですけど、その乾のシーンの後、着替えが間に合わないまま竹内さんが殺陣シーン出てきちゃって(乾斬っちゃった…!)ってつねくんが思った話すごいツボだった。歴史が改変されちゃった…( ˘ω˘ )

公演始まってからの方がチケット売れる速度がはやいらしく、もふ虎がお客さんに愛されたことで実現したつむ鴨もまた愛してもらえればシーズン3とか……名前が出ただけで出てない人とか………って裏で話題が上がってるっぽいことが示唆。

あらきさんの言い方だと展開続けばいいねーくらいだったけど、つねくんの言い方は完全に続けるとしたらどこにスポット当てる?って話がされてるニュアンスだった。もっかい半次郎でりょうくん引っ張れれば長州サイドの話とかできるのではなかろうか。

もうとにかく山川が好きで、山川観れなくなるの本当にいやなんだけどかといってシリーズ3に出てほしいかというと佐川さんと一緒じゃなきゃやだやだやだってなるからおたくって面倒!!!!!

つむ鴨出演発表された瞬間からすごい楽しみにしてたけど、同時にもふ虎がすごく良くてすごく綺麗な西田さんだったから続編が駄目だったらどうしようってびくびくしてたから大楽きてほしくない、って思うくらい好きになれたのがとても嬉しい。西田さんとゆっくんさんを信じて事前にチケットがっつり取ったはずなのに、なぜかまだ増えてる。





【9/6ソワレ】

かすみちゃんの薙刀指導がゆっくんさんによるものだったとは。でも前作のつねくんもそうだったけど真ん中辺りを肩幅くらいの間隔で持ってひゅんひゅんするのが西田さん指導って感じする一方、かすみちゃんの殺陣はぐるんぐるん回すやつでしたね。槍というか薙刀だからそれが自然だと思ってて、ゆっくんさん指導の可能性に思い至らなかった!

ゆっくんさん自身はたぶん長物が苦手で(あくまで刀比)初日は刀がめちゃくちゃいい分、もちろん上手いんだけどやっぱ長物苦手なのかなぁ……って思ってたら3日のマチネからすっごい速くなってて感動したんだけど、妹に長物教えた手前兄さんが本気出さないわけにはいかないですよねーって思った今日も良かった。(こじつけおたくの業)

今日の大久保さん、「出番が遅かったので〜」のとこも話しながらターンとかしてて、斎藤さん佐川さんが笑いを堪え切れない横でしれっとして「どうでしょう…」って答えるゆっ山川。「鬼と狼、参加してくれることを期待しています」も堪え切ったのに、その後山縣さんの肩越しに向かいで笑ってるしょーご佐川さんの顔見てフッwwwって噴き出したの本当に……なかよし会津が3人とも笑ってるのほんとは駄目なんだけど和んだ…( 'ω' *)

薩摩絶対殺すマンの時、前髪がっつり分けて出てきたのが最高にかっこよかったし別府斬ったあと前髪かきあげるのももう、もう、ほんとすきです

今日久々?に右目もがっつり一重のゆっくんさんだったんだけど、あれで前髪分け→落ちてきた前髪かきあげはもうなんていうか好き!!!!!の一言に尽きる。真正面で見た友達にもあれめっちゃカッコ良かったけど毎回なの!?って聞かれた٩( 'ω' )و ふふふー

今日の山川すごい。佐川さんに「もう少しうまく取り繕ってください」って言うところにめちゃくちゃ人間味があって、酔っ払った佐川さんがぽんぽん、って介抱してくれてる山川の手を振り払おうとして上げた腕を瞬時に掴んでぐいって下げて押さえ込んだり、もう西南の頃の穏やかさが嘘のような人間味

会津降伏のところも膝ついて肩落とした時点で泣いてたのに、佐川さんが負けたくねぇ、って泣いてるのを肩越しに振り返って、その言葉が耳に届いた瞬間またこみ上げるように泣いてて。

しょーごくんの佐川さんが動、だからゆっくんさんの山川は静、って印象をずっと持ってたんだけど、今日の山川は時代関係なく佐川さんと一緒だとすごく感情豊かで、お互いに無いものを持ってる二川じゃなくて同じものを共有しあってる二川って感じがした

だからこそ今日の「佐川さん…!」の置いていかれてる感増してたし、同じ刀落とす動作でも副長に駆け寄る斎藤さんは顔険しくしていくけど、山川は顔から生気が抜けるんだよ。信じられないものを見る目してる。佐川さんを呼ぶ声聞きながら、召集時の「貴方が来てくれると聞いて嬉しいかった、本当に」を思い出して死にそうになった

撤退と白虎隊の自害知らせる時も泣いてて、明治10年経って斎藤さんや大久保さんたちの前で穏やかな表情をしていても、佐川さんの前でだけは昔と変わらない顔をして、昔と変わらない感情を出すんだなって思ったら、本当になんでこの休演日前に解釈変えてきたのゆうきさん……すき………これ木曜どうなるのかな…

ただ、「あの時代を知っている貴方に、あの虎を、会津を、知っている貴方に」っていうセリフだったはずなんだけど「あの時間を」って派手に間違えててひやひや。全体的にセリフの言い回し変えてたのもあって模索のターン入ってるんだろうか。

穏やかさを表現する代わりに出だしのセリフの滑舌が危ういな、っていうのは特に初日ちょっとひやひやしてたんだけど、しょーごくん筆頭に同じシーン出てる人が皆滑舌良くて声通るから余計に浮いて感じるのかも。でも日を重ねるごとに良くなってるし、こんなに凄い!って思うところがいっぱいあるのに、まだまだ伸びしろのある人なんだよなぁ。すごいなぁ

あと今日の新八と半次郎良かったなぁ………ひでよくさんががっつりお芝居変えてきてて、飄々とした感じも増してるけど悪い感じも増してて印象全然違ってよかった。特に佐川さん煽るところは完全に追いかけて来させる気で煽ってるなって感じた。東京公演も折り返しだし、各所で疲労が見えるところも多い中、半次郎はエンジンまだまだかかってる感じしました。





【ここから推しダイマ】
つむ鴨を見て、早乙女友貴くんの殺陣はすごいな〜とか泣きのお芝居がいいな〜と思った方は、今月WOWOW大衆演劇時代の劇団解散公演が放送されるのでよければご覧ください。
お兄さんの早乙女太一くんとの殺陣はつむ鴨以上の速度ありますし、お芝居はめっちゃ泣けるので……健気な子分役なんですけど前半のコミカルっぷりとの落差で頭痛くなるくらい泣けるのでぜひ……(語彙力)
https://twitter.com/wowow_stage/status/773725139414286336

『怪談・にせ皿屋敷』DVD鑑賞まとめ

お芝居の評価って難しいなぁと思う。というのはその脚本家/演出家にいい印象持ってない人間には良かったところは役者のおかげ、悪かったところは脚本演出のせい、って感想になりがちなところがあるなあって。私は岡村演出が自分の感覚とは合わないからつまんないと思ってて、かつ太一さんは自ら演出とかができる人なのを知ってるのでこれって太一さん発の演出なのでは?と思ったりもしてしまう。

