愛より重くて恋より軽い

たぶん三日坊主ならマシなほう

『髑髏城の七人season月 上弦の月』感想まとめその3

訳あって、というか0116の乱によって早急に整理したくなったので、1月分はこのエントリを都度更新していきますよ。変遷たどる自分用めもなので見づらくなったら適当に切り出します~

 

 

 

 

 

【1/7 ソワレ】

角度がつきすぎて今まで見えてたものが全然見えない席だった!新年初登城だったのに!w


荒武者歌「ヘビーローテーション/AKB48
\あいうぉんちゅ~!/\あいに~じゅ~!/
兵庫「俺の総選挙1位は太夫!」
振り付けばっちり踊ってくれた兵庫٩( 'ω' )و 


みうらんべさんビンタ。左手で左頬に一発。兵庫の「あいうぉんちゅ~…」を受けて右手で右頬に一発。今日はじん平さんがダンス入る前の「こんなおっとろしいところ~」で、バタバタした動きで太夫たちの前に出ていったみうらんも超かわいかったです……じん平さんダンスで前に出たあと、太夫を振り返ってマイクオフで『大丈夫か?』って声かけてたみうらんが好きです。前方席すごい。

もう「あんまりこいつを鳴かせるな!」が恰好よすぎてな……上弦が始まってからみうらんべさん好き度が果てしなく上がっていってるのが分かるんですよ。分かるからこそ、2月入ったら終わりが見えてきちゃって毎回泣きそうだなぁ、ここ。基本的に髑髏城は俯瞰でストーリー追ってるので泣くことがほぼなくて、上弦も荒武者隊に感情移入して泣いたことが一回だけあるだけで。俯瞰で見ていて泣いたのは花の蘭兄者だけなので、本当に、泣きたくないんですよ……ただでさえ悪い視界がしぬから…www

平常時には大人の余裕というか、落ち着きが出てきた上弦蘭。霧丸を追いかけていった先での「いない!」って言い方が毎回あんまりにもきっぱりさっぱりで本当に探す気ある…?って思ってたのが、ここにきて落ち着いてきたなぁと。天魔の顔見た時もまだ落ち着いてる。天魔の鎧、殿の名前、森蘭丸、って畳みかけられるまでは冷静な無界屋の主人。でも今日の蘭は籠絡されかけたところから全然戻ってこなくて、捨の言葉を聞いた後も捨天の2人を見てたけど焦点が合ってなかった。8年間で大人になったのに、口説きの前から負けてた蘭。きりちゃん乱入のところもすごい怒ってて余裕のない蘭。太夫に拾われた頃の狂犬に戻っていくのが二幕蘭だなぁって印象。


今日のソワレ天、一幕は3人目のあの冷徹な雰囲気があってお化粧の仕上がりも合わせてめちゃくちゃ美だったのに、二幕の、特に口説きときりちゃんリンチのところは2人目が戻ってきてて落ち着きのない日だったなぁ。きりちゃんリンチって語感がひどい。「それでこそ蘭丸だ」って声に恍惚が浮かんでいたり、かと思うと「殺し合いがよく似合う」の前の笑いは低くて完全に蘭を見下していたり、3人目の冷徹さと2人目の奔放さが交互に顔を出していて、ハイブリッドである4人目の中で天魔同士がせめぎ合ってるんだなぁとか考えてしまった。特に夢見酒直後にそれが顕著になるので、夢見酒を飲んだ蘭には天魔の声が全然聞こえないというか、真意が届かなくなることを理解してるんだなって思った。

「助けてくれた、蘭丸が私を」はすっごいテンション低い煽り方だったのに、その後の刀投げて口説きの火がついた瞬間から泣きが入って「私はその意思、お前と共に成し遂げたい」の時が最高潮だった。煽ってる意図は間違いないのに、蘭にとってはどうしようもなく抗いがたい言葉になってる。あの芝居がかった嘘みたいな泣きが。こんなに蘭に興味がない男なのに。