どこまでが役者発でどこまでが演出家発でどこまでが脚本なのか、なんてことは実際の台本やお稽古見てないと分からないわけで、もちろん見えてるものを評価するのが観客なんだけどその辺りの正解が分からないまま良かった悪かった言うのってなかなか不毛だなと思ったり。私がこの作品で面白いと感じた部分はもしかしたら私の好きじゃない岡村さんの演出が一役買ってるところもあるかもしれないじゃない。分かんないけどね。


というわけでそんなこと考えつつ好き勝手に怪談・にせ皿屋敷の感想まとめ。




朱雀FINALの川北見た時も思ったけど、私は太一さんのお芝居が凄く好きだしこの人は立っているだけで華のある役者さんだなぁと思ってて、たしかににせ皿は脚本がすごくよかったんだけど、じゃあ台詞がとても印象深いのか?というとそんなこと全然ないんだ。私もあまり記憶力いい方ではないけど、それでも見た直後とはいえ「げんまん」くらいしか頭に残ってるワードがない。それでもいい脚本/話だったと思えるのは、そこに感情を乗せて役に命を吹き込む役者の力だと思う。太一さんは決して印象的ではない、なんてことない台詞一つにも命を吹き込んで板の上で生きてる人だなぁって改めて感じた。

でも、じゃあそういう脚本を広げるお芝居をする人がたくさん揃えばいい舞台になるかといえばまったくそうではなくて、広げられたお芝居を収める人/締める人がいないと成り立たないと思う。作中ほとんど太一さんと同じシーンにいるばーちょんや銀之丞さんは収める/締めるお芝居が出来て、しかもそれがめちゃくちゃ上手くて、なおかつ自分の味が出せる人たちなんだなぁ。

一方同じようにシーンに出てるしょおんはその辺りの収める/締めるがあんまり上手じゃないんだけど、しょおんがお芝居を広げると太一さんがパッと収める/締める側に回るから舞台上のバランスは取れるんだよね。太一さんの味を出す、って意味では彦兵衛は創さんよりしょおんの方が向いてたなって感じた。ラストシーンの創さんの映え方がすごくいいっていうのもあるけど。特典に入ってたしょおん版も「お菊の……祟りが…」って台詞が完全に取り憑かれてる感じあってすごくゾクゾクしたけど、やっぱりWキャストは先に見た方がしっくり来るようになるなぁ。

キャスト的には朱雀界隈オールスターズに近いメンバーで、ばーちょんやちゃんじんといったお芝居上手い人たちもいて文句のつけどころがないんだけど、実際にDVD見て特にいいなと思ったのはヒロインが山本美月ちゃんってとこかなと。正直お芝居はそんなに上手くないんだけど、早乙女太一の相手役として必要なものを全部持ち合わせてて、しかもそれを完璧に使えてるなって印象でした。

広げも収めも出来る太一さんがお菊とのシーンはお芝居広げまくってく中で、そこに添えられた小道具の一つのように居られる美月ちゃんの効果はすごく大きい。お芝居の邪魔にはならない、でもたとえ姿が見えなくても声には存在感とキャラ立ちがある、和装が似合うんだけど一目見て美人と分かる目鼻立ちをしてる。半端にお芝居広げて舞台上のバランスを崩したりしない、添え役として満点に近い。これうまく表現できてない自覚あるんですけど全力で褒めてます。

だからこそラストシーンのBGMが惜しいなぁって。それまで音楽は場面転換の合図とか背景のように、とにかくお芝居の邪魔にならない仕様だったのに、なんでここでコーラス入りの曲がくるんだよせめて音量もうちょっと下げようよっていう。個人的にはここは添えのお芝居一貫だった美月ちゃんの泣きの横顔と綺麗な指先の所作という収め/締めの動きが、周囲の喧騒と合わさって物語としては広げになるという彼女随一の見せ場だと思ってて、それだけで十分完成してるのにここクライマックスですよー!!!って分かりやすく主張してくるBGMめっちゃ下世話で野暮だなって思った。

私個人としては特に好きな顔じゃないんだけど、目鼻立ちがくっきりした洋風の顏してるのに、黒い太眉とその骨格が泣きの男顔だから普通にしてても泣いてるように見えるとこがお菊にぴったりなんだよなぁ美月ちゃん。嬉しいって言ってるシーンも表情というか声の雰囲気が明るいだけで顔泣いてる。それがお菊という役にはすごく合ってるし、女顔の太一さんと並んだときもすごくバランスがいい。これだけ早乙女太一の相手役のお菊としての素養を兼ね備えてて、なおかつそれをちゃんと使えてるのは本当に凄いと思う。

脚本的にラストが凄く好きっていうのはもちろんあるんだけど、一番いいなって思ったのは早乙女太一の圧倒的殺陣によって話が展開して『いかない』ところがいいなって。もちろんそれは見世物として一級品のクオリティだからこそとても説得力のあることなんだけど、そうなると青山播磨は早乙女太一ありきになってしまうよなって。もちろん殺陣自体を披露するシーンはあるんだけど、それが物語で起きる問題の完全な打開策にはならないとこがすごくいい。

とはいえお馴染みオールスターズなだけに中の人透かして観ることは避けられないわけで。そういう意味で朱雀ファン的には播磨が敵わない相手役、あそこが僚くんであることはわりかし説得力あったんじゃないかなと思った。ばーちょんも同じく。あれはなんというかこう、絵に描いたような知力が体力を上回る的なやつですよ。

そんな感じでばーちょんの芝居と舞台上でのバランス取りの上手さにはただただ感服…!!だったんだけど、個人的にはちゃんじんをもう少し上手く使えなかったのかなぁ惜しいなぁって思う気持ちが強い。いい役だったし、腹違いといえど兄弟って説得力がありすぎるほどいいキレだったのに。にせ皿自体は播磨の物語だからあんなもんなのかなぁ。

鉄のあの感じはとにかくとても良いちゃんじんだったんだけど、あれって鉄がなろうとした男像=播磨様だったってことなんだよね。傍若無人な強さのある、人の上に立つ男の理想像が腹違いの弟。ロマンだなぁ。

あと鉄の刀から火花出るアレ………いや確かにびっくりはしたけど、でもそれ必要な演出だった?そんなの無くてもちゃんじんの芝居で十分すぎるほど劇的なシーンに出来たんじゃないの?って思ってしまって、とにかくせっかくちゃんじん使ってるのに勿体無いなぁって思った。

でもラストのばーちょんと僚くんが捌けるやつはなにこれすごいーーーーー!!!!って思ったし、それは青山劇場の作りもその利用の仕方も話の流れにぴったりだったからで、あれが岡村さん演出ならちょっと見直すわレベルに感動したんだけど、まぁ、真相は観客には分からないので。あれ良かったですとだけ。


青山播磨があまりにも私の中での『劇団朱雀二代目早乙女太一』像にぴったりすぎてこ、これが見たかったんです……とさえ思ったけど、もちろん役が入ると化ける人だということは知ってるのでどんなに本人が透けて見えてもお芝居だとは思ってますよ全身じゃんけん以外。あの目の輝かせ方すごかったですね。じゃなくて。相手がいる役といえばレチタも見たことあるけど、やっぱり愛情の描き方が美しい人だなあと思った。