霧丸を「どうした?」って煽る時、本当に心配してるような声色で語りかけるパターンは初めて見たと思う。きりちゃんよく飛び、よく転がるからあのシーンは回を重ねるごとに残虐性増してて心配になってくる。

天魔王誕生のくだりって短いんだけど、天魔を解釈する上で大事な要素だと個人的には思っているので今後も一回一回しっかり記憶しておきたい。8年経ってちゃんと大人になっている捨蘭に比べて、天魔だけが8年前(天魔王誕生)より声も表情豊かになっていて、時間が止まってるというよりは欲や衝動に身を任せたことで表面化する身勝手さが相対的に観たときに幼く見えるんだろうなぁ。

「お前や光秀と同じになる」って蘭に言われた時の天魔のあの表情は、なんだったんだろう…………生駒が死んだ時の感情がすとんと抜け落ちる感じじゃなくて、表情はあるんだけど喜怒哀楽だけが滑り落ちたような………なにを言われてるのか理解してないような顔……

ラストのvs捨のところのマント捌きが凄まじい勢いになっていて、視覚的にもすごく映えるシーンになっていると同時にそろそろ思いっきり動きたいぞ、という欲求をここで満たそうとしているのではないか御大将………と思った( ◜◡◝ )


贋鉄斎と捨之介。「お主の頼みなら断れんな~」で槌で捨つつくとこでいつもみたいにちょっとくすぐったがる捨に「ごめんね?大丈夫?ごめんね?」と贋鉄斎。割と初日からそうと言えばそうなんだけど、上弦贋鉄斎はめちゃくちゃ捨のこと可愛がってるよね……笑「斬鎧剣だ!」って紙出した後も「ざざざ、斬鎧剣!?ずわぁんぐわぁいけぇん!?(©鳥贋)」って感じの反応してくるので、面白い!って言われるまであわあわしてた福士捨可愛かった( ◜◡◝ )今までなにも仕掛けてこなかった贋鉄斎だったからびっくりしちゃったねぇ。上弦贋鉄斎、個人的には今までの人を食ったようなタイプじゃなくてすっごい天然でただただ変人って感じがして結構好きなので、ここの絡みじわじわ増えてほしいな~

「あんたもご同様だと思うけどな~って今まで以上に明るくて剽軽な兄ちゃん、って顔してるかと思ったら、一瞬で真面目なトーンで「いい道を選んだ」と言ってくる福士捨。どんどん深みが増した大人の男になっていくなぁ。それでもなんにも捨てられてない男なんだけどね、あいつは。

今日の捨は天のラストその場に座りこんで、きりちゃんにしっかりしろ!って言われて引きずられていったんだけど、囮になる、って言い出した時の死にたがり感がなくなってた。太夫があんただけでも生きなきゃ、って言う時に太夫の顔をちゃんと見てる捨の姿初めて見た気がする。

マモ捨とニュアンスのつけ方が近くなってるのは確かなんだけど、ハイブリッドか?と言われると個人的にはちょっと違うかなぁとも思う。マモ捨は本当にカッコつけたがりで、その直前まであんなに天魔のことを引きずってたのに太陽のフリして皆に逃げろって言って、それをきりちゃんに暴かれてうずくまって泣くような男だったから。福士捨、今からまだ化けるのかな……


今日のきりちゃん、捨を叱咤する時に「だったら地べた這いつくばってでも生きろよ…生きてくれよ!」って。セリフの言い回しが違ってても指し示している方向性は同じで納得がいく役者さんっていいなぁ。

渡京のことくすぐるきりちゃん、このやろー!って感じなのに、爪月に刀が刺さってるのを覗き込んで渡京たちと一歩遅れてうわー!ってびっくりするところ、とことんかわいい。下弦きりちゃんはイタズラで抜け穴増やしたんだろうけど、上弦きりちゃんは増やしたのに絵図面に書き忘れちゃったんだね、となんとなく思ったり。

1229ソワレみたいに捨を指差して茶化すきりちゃんが、捨がよろめいた瞬間にうわっ!って慌てて支えに行ってるのめっちゃ可愛かったし、それをワザとだよって笑う捨も眩しかった………かわいいがいっぱい……

今日のカーテンコールきりちゃん、回り始めたところでいつもは両手でばいばーい!ってするのに、隣の捨が片手振ってたのを見て真似っこし始め、捨が反対の手を振るとそれも真似っこして、なんでも捨と一緒にしたいきりちゃんだった。かわいい。

カテコダブル。曲のリズムに合わせて頭左右に「♪」って感じで振ってる太夫。太夫の裾持って後ろ追いかけながら真似する兵庫。そんな2人の後ろに続く捨も真似っこ。ぴよぴよ揺れるポニテ可愛すぎてむりです。

 

 

 

 

 

【1/16 ソワレ】

えっと、えっと、1週間以上空けたら知らない髑髏城だった。捨天蘭みんな別人になってるっていうか、これは完全に演出テコ入れが入ったと見ないと自分の中で辻褄が合わない。超よかったんだけど混乱が収まらなすぎて、戻りのチケット買いそうでこわいむり。


荒武者隊歌:「人にやさしく/ブルーハーツ
兵庫「気~がくるいそう~」\\\ナ~ナ~ナナナナナ~!やさしい歌がす~き~で~!///
兵庫「なんか懐かしいこの曲!」ないた;;;

無界屋の顔見世、おでんの三味線に笠太鼓でセッションしに入る狸穴さん初めて見た笑 上ギと下ギがお立ち台で背中合わせになって弾いてるみたいなこと起きてたのいつからですか!w 終わった後に、お客様組が\太夫!/\太夫!/って盛り上がってたのも面白かった笑


みうらんべさんビンタ。右手で一発→兵庫くるりんぱ~…」と一回転→ちょっと距離あったのに追撃して左手で一発。太夫に止められ、捨にも笑っておいおい、って諌められ、ようやく引き下がるかつての狂犬。がるる。

一幕の関東荒野で蘭の顔周りがきらきらしてて、とうとうセルフフィルターがかかり始めたかな………って思ってたら左側の顔周りの髪を留めてたヘアピンが取れてぶら下がってた。二幕も後ろで結んでたところが弛んできて蘭兄者スタイルになっちゃってたし、鬘しっかり直してあげてほしい……床山さん呼んで直してもらったりするものなのかな?

今日のみうらん、とにかく顔がめっちゃ綺麗だったし聞き分けのいい弟だったし髑髏城に向かう気概が違ってて今日の蘭は勝てる!!!!この大商い、俺たちの勝利だ!!!!!って思ったんだよ(;;)ほんとだよ(;;)

太夫の問いかけに言葉でも視線でもちゃんと返事する蘭。「血塗れの手でも洗えば落ちる」「三途の川に捨ててくればいい」って言われるたびにしっかり太夫の目を見てた目をすっと閉じて、うん、うん、って軽く微笑みながら相槌打ってたんだよ……いい子の弟蘭………

「安くはないぞ、天魔王」今まで見た中で一番ドスの効いた声だったと思う。二幕以降にならないと聞けなかったような、完全にキマってる声。ここまで低い音が出てるタイミングが一幕にはなかったからすごい力強く聞こえたし、今日の蘭は完全に無界屋の人間で、この大商いを成功させて無界の里に帰ってきてくれるのでは…!?って思った。本気でそう思ったんだよ。

収穫だったのは蘭がどこで落ちてたかが分かったことかな、と。関東荒野では数珠をぎゅっと握りしめてるところに捨の「俺たちは自由になったんだ!」が聞こえた瞬間、俯いてた顔をハッ!って上げてた。あそこでちゃんと戻ってこられたからこそ、黄泉の笛はハッキリと博打にいく感じがあったんだと思う。

蘭の一人称が唯一「私」になるのがあのセリフなのはなんでだろう、という話をしてて、その答えがどこで落ちたか?というところにあった。上弦蘭が落ちたところは「殿が愛した」でも「この仮面に見覚えはないか」でもないんだよ。天魔に「そんな剣で、そんな覚悟で、この私を殺せるか?」って問われたところに霧丸が飛び込んできた時、蘭は下手で一瞬思い詰めるように俯いて足を止める。その直後に「お前を斬るのはこの『私』だ」 が出てくる。