ちょっと若干脱線するんですけど、播磨様ご乱心というかお菊の真相知った後の播磨様が、中の黒襦袢が見えるくらい襟元乱して出てくるのがすごくすごくオレカタ早の三四郎さんが時座で二の腕見えるほど着崩してお酒呷ってたあれを彷彿とさせて一人でぎゃっ!ってなってました。

話し戻します。太一さんといえば殺陣、女形って言われるのは尤もなんだけど、私は役者としてお芝居をしている太一さんが凄く好きで、こうしてそれらの要素を極力排斥してお芝居だけを観られる機会があるってとても幸せでありがたいことだと思ったけど、まぁ求めるものが合わない人は合わないだろうなぁとも思ったし、ファンの皆さんが播磨様注意!って出すのも納得ではありました。

でも私は播磨様だいすきです。播磨様は口をがっぱー!っと開いて笑うしドスきいた声で吠えるところがとてもよいのだ……太一さんの大きなおくちと歯並びとても好き………あと常々顔がかっこいいと思ってきたんですが、この人を形容するのにイケメンとかかっこいいとかじゃなく『色男』って最適解だなって思いました。これ自体は作品上の言い回しなんだけど、早乙女太一の男としてのビジュアル評価にぴったり。

でも、でも、たとえそんな色男の客席降りがあると言われても絶対最前入りたくないって思う舞台はそうそうないなと思いました!wお芝居としてだから大丈夫だとは思うし、座席の隙間狙ってるのは分かるんだけど、早乙女太一の速度で刀振り下ろされるって!!!椅子に座って物語を俯瞰で見つめている観客という安心感ゼロだよ!!!!初日に座った人、いつまた同じことが起きるか気が気じゃなかったのでは……?

あと舞台上にあげられてたのは仕込みじゃなく本当の観客だと思ってて……いいんだよね…?あれ追いかけ回す播磨様恐ろしすぎるし、あのお姉さんはもしかしたら太一さんファンではなくてその怖さを知らなかったかもしれないし、逆にファンだから嬉しかったとかもあるかもしれないのだけど、少なくとも私なら本気で生命の危機を感じますあれは。こわい。

カッパの舞はね、もうね、播磨様楽しそうだからなんでもいいよ…wwwって思ったけど、あれ多分朱雀ファンの皆さんの方が本編と切り離して観られるんじゃないかなと思いました。無茶振りされるメンツを見慣れてる的な意味で。あのエンディングの後に毎回カッパの舞されたら他のファン的には余韻返せwwwwwwってなりそうですけど。私は播磨様が無茶苦茶してるのが好きなので、それで終わってくれたことで笑顔になれました!

ばーちょんとか銀之丞さんとかちゃんじんとか、とにかく皆さんすごい良かったんだけど、早乙女太一という役者は主演である以上に華であるから結局あの人に全部持ってかれちゃうんだよな〜でもにせ皿は脚本も演出も周りのお芝居も早乙女太一のためにあるわけじゃなくて、各々がその仕事を全うした結果としてあの人が際立っているのがいいんだ〜

そういう意味ではキャスティングの時点で7〜8割完成してると思わせるくらい各々が役に合ってるし、仕事を全うしてるからこそ、太一さんのお芝居の広げが多少度を超えても平気なんだよなぁきっと。元々自分で広げたものを面白く収められる器用な人だという印象はあったけど、今回は投げれば誰かが拾ってくれる。幸せな座組だなぁ。

とにもかくにも日替わりゲスト含め、オールスターズの様相だったようなので太一さんの殺陣/女形が観たい人とか太一さん以外の役者ファンの人の満足度はもしかしたら低いのかもしれないけど、バランス感覚のいい役者さん揃いなおかげで場面一つとっても、作品トータルでも、とても緩急のあるいい作品だったなぁと思います。DVD完売してるの残念だなー。

あと、見終わってから脚本が東京サンダンスの人だって知って良かった。私の中で最早トラウマ級に面白くなかったし一つも心動かなかった東京サンダンス。もしそれを知ってたら最初の脚本/演出の話の通り、絶対にバイアスかけて見てしまっただろうし、あんなに気持ち良く終われなかったのでは?とさえ思う。ので、やっぱり個人的には舞台って事前に情報入れない方が没入できていいなぁ。

【随時更新】終わりのセラフTheMusical日替わり感想まとめ

元からだいぶネタバレを考慮しない作りになってましたがここからは各回の日替わりとか小ネタをぽろぽろまとめてく感じ。半分くらい自分用記録。記憶力あんまりよくないので細かい言い回しとかはニュアンスでよろしくベイベー。
宣伝兼ねてるキャラ別感想とかと2/6までの感想などはこちら。
mishu-h.hatenablog.jp






_____2/7昼______

グレンの無茶振り

『5回も違うのやってるのにいつまで経っても分隊長にしてくれないじゃないですか!グレン中佐、お手本を!』と三葉の逆襲。
通路中で揃えたい腕を上に伸ばしてくねくね〜っとやり切るグレン。
『私がそれをやれば分隊長にしてくれるんですね!』と再確認する三葉。どうなる夜公演。

君月くんのレンズ

2/6に続いてこの日も与一が『あ、あったよ!』と発見。
ただし三葉の華麗なる蹴り飛ばしで再び消失。
『お前意味わかんねぇだろ!?』とガチ慌てする君月くんかわいい。

モブ美(仮)の恋。

2/4・2/5『言ってやったよー!』
2/6『めっちゃかっこいー!』
2/7『めっちゃいい匂いしたー!』
→ガチ照れ優ちゃん。
興味ねぇよ、と言いつつにやけ止まらず。
与一にもいい匂い〜ってくんくんされてまた照れる。

カテコ

2人してニヤニヤしながら出てきたと思ったらクルル・フェリドまさかの逆転。
フェリドに膝つくクルルとその手を払うフェリド。
客席から歓声上がるくらい凄い画だった。

「今日はミカがしゃべります!」ということでかっちゃん挨拶。
「本日はありがとうございました。…13時からありがとうございます。本日2回公演です。なんと当日券ございます。よろしくお願いします!」
最敬礼のミカとフェリドの頭が低い吸血鬼組に再び挟まれるがくちゃん。
この回は完全に吸血鬼回だったなぁ…

地震

ちょうどクライマックス手前で縦に軽く、暫くして横揺れ。AiiA以外の建物ならもう少し揺れ小さいんだろうな、と思いつつこれもっとデカかったらAiiAだし死ぬな!!!!!!!!!!!!!って思いました。心中未遂。



_____2/7夜______

手錠

君月くん側の鎖が切れちゃって思わず「外れちまったじゃねーか!」って言ったのふふってなった。
この日マチネでは外れませんって言われて、優ちゃんがおもむろに鎖掴んでビッ!って引っ張ってました。ほんとに壊れちゃうからやめましょう。

泣き虫くん

死んでなかったんだ、のくだりで号泣優ちゃん。
公演中、大体2回に1回くらいの割合でシノアちゃんが来てもまだぐずぐずしてる。
逆に6日夜〜7日くらいにかけての間でここのミカは音を立てず涙するようになってた。

カテコ

「残り6公演です!全力でがんばります!皆さんもですよね!」ってキャストに振ってた優ちゃん。
やっぱりまばらな返事(笑)
ようやく折り返しですね。



_____2/8______

グレン無茶振り

「俺のいいところを5つ言ってみろ。俺はお前のいいところたくさん言えるぞ。」
・怒ってても可愛い
・信頼できる
ツインテールが似合う
・素直じゃないけど愛がある
・そして、今の反応(めっちゃ困ってる)が可愛い

三葉の思うグレンのいいところ。
・背が高い
・ここ(おでこ)が広くてかっこいい
・殲滅!の決めポーズがかっこいい
・……5個ですよね?