無界屋蘭兵衛である限り、天魔王は殺せない。自ら無界屋蘭兵衛であることを捨てた男に、「それが信長公の意思だ」という言葉が届かないわけがないんだよ。夢見酒を飲まされる前に既に無抵抗であることを、過去作になぞらえていたからずっと不思議に思ってたけど、上弦蘭はずっとそうだったんだと思う。あの仮面を見るよりも前に、自らの意志で、森蘭丸に戻ったんだと、初めて感じた。これが明確に打ち出されていたという一点に限っても間違いなくこの公演に入った意味はあった………超あった……

さて、今日イチの驚愕話をします。「蘭兵衛ではない、蘭丸だ」から「そんなことよりも今は先にすべきことがある」まで。あと無界のとこもちょこっと余韻残ってたかな…?今までの上弦蘭には一度もなかった、とてつもない女性性があった。ニュアンスどころじゃない。今までの登城で上弦蘭がそんな高い声で話すとこ見たことない、ってくらい女っぽさを強調した話し方。えっ、今日下弦観に来てたんだっけ?ってめちゃくちゃ混乱した。反射で下弦蘭に寄ってる……って思ったんだけど、思い返すと上弦生駒が二幕冒頭に「天魔王様ァ♡」って言うときのシナを作るようなあのトーンがイメージ的に近いかもしれない。とにかく今までの捨天にトーンを合わせている変化の枠には収まらない、初めて見る上弦蘭の姿がそこにあった。高音というか裏声に近いくらいの高さの声を使ってたのはここだけだったんだけど、混乱しすぎて口説きの仔細吹っ飛んだ。いくら上弦登城が9日間空いたからってこんなに変わります?この話は後々します。

ぐるぐるカテコ、毎回どうしても見切れるまで交通整理してる天魔見ちゃうんだけど、みうらんべさんお辞儀の前に笛下ろす時毎回あんな風にぐるんぐるん笛回してました?????棒状のものを持つとすぐ振り回し始める種族の仲間入りしたのかな?????(隣で扇子回してる人見つつ)


天魔王誕生、鎧を身に付ける前から天魔だった。節回し自体は抑えめだったんだけど、声は完全に今まで見てた4人目天魔で、そのまま口説き始まりそうですらあった。ここで最初から天魔だ、って思うの初めて。台詞前歌詞の『乱世再び』とラストサビの『天魔王が生まれた』で歯見せて笑ってたのも初めて見た。あそこで笑ってるのに台詞の後はその場で頭振り乱すの、どういうことなんだろうなぁ。尚更分かんなくなってきたぞ。関東荒野以降は2人目(11/26~)が一番近いんだけど、あそこまで抑揚激しくない。5人目というより亜種特異点、という感じ。この話も後々します。

関東荒野でマイク落ちる時のノイズのってるな~誰だろ~捨天蘭は大丈夫そうだし、狸穴かな~?と思ってたらまさかの>天魔の鎧<
去り際の「次に会う時までに決めておけ」が完全に聞こえなかったんだけど、仕草が妖艶なのでなんとなく不気味な感じを残して退場になってました。厳密には天のマイクで加工入れてるんだと思うんですけど、その前の台詞は普通に入ってたのになぁ。あの鎧にマイクついてるわけじゃないよね?ふしぎ。

「私とお前ならきっとうまくいく」のところ、どんどん距離近くなっていかない?今日完全に頬触れてたよね?口説きの記憶がほとんどないので、ここの手の動きが改めて妖艶だなぁということしか覚えていない…

夢見酒の後に下手で自分の口元べろり、って舌で舐め拭ってる天魔王様はすごく最高だったのでこれは今後も残してほしいです。舌が長い。

レポで見かけてたリンチされて完全に落ちちゃうきりちゃんは今日もありました見られました。ぐったりしてるところに蘭が「俺がやろう」って声かけるから、あっあっこら起きろ、って感じで頬をぺちぺち叩く天魔。その前段でお前がフルボッコにしてたせいだよ!!!!!!!!!!!!

無界で蘭のことを目で追いかけ続けてるところ、やっぱり2人目だなぁって思った。お色直しで髑髏党幹部が互い違いに喋るところも、右(剣布)見る→目伏せる→左(爪月)見る、ってやってたの久々。あと一幕の関東荒野かな………目玉がぎゅるぎゅる動いてたところがあった気がする……

「心は飛んで夢を見る」のところ、めっちゃ高速で動いて捨に夢見酒飲ませにいってたあれ、すごい既視感あった。あれですよ。鳥天が髑髏城ラップの後に生駒のとこにハイタッチしにくる時の速度。やっぱりこの人たち、狐かなにかの獣の類なのでは…?

捨が生きてたことへの慌て方、蘭に庇われたことの動揺、ラストの怯えから捨の刀掴むところ、すっごい大げさでスピーディーになっていらした( ◜◡◝ )よくわかるてんまおう

「お前にいいことを教えてやろう」の穏やかさ、今までで一番すごかった。後々の話に出てくるんですけど、全体的に抑揚抑えめで節回し平坦だった中で更に下に落とすことで落差を出してきたことに、\それーーーーーーー!/ってなったし、この人のお芝居の何が好きかを改めて実感した瞬間だった。捨天ラストの下半身の鎧剥ぎ取られた後でマイクオフのまま「さぁ、どうした!」って言って捨に向かっていく天魔といい、死に際のどろどろ感といい、たいちさんのこと今まで以上にだいすきになったヽ(;▽;)ノかみさま

いつぞやぶりに、エリマキトカゲのところを剥がされる時に一本結びにしてる髪をしっかり持ってたところを見たので、下弦のトラブルもあったしかなり気をつけてたんだと思います。やっぱり本人達がどうにかする以外に対処方法ないのかなぁ、あれ…


とうとう福士捨の下穿き拝めてしまったのでトータル勝ちでした。黒。

捨のOP殺陣変わってたよね!?!?!?鉄騎兵に傘部分を当て身→抜刀して傘部分も持つ、になるところがなくて、関東荒野の一番下段正面のところで頭上に傘を横に掲げる→左右に引いて抜刀、になってた。他の部分をちゃんと覚えてないから、実際どれくらい変更があったかは定かではないんだけど………変更できるんじゃん……(みうらんべさんの方角を見る)

贋鉄斎と捨。めっちゃくすぐられた回から警戒してる捨のレポ読んでたのでわくわく。槌でつつくと素早く逃げていく捨。「えっ、あっ……ごめん…そんなに慌てるとは思わなかった…」としょんぼり贋鉄斎。一回槌下げたので終わりかな?と思って「仕掛けなら考えた」って寄っていったらおもむろに槌上げて股間をぐりぐりw

「やめろ!やめろ!使いものにならなくなったらどうすんだ…(どんどん小声になってく捨)」「大丈夫だ、安心しろ。打ち直してやる。そこを打ち直してやる」「そいつはありがてぇなぁ…ww」めっちゃ笑ったwww今をときめくふくしそうたくんになんてことしてるんですかっ><

福士捨の太腿の話してもいい?\いいよ!/「浮世の義理も、昔の縁も」のところで川の中で転ぶんだけど、その時すでに思いっきり前が肌蹴ちゃってて。その後の金500両!のところできりちゃん庇おうと立ち上がりかけてまた座る時、着流しの後ろ身頃が太腿の間に挟まって、しかもその太腿は力入ってるから筋肉の形しっかり出てて、すっごいサンドだった。えっすごっやばっなにあれ???ってオペラ構えっぱなし。ぴっかぴかの脚。

7日よりも剽軽さが増してる捨。その分、真面目になるところは声のトーンだけじゃなく表情もスッと完全に真面目になってて、二面性じゃないけど見た目軽くてちゃらんぽらんで剽軽な兄ちゃんだけど実は…っていうメリハリがすごくしっかりしてる捨になってた。後方席でオペラない人にも届く要素がかなり増えたんじゃないかなぁ。それでも、個人的にはぜひオペラで表情の変化見てほしいです。特にラストの関東荒野はきりちゃん出てきてからずっと表情がくるくる変わり続けてるから。