「テメェ3つしか言えないのか!あーあ、シノアはたくさん言ってくれたのになぁ」

ドーピング

決めポーズがシノアちゃん→命、三葉→カッキーンで謎のお笑い縛り。
カテコでは三葉→命、グレン→カッキーンで再現してました。

曲が終わって客席から拍手上がったら後ろの優ちゃんもぱちぱち拍手しててそれはもうかわいい。

カテコ

「今日は吸血鬼どもとうちのグレンがお見送りします!」
「いつからお前のものになったんだ?」
「あれ?俺のグレンじゃなかったです?」
優ちゃんっょぃ。



_____2/9昼______

ミカのアイライン

多分今までのどの公演よりも目尻がっつり跳ね上がってて収録日だし気合い入ってる!って感じ

シノアちゃんの恋物語

「ずきゅーん」の時点ですでに耐えきれず笑い始める優ちゃん。
『そう、出会いは突然だった。転校生百夜優一郎、エリートヤンキー君月士方。二人はいがみ合う。しかし徐々に愛を深め合っていくのです!!!』
収録日にぶっこんでくるシノアちゃんまじシノアちゃん。
個人的には恋占いの時の君月くんの「なんで知ってんだ。おい、なんで知ってんだよ」が好きです。

グレン無茶振り

シノアの物真似。ここもぶっこんできた。
三葉「柊シノアちゃんですよ〜♡童貞は悪!ビバ!不純異性交友〜♡」
この日のシノアちゃんの真似で手を広げる方ではなく、自分の体をぎゅーっと抱き締めるやつ。

そして恒例の「グレン中佐もどうぞ!」
グレン「グレン中佐〜♡私はモンブランが大好きなんです!♡」
シノアちゃん登場時に「中佐!馬鹿にしないでください!」とクレーム。
この日のカテコも2人揃ってシノアちゃん真似で自分の体ぎゅーっとしてました。

ドーピング

三葉が前でタイタニックポーズ。
じわじわ上がっていくシノアちゃんの魔の手。
マントでしっかり見えなかったけど多分あれガチで三葉の胸揉んでた…wwwww

君月くんと与一

病室に入ってくる君月くんと遅れてくる与一。
肩で息してて、速いよ〜って君月くん指差す与一。
心配して走ってきてくれたんだね…(*´◡` )( ´◡`*)

カテコではいつも通り控えめに片手ハイタッチ求める与一の肩に君月くんが腕回してくれて超仲良しでした!



_____2/9夜______

収録なので

昼がもろもろアクシデントあったので、夜は全体的に手堅く。
シノアちゃんの恋物語は変わらず、グレン無茶振りは俺様のかっこいい物真似、ドーピング終わりはデフォルトの片足立ちのやつ。

終わりのセラフTheMusical観てください感想

TRUMPまとめ全然進んでない中、終わりのセラフTheMusical販促ブログですよろしくお願いします。
こちらも基本ネタバレ考慮してませんが更に考慮してない日替わり感想まとめはこちら。
mishu-h.hatenablog.jp




○繭期の人向け楽曲のはなし

正直メインのかっちゃんがくちゃん筆頭に歌唱力に不安要素残る人と未知数の人が大半占めててほんとにミュージカルでやるの???ほんとに???ってドキドキしながら初日迎えました。あとAiiAは座席位置によっては前方席の方がスピーカーの音聞きづらくてピンマイクが拾う音聞こえない!!!ってことがあるので(薄ミュ黎明録で経験済み)尚更ほんとに?????って思ってました。
列ごとの高低差浅すぎて舞台が見えないという致命的な欠陥があるブルーシアターはそういう理由で悪名高いAiiAより下にランキングしてたけど、今回ミュージカルやるならブルーシアターの方がまだマシだなって認識を改めた。せめて適材適所で公演うってくれそして早く無くなってまともな箱物建ててくれ。

って思ったら今日はマイク入ってるのに聞こえないってことほぼなくてなんだよ昨日の初日はゲネだったのカヨーーーーーー!!!!!!ってなりました。もういいよすぐ改善してくれてありがとうありがとう。


話を元に戻します。音楽。

私の繭期が深刻すぎるのかはたまた和田さん節が凄すぎるのか、とにかく片っ端からTRUMPシリーズを思い起こさせるような妖しくて独特な音階のオンパレードであれ私TRUMP観に来たんだっけ???でも歌ってるからLILIUMかな???????ってなりました。だってほらクルルも「お前に永遠の命を与えることができる」って言ってるしミカはTRUMPになるの…………????
楽曲として難易度が高いこともまぁ事実で、前述した通りほんとにミュージカルやるメンツなのか…?っていう予想通り正直売りにするには無理があるかなぁごにょごにょ…って感じの仕上がりなんですけど、でもほんと初日なんだったのってくらい2日目はマイクが仕事してたのでメインテーマの細かいパート分けも聞きやすくなったヨ!初日クオリティのままだったら流石に知り合いも誘うの忍びねぇってレベルだったヨ!読まれてるか分かんないけどアンケートに声量差やばいからなんとかしろって書いてよかったスタッフさんありがとう!!
男性陣が声細めの人多いのか、女性陣が一律歌うまなのか、まぁ多分どっちもだと思うんですけど男女分かれてる時はそんなに気にならないんだけど皆揃うと女子強いなぁ〜という印象。だからって女子組の歌い出しでマイク入ってないことは言い訳になりませんけどね。
そんな中、吸血鬼組のクルル・フェリドによるはちゃめちゃ音階デュエット『ヴァンパイアセッション』はキャラ立ってる声質の2人で歌うと妖しさすごくて、でもこれ知ってる絶対聞いたことあるぞって後から思い返したら『共同幻想ユートピア』に雰囲気似てるんですあの音階の感じです。『クルルの犬』もまりやぎのドS女王様感とあいまって最高オブ最高なんですけど、個人的にはシノア・三葉の『ドーピング』って曲が『繭期のティーチング』+『プリンセス・マーガレット』って感じで脳内麻薬感すごいので聞いてほしい。
飲むと力が増すよ!1錠なら1.5倍、2錠なら1.8倍!ただし3錠飲むと内臓破裂、2錠でもショック死の恐れあり人体への副作用はお墨付き!みたいな歌詞でかわいい女の子がドーピン♡ドーピン♡ドーピン♡って歌ってるんですほんとなんです。
あとこの曲の後ろでシノア隊男子組がわちゃわちゃダンスしてるところがあるんですけど、各メディアで歌が苦手だと公言し、あまつさえカウントがとれないという致命的弱点があることまで素直に言っちゃった推しが踊ってるのがもうとにかく可愛いので優ちゃん好きな方もそうでない方もぜひ余裕があったら見てください。メインは女子組の華麗なステップです。


○推しがかわいい優ちゃんのはなし

ほんとこのタイプやらせると外れないなぁがくちゃんって!!!!!って安心感すらある佐野優一郎。
『このタイプ』というのは典型的主人公とか猪突猛進バカとかカテゴライズは色々だと思うけど主にいい意味で本人と似てる、と言われてる印象なんですが、がくちゃんにこのタイプやらせて一番外れないポイントは『対になる相手に対しての無理解に一切の悪意や苛立ちを感じない』ところにあると個人的には思ってて。
鎧武や曇天でもあったシーン、自身が置かれてる状況の急転に理解が追いつかなくて無意識に相手の縋る手を振りほどいてしまう、っていう場面。私は振りほどかれる側に感情移入というか、肩入れすることが多いタイプなので「このやろうなにしてくれてんだよ!!!!」って怒ることがこれまで結構あったんだけど、がくちゃんがこのタイプ演じると怒るよりも「分かる分かるよお前の気持ちも分かるんだけどね!?!?」って遣る瀬無さ感じてしまう。バカだから仕方ない、ってことに説得力があるっていうと身も蓋も無いんだけど、腹立てるより仕方ないよねこの子はそういう子なんだもんねって気持ちになる。
多分贔屓目じゃない、と、思うんだけどどうでしょうかあまり自信がありませんでも少なくとも私は推しが演じてる役だから許すみたいな目線では観てないよほんとだよ。
あとこの『対になる相手とのやりとり』というのがクローズアップされがち、というのもがくちゃんがこれまでに舞台で演じて私が観たことある役の特徴の1つかな、とも思って。今回も大枠では対になるミカとの別れ、再会がやはり見どころかなぁとは思うんだけど、それ以上に対になる相手以外との絡みが随分上手くなったなって印象でした。
シノア隊各々とのエピソードは対になる相手がシーンごとに変わる、という解釈で観ると相手以外とは言わなくて、むしろ前述の『ドーピング』のバックや端々で君月や三葉と言い合いしたり与一とじゃれあったりしてる、マイクに声が乗る/乗らない関係なく細かい部分でやってるお芝居のこと。ここ数年は1年の内、何割かは映像仕事やってる期間が必ずあるということもあって、個人的にはここが役者佐野岳を観る上で一番見応えあるところかなぁとも思ってる。
口喧嘩的な場面は台本にここまで細かくあるのかな?でも喧嘩相手のあとむくんとかは言ってること変えてきてるな?という定かでないところもあるんだけど、こんなに矢継ぎ早に言葉がぽんぽん出てくるとこあんま観たことないなって。
主人公らしくバシッとどかーんと決めるところ以外もぜひご注目いただきたい。相変わらず泣きそうな顔最高です。


○男前さがにじみ出てるミカのはなし

原作とアニメを見たかっちゃんが抱いたという『吸血鬼に家族殺されて憎いのは分かるけど、優ちゃんたちといる時間より吸血鬼たちと生きた時間の方が長いのにその気持ちって持続するもんなのかな』って気持ち。これご本人のラジオでの発言なんですけど、私も原作読んだときこれ引っかかってて、まぁSQとは言えジャンプだし過ごした時間なんか関係ない家族とは心の繋がりのことだ!って論法タイプの話なんだなぁってゆるりと納得させてたので、同じことに引っかかってる人が演じるミカとは…って観る前からもうドキドキでした。
で、開幕一発目に感じたのはああミカの言う『家族』は優ちゃんとの絆を繋ぎ止めるための呪いなんだなぁと。かっちゃんのミカ解釈と当人生粋の男前っぷりが合わさってそう感じたのかなぁと思いつつ、この序盤ですとんと気持ち良く落ちてくる納得感のおかげで、再会時のあの縋り方に至るまでの過程、とにかく人間と吸血鬼の境界線ギリギリに立ちながら唯一の家族を拠り所にしてる辛さに感情移入して観ることが出来たと思いますかっちゃんすごい。
でも離れてた優ちゃんにはミカのそんな葛藤とか過程なんて分かんないどころか、幼いミカからもらった精一杯の呪いを持ち前の底抜けバカでいい方向へ昇華してるから、自身の状況が急転したあの場面で唯一の家族が助けを求めてる声が聞こえないんだよなぁって。残酷なほど無意識の悪意。とはいえミカも自分の知らない優ちゃんの成長から目を背けて一緒に逃げ出そうって言うから、セラフって一番大切なものは目には見えないって話なのかなって気持ちになりましたわ…
このミカ解釈が気に入ってることもあって、生身の人間が演じると漫画から受けた印象以上のドロドロ感出てきてとても好みだな…って感じましたね。



大体この2人ばっかり観てたので以下エピソードまとめ。


○美しくて変態すぎるけどムードメーカーっぽいフェリドのはなし

あっはーん♥の破壊力すごすぎて耳から離れない。
クルルとのやりとり以上にミカとのやりとりにおいて変態だなこいつ…感が出てくるの一体なんなんでしょう。発言だけ注視すると対クルルの方がヤバいかなって感じするんだけど、足蹴にされてる時の顔めっちゃ美しすぎて震えた。えっなにあれ超美しい顔してるんだけどなにあれ。
残念ながらフェリドの立ち位置的にもあんまり大立ち回りってシーンはないんだけど、多分稽古場ではがくちゃんを可愛がってくれてるのだろうなぁというエピソード置いておきます。

初日スペシャルカテコにて。
与一役のしんちがカンパニーを家族に例える→最年長だからカンパニーのパパとしてって言うせいじろさん→隣でちっさい声で「おじいちゃん…笑」って言っておじいちゃん言うな!!!!!!ってツッコまれるがくちゃんめっちゃいつものエヘヘって笑い方してました!!!!!!!!!!
甘えさせてくれる相手じゃないと借りてきた猫状態でにこにこしてることが多い推しなのであれ一発でもう気を許してる相手だし、ツッコんでもらえるって分かってたなって思いましたおじいちゃんありがとう。
ちなみにそんな彼は自分の前に挨拶するかっちゃんの横顔凝視してて、これ順番次だ…!ってなりはじめたかな挨拶でそんな緊張せんでもって気持ちになりました案の定ぐだりまくってて可愛かったがんばれ座長。


○美少女で女王様でTRUMPなクルルのはなし

女王様感がほんとすごくてエロかわいいんだこれがまた。フェリドを足蹴にし、ミカを抱き留め、クルル最高だなおい…ってくらい私のドストライクなんですほんとかわいい。美少女でありながら女王様、って書くと高飛車系お嬢様なイメージになりがちかなと思うんだけど、まりやぎのクルルは高貴なご身分と権力があるんだなって思える品の良さがあるんだよなぁ。すごく当たり役だと個人的には思いますファンの方的にはいかがでしょうか。カテコでフェリドからの手の甲への口付けを払うのが最高なのでセンター席ほしい。
そんな可愛い女王様がミカに『永遠の命を…』って言った瞬間繭期爆発して泣くかと思った。うっ。『肉体の成長を止めて千年、二千年と生きるのは賢い選択ではない』って台詞辺りからミカはソフィのありえた可能性の未来の一つなのかな……ってなって私なに観てきたんですっけ…………?(再び)





公演期間中の成長を〜ってよく言われるけど役者側がそれを言うのは推しと言えどちょっとなぁ…っていうのが個人的な想いではあったけど、むしろそれを期待することは良いことだなと思うくらい今日の公演は初日比めちゃ良くなってました。
特に薄ミュの頃から和物なのにその刀持ってる意味無い振り付けダサいんだよ!!!!!!!!!って頭抱え続けてた本山振り付けが、まさかの、ミカ優の息のあった背中合わせ筆頭にとても様になっていて、もうこれはダンス苦手なんて言わなくていいですよがくちゃんかっちゃん!!!!!!!と大興奮したというエピソードで締めさせていただきたいと思います。
シノア隊も良かったとこいっぱいあったので明日以降書き足せたら……でも大体優ちゃん観てるから記憶吹っ飛んじゃうんだごめん…





______ここから2/6付け______

休日にして初の2公演回しということで不安いっぱいだったけどめっっっっっっっっっちゃ良くなってたーーーー!!!!!


○芸達者でかわいすぎるシノア・三葉のはなし

私の大好きな『ドーピング』歌ってる2人がとにかく歌えて踊れて動ける貴重な存在すぎてやばい。今まで観てきた2.5次元ものって可愛い女の子はいっぱいいたけどここまで動ける子たちが揃ってるの珍しくて貴重だな〜と思います。

三葉役のかれんちゃんは子役時代によくテレビで見てた記憶が大半だったので、演技力は間違いないだろうけど歌とかどんなもんなんだろ…?って思ってたけど、オープニングで優ちゃんの次にソロパートが来る彼女の声が客席に真っ直ぐ抜けてくのがすごい気持ちいい。お芝居的には出てくるの後半なんだけど安定感抜群だし、無茶ぶりされるギャグシーンで振られてることは同じなのに毎回内容変えてきてて、こういうことも出来る子なんだ…!!!って驚きだったし今後も舞台作品出てほしい子だな〜と思います。あとめっちゃ足上がるのびびる。もっとアクションシーンくれて良かったよって思うのでぜひ見てください!!!!

シノア役のかいちーはどっかで観たことある気が……って思ったら華ヤカでたえちゃんやってた子だった!!!!!!あの時も発声が声優さんぽいというか、2.5次元ものに似合うアニメっぽい声なのがすごくシノアに合ってて可愛かったです!!!!!!しかもそれで歌うからメインテーマ曲みたいに皆で歌うときいい感じで女子組の中で低音支えてくれてて、かなり音に厚み出るのはシノアのおかげだなーと思いました。『ドーピング』で踊る時のリズムの取り方が軽やかでそれもめちゃくちゃシノアっぽいんだよなーいいなー。曲終わりで三葉と押し合いしてることに今日気付いてあれめっちゃ2人の関係性出てて良かった!!3・4公演目迎えてキャスト全体的にいい意味で緊張が緩和されてきたなって感じだったので、ああいう姿見られると手拍子とか入れてもいいのかなーってわくわくする。ミュージカルだしね!


○優ちゃんと三馬鹿してくれる君月・与一のはなし

君月くんと優ちゃんの身長差大正解すぎてすごくない!?!?!?おでこぶつけてメンチ切り合うところが何回かあるんだけどそのサイズ感がちょうどよくて(優ちゃん気持ち踵浮いてるけど)お前その眼鏡曇ってんじゃねぇの!?って言われたときの君月くんのあ゛ぁ゛ん!?がめっちゃ好きです。多分あそこデフォルトで台本あるんだろうなぁって思うんだけど、君月くんは毎回優ちゃんとの言い合いの台詞ちょこっとずつ変えてきてて、ぽんぽん飛び出してくる言葉のテンポが頭いい人だーーーーー君月くんだーーーーーーってなる(死に始めた語彙力)
『優』って呼び方もすぐケンカになるところも男友達って感じが際立ってて、2回に1回くらいしかやらないんだけど優ちゃんに肩貸すときに歩かなくなる優ちゃんを歩けよって言いながら与一とずるずる引きずってくやつが最高に俺たちつるんでる!って感じ。あとほんとにちょっとだけど個人的に三葉とのやりとりが好きで、蹴り飛ばされた後にレンズ片方どっかいった、って事も無げに言うの慈愛に満ちてるのか…?って気持ちになる。視力悪い人には死活問題のやつですよそれ。

そして4公演目にしてとうとう「あ、レンズあったよ」と君月くんの視力を救出してくれたのが与一ですよ!!!!!!!与一はこういう細かいところすぐ変えてくるから気になってついつい視線で追っちゃう。優ちゃんがラブレター貰った時にやったね〜って茶化したり、『ドーピング』の後ろでいち早く座ってお茶飲み始めたり、怪我した優ちゃんの肩揉んで痛がってるのが面白いからって以降も背中ちょいちょいつついてみたり。ご本人のブログでもアドリブ出来るところはやってるよ〜って書いてあったから今後も変わってきそう。それを受けて優ちゃんやシノア、君月くんの反応も変わってくるから、お芝居の面でもシノア隊に華を添えてくれてるのです。
あとやっぱり歌かなぁー。与一らしい、優しくて透き通るような声がシーンの途中で唐突に歌い始めることであっこれミュージカルだった、って思い出させてくれる(いい意味で)特に与一って対優ちゃんへの心の変化が分かりづらいな、って思ってたんだけどあの歌があることでコンクリートの道路の端に芽吹きが生まれた瞬間、みたいなはたから見ればささやかで与一にとっては大きな変化があったんだなってことが描かれてると思う。あれ凄い好き。
優ちゃんとの距離感近いな!?とも思うんだけどあれが邪険にされずそのままなのが優ちゃんと与一の関係性を表してる気がして心がほわほわする。優ちゃんは慕われると無碍にできないし、相手が誰であっても静かに隣に寄り添えるのが与一なんだなぁって。


○久々に観たらなんか凄い人になってたグレンのはなし

薄ミュもメサイアもだいぶ観てたので、キャストとして目新しいわけではなかったんだけどこの人こんなに顔小さくて手足長かったんだっけ……?モデルか………?みたいな気持ちになった初日。制服1つとっても各キャストに合わせて丈感が調整されてる衣装の中でも、グレンの軍服作った人にはボーナス出した方がいいと思いますまじで。ただ立ってるだけでも足長いな…!?!?って目を疑いたくなるけど、おすすめポイントは優ちゃんを後ろ足で蹴り飛ばすところです。漫画の演出で勢いを表現するために足伸びてるみたいに描くやつあるじゃないですか。あれが3次元の人体で起きてるから。見てください。
正直そんなに歌上手い印象なかったんですけど今回驚くほど良い。しかも複数人で歌う曲で単独パート歌ったりすることが結構あっても声量的にも全然負けてない。男性陣の中で歌う時も低音担当してるから音域がしっかり合ってれば歌の心配する必要ないんだなーっていうのは新たな発見でした。
グレンは外伝あるって聞いてて私はそれ未見なんだけど、このあたりの話が入ってるのかなーって絶妙に気にかかる感じで含ませてくる商業的にめちゃくちゃ上手い脚本の書かれ方してるなって感じます。想像するだけで人気ある理由が分かるし、ビジュアル的に原作ファンの人にも一番推せるのがグレンかも。黒髪デコ出し軍服は正義。


○今日のはなし

マチソワ2公演初めての今日は、特に喉潰しやすいミカと優ちゃんをかなり心配してたんだけどメインテーマのミカソロパート今日が一番良かったよーーーーーーー!!!!!!!
あと序盤の「初めて家族って呼んでくれた」がマチネは泣きながらだったのに、ソワレは嬉しそうになってて、もう、もう………その瞬間にミカの中に生まれた感情がそのまま出てきてるんだなって思って、これだから舞台は複数回観ちゃうんだぜ………ってなりましたわほんと。
ミカのマントはやっぱり立ち回りやってる最中に落ちてきちゃうことあって、ソワレは優ちゃんの手を引くところからマント無しだったんだけどほんともうミカ細くてな?優ちゃんがマント有りとはいえ体格差ありすぎて、それでも今この場で家族を守ろうとしてるミカの健気さがより強調されててこれはこれでいい………ってなったちょろい私。

ソワレのカテコはがくちゃんから軽い挨拶があって、「2公演終わって出し切りました!皆さん(キャスト)そうですよね?」って唐突に振るからまばらに返事が上がり笑「元気な返事がありました!」って押し切ったら隣のせいじろさんが「はい!!!!」って元気よく返事したあとにがくちゃんの方向いてニカッ!って笑ったのがもう、もう、めっちゃ大好きじゃないですかおじいちゃん……
「明日も2公演あります!チケットも余ってるのでぜひよろしくお願いします!」って言葉通りやりきって頭働かなくなってる座長はぺろっと言っちゃって客席からもキャストからも笑われてるのにあれ?ってなりつつ、「ほら皆も!お願いして!」って言ったらせいじろさんが丁寧に膝ついて土下座し始め、それを見た逆サイドのかっちゃんも勢いよくバッと膝ついて頭下げたもんだから、両隣わたわた見ながら「ちょっと!!!吸血鬼頭が低いよ!!!!!」っていう謎の用法が飛び出しました。






【観てください宣伝】

http://www.nelke.co.jp/stage/owarino-seraph/

全日程開演1時間前から当日券ありますよろしくお願いします!ローチケでもまだ買えるよ!
AiiA自体が横幅広くて上手・下手に極端に寄り過ぎると逆サイドの端でやってる芝居が気持ち見づらくなるんですけど、今回演出がすごく上手くて、どのキャストも必ず両方に立ち位置がくるシーンがあるので特定のキャラ目当てならサイドでもより前の方探すのがおすすめ。
原作完全に未見でも分かりやすかったそうなので(友人談)単純に興味持った方は後方でもセンター席が満遍なく観れていい感じかなと思います!

2015/11/19 TRUMP@ブルーシアター

TRUMP観てきました。公演初日から1ヶ月が経とうとしていますが、未だ繭期が抜けてません。
観劇前はあんなに『拗らせたら厄介そうだ』と思っていたのに、その懸念を見事なフリにした観劇後のすっころびかたが自分でも笑えてきたので、覚えているうちにどんな過程を経て永遠の繭期に閉じこもったのか残しておこうと思います。
びっくりするほど長くなったから日ごとに分けるよ!




初日ステータス

まず、当初予定していた日程は以下の通り。

11/28T
11/28R

両公演陳内推しの友人が確保してくれていました。

TとR両方観るべき、と熱弁されたのでこの時点で2回観劇が決まっています。が、万が一本当に拗らせた場合この日程だと東京千秋楽しか増やせないな?と気付き、初日を追加。
まだ公式のあらすじすら読んでなくて『吸血種』という言葉すら知りませんそれなのに3回。
若手俳優というジャンルに初めて推しが出来て4年ほど経ちますが、『観劇』というものへのハードルなんて最早存在しない。
万が一っておまえそれは未来の自分に向けて罠張ってるんだよ気付いて!!!!!


これだけ自分でお膳立てしてるのに全然響かなかったらどうしよう……と最近の観劇にハズレが多すぎてビビっていた初日の私のステータスがこちら。

  • TRUMPシリーズ初見
  • D2が数年前にやったDステの再演なのは知ってる
  • 「ソフィ」「ウル」「クラウス」「アレン」「ラファエロ」「アンジェリコ」がそれぞれシンメ関係らしい
  • 数日前ようやくあらすじ読んだ
  • まひろとメタルさんとちゃんじんくらいしか知らないなー*1
  • 今回の出演者に推しはいません

なぜわざわざこんなことを書いてるかと言うと、前提条件によって着眼点と感想が全然変わってくるからです。
あとピースピット公演が初演だったこととかこの日はまったく知らなかったので、その辺り失礼があったらごめんなさい知らなかったんです、という旨の予防線でもあります。
周りがDステ観たことある友人ばかりだったので、絶対にネタバレせず観に行った方がいい、と散々言われたため初日明けるまでDVD借りるのは我慢。
あと脚本家の末満さんのツイッターはミュート。
なにせどれがネタバレになるのかも分からないので、近年最も観劇前の情報規制を徹底した結果、3日前くらいにようやく公式に掲載されてるあらすじを読む。そうか、ソフィとウルが主人公なのか。
アンジェリコ好きそうって言われたけどどういう立ち位置なんだろ。友人の推しはクラウスとアレンだったけど、ビジュアルにいるってことはメインどころなのか。*2



一幕終わりました

しんどい。ひたすらにしんどい。
なにがしんどいって、多分後半に明かされるであろうことに気付いてしまった。

クラウスが皆に行方を聞いてる時のアレンと、実際に顔合わせて話してるアレンって、同じじゃない。
アレンの名前を呼ぶ声の感じとか、探し方が全然違ってて、たぶん顔合わせてる方は過去回想かなんかだ。
2回目にクラウスがアレン探してる辺りではっ!!!!!!って気付いちゃったんだけど……アレン死んでるのかなぁ……クラウスがアレンを見ませんでしたか?って聞くたびに皆クラウスのこと可哀相な人って思いながら「見てない」「どこにいったんでしょうね?」って話合わせてあげてるのかな………優しいな……

正直ちょいちょい挟んでくるギャグがまったく面白くなくてしんどいんだけど、この前観た夕陽伝もこんな感じでギャグ挟んできてたし、やっぱり末満さんがこういうの好きなんだなぁ。
Dステ観てた人的にはあのダリちゃんコールとか楽しいんだろうけど、身内感あるとそれに乗れない方は一気に苦手感出るんだよなぁ。もやもや。
いやしかしそんなことに引っかかってる場合じゃないくらいクラウスしんどい。
あと通路近かったからアレンがすぐ横通ったんだけどめっちゃかわいかったなにあれ。



二幕終わりました

TRUMP最高すぎて地獄。*3
えっと、私は常々創作における「人が死ぬのはハッピーエンドじゃない鬱だ」みたいな感じの論調が大っ嫌いで、このまま生きるよりここで死んだ方が彼/彼女にとっては幸せでハッピーエンドってこともあるんだよ十把一絡に鬱とかメリバとか言うんじゃねぇ論者だったので、まずなにより刺さったのは『死生観』。
死ぬってとても呆気ないことで、残された者の方がずっと辛くて、生きてることこそ地獄なんだ。クラウスとソフィがまさにそれ。
あと生粋のオタクなので自分の大好きなものが完結してしまうことを寂しく思うところがあって、ああこの美しくて辛くて苦しい世界には終わりがないんだ、と思うと絶望以上の歓喜を覚えてしまって。
たとえ他シリーズで彼らの行く末が描かれることがなくてもその旅路は続いているんだ、という事実が先の死生観どんぴしゃだったことと相乗効果で、幕が下りてもしばらく立ち上がれず。



陳内くんのこと

クラウスのこと一幕では友人の推しだということもあって目で追ってるって感じだったのに、二幕からはもう完全にお芝居に引き込まれてしまって………幕が下りて覚束ない足取りで劇場を後にしながら

「ねぇ推しがクラウスとアレンやってるってどんな気分?ねぇどんな気分?」

って能面みたいな顔して連れ(陳内推し)に10回くらい聞いてしまった。

陳内くんのお芝居観るのは初めてではなくて、でも観る度に感じる不思議な感覚がずっと言語化できなかったんだけどようやく分かった。
彼の所属しているナベって基本的な演技メソッドが決まっていて、色んな役者がその同じライン上で違うポーズ付けてる感じだという認識を個人的に持っているんだけど、彼はそのラインに爪先だけ引っ掛けてぶら下がってるようなイメージなんだ。
ここでいう『演技メソッドが決まっている/同じ』というのは、皆芝居が似たり寄ったりだということではなく方向性が同じだ、という意味で、彼もそこから外れてはいないんだけど、自分の色で付けたポーズが全面に出ていてメソッドは根幹の辺りで静かにしてる感じがする。

彼のお芝居が好きだな、とすぐに思ったのは多分過去の推しがナベ所属だった私にはその根幹にあるメソッドに馴染みがあるからで、でも今まで好きだなって思った役者みたいにどの表現が、とかどの表情が、みたいな言語化が難しい。
それは私が彼の人となりやこれまでの経歴に明るくないということを差し引いても、板の上に立つ彼からはあのクラウスの芝居を作るために内から出てくるべきものが全然見当つかないから。なんだあれ。

クラウスという役柄的にも役者一個人としても、ああいう演技を作り上げられる経験とか感性とかの起因が全然見えない人で、こんなに凄い役者で、でもその凄さの起点が芝居からは全然分からない人を応援してるってどんな気持ち????ってほんとに分からなくて知りたくて聞いてたんですが傍から見たらただの煽りでした。ねえどんな気持ち?ねえねえどんな気持ち??



高杉くんのこと

まひろは特撮以降も八犬伝とか舞台作品いくつか軽く観てたんだけど、高杉ウルがどうなるのか全然想像できないくらいソフィが最高で、まひろの繭期が終わる前にこの作品に出てくれて本当に良かったと思います美少年よどうか大きくならないで。

運命に翻弄される揺らぎと儚さを持ちながらストーリーの中心で存在感を放つ主人公感というか、あれは本人の素養だなぁと思うと本当に彼の繭期が終わる前にソフィに出会ってくれてよかったよ……
一幕はキャスト全体的にイマイチ声出てなかったなぁと感じて、その一端だったのかもだけどソフィの『なんなんだよ!』って台詞が今まで聞いたことないニュアンスのまひろでおお、って思いました。
ああいう『初めて』に触れるとやっぱり舞台ってナマモノで、そこがいいんだよなぁって改めて感じました。


なにをもって完璧と呼んでいるのかは私自身も分かってないんだけど、陳内クラウスと高杉ソフィが初めてのTRUMPで本当に良かった……この組み合わせは多分私にとって至高だ……



物語のこと

とはいえ前述のエンタメ作品としてのカタルシスに浸りすぎて特にクライマックス辺りはセリフや芝居を噛み砕ききれなかった部分もあったわけで。

瀕死のソフィを目の当たりにしたクラウスの『永遠の友』『ずっと一緒だ』はアレンとして見ているソフィに告げているのか、それとも本当にアレンへ告げているのか、そのどちらとも取れる含みを持っていたのか。
目の前で起きる事態を処理してながらでは噛み砕けなくて、次回はそこをちゃんと判断したいところかなぁと。
あと最後にクランがどうなっていったのかもイマイチ把握できてなくて、あれ、結局なんでクランは退廃してしまったんだっけ……?(軽い記憶欠如)
とにかくあの混乱の最中でクラウスがどこへ消えていったのか、何故消えていったのか、その辺り消化不良のような気もするし、いわば同じ不老不死の存在がこの世のどこかにいるという確証が、クラウスにとっての『永遠の友』であり救いだったのかなぁ。

ギャグシーンはとにかくほんとにギャグだったからあそこで触れられてることを欠片でも信用していいのかよく分からないし、「人間で言う思春期」という言葉をそのまま受け止めていいのかも未だに迷っているんだけど、繭期の最も顕著な症状が個々に違うのならアンジェリコ/ラファエロは『自意識過剰』、ソフィ/ウルは『自惚れ』ってとこだろうか。
特にラファエロの『守護者』っていうあれは家督を継ぐ者としての自負なのか、兄としての使命感なのか、はたまた文字通り自身はそういう存在であるのだという思い込みなのか、ラファエロとアンジェリコの関係性を考える上でも解釈変わってくるところ。


TRUMPは作中に出てくる対の2人はどのペアも執着する者/される者の関係だな、というのが印象で、それはたとえ繭期(思春期)であっても恋とか愛とかいう括りに収まるものではなく、力・才能・人望・資質・選ばれる者のなるための条件といった『なにか』を持つ者/持たざる者の話だと思っていて。
各々のペアに目を配る度に物語が刺さりまくってるのに、これでLILIUM観たら私にはこのシリーズが今以上に刺さる可能性が高いのです。
だってイクニイズムで育ったウテナ信者だからさ私!!!!!!!*4






というわけでぐだぐだ感想語りながら呑み屋でLILIUMとSPECTERのDVD注文しました。
だってチケット足すより安いから。TRUMPをよりいっそう考えるためには世界観を深く知る方が大事かなぁと思って。
私にとっての観劇は頭使ってる方が話にのめり込めるし、仕掛けに気付いた瞬間の感覚が好きなので、初見とか初日のあの次の展開を予想したりシーンの繋がりを考えたりしながら観る感じが好きだなぁと再確認したTRUMP初日覚え書きでした。千秋楽までの道のりが遠い。

*1:実際はAZUMIで早乙女くん観てるし幻の城で匠馬くん観てるとのちに知る

*2:実際に公演観てからだと想像してることの内容がいっそ微笑ましいレベルなのだけれど、これだけ情報少ない状態で劇場に向かうの久しぶりだったので、色んな想像を膨らませることが出来て楽しかった

*3:当日のツイートママ

*4:幾原監督作品『少女革命ウテナ』第20話「若葉繁れる」