絶賛イヤイヤ期のきりちゃん。冒頭関東荒野で「てめぇらクソ髑髏党なんかなぁ!」お口がわるい。荒武者隊の「強きを挫く!」の手刀をびっ!と下ろすところ真似っこしたり、鉄騎兵に向かっておしりぺんぺんして煽ったり、転がってる石拾って投げつけるのをおいやめとけ、って黄平次に諌められたり、可愛いの大渋滞だった。かわいい。かわいい。きりちゃん。おぢさんです。

無界の里に運ばれていく時、荒武者隊のわっせ!わっせ!のかけ声に合わせて、「いーろざと!」\わっせ!/「いーろざと!」\わっせ!/って言ってなかった?あれきりちゃんで合ってる?

狸穴の胸襟を開いて~を真似するきりちゃん、もはやこの世の宝。ここで狸穴に可愛がられてて、きりちゃん自身もえへへ、って感じで悪い印象持ってなくて、だからこそラストの「お殿様だってご存じのはずだ!」って真っ直ぐな言葉が届くんだろうなぁって思ったらすごいしみじみしてしまった。後々の展開の理由付けがすごく細かいところで成されている。絵図面持っていかれた後も、隣に座ってたところから距離を取るのは狸穴の方からなんですよね。きりちゃんはこのおじさんを信用している。

捨が助けにきてくれても触んなー!って感じで毛が逆立ってる感じだったのに、褒められた手だけはまじまじと見てて、その後の「正気に戻れ!」って捨を殴ったところでは捨が皆に頭下げてるところで一人の手をじっと見て、物作りの手だ、って言われたのに殴っちゃった…って感じでちょっとしょぼん、ってしてた。ラストで恐れ入ったよ、って触れられた手を自慢げに見てたり、平間くんのお芝居はすごい細かいところに一貫性出してくるからすごい。

 

 

 


【1/16ソワレに起こった変化の話】

髑髏城の七人初見です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!と叫びたくなるくらい色んなところに変化というか変更が入ってて、それがどうも私の観劇が9日間空いてる間に役者陣の表現の仕方が変わっただけではないのではないかな?と感じたという話です。ほんとは1月分の公演終わったらまとめ書こうと思ってたんだけど、これを消化しきれないとライビュすら見れないと思うくらい、上弦番外編だったと思った。

7ソワレ→16ソワレの違い、一言でいうなら『ライビュに向けて(仮)下弦ベースにチューニングがかかった上弦』だったと感じた。全体的にすごく分かりやすくなってたし、変化したことで興奮したところも良かったところも沢山あったし、最終的にはチャラになったけど、これはこれで絶対後々になったら「超レア回見た」って高速手のひら返しするんだけど、でも「なんでこんなに変わったの?」の正体が見えた瞬間、ええええええええええ!?!?ってなったヽ(;▽;)ノ


まず、捨蘭の今までのニュアンスは残しつつ全体像変えてくるやり方はすごく上手かったんです。もともと普段活躍の現場が映像の二人なので、オペラで見てると表情の細やかな変化がすごく上手で。その変化が声のトーンや抑揚にも表れてたことで、ステアラの後方席まで届く情報量は各段に増えたと思う。それは間違いない。

問題は、というか違和感が強かったのは天。早乙女兄弟界隈の人にしか伝わらないニュアンスなんだけど、お芝居に中の人が出てきちゃってるわけでもなく、疲れや不調はギアかかる方に働くタイプの人なのに、こんなに太一さんからオペラ外してる時間が長かった公演は無くて。今同じ場面に捨蘭霧と選択肢豊富だからって絶対おかしい……他見てても声だけでこちらの視線を奪いとっていく人じゃん……って思ってたらラストの「お前にいいことを教えてやろう」で発動されて\それーーーーーーー!/ってなったわけです。ラスト前までの天魔、薄布一枚隔てた向こうから音漏れ聞いてるみたいに思えたからなおさら、このセリフの穏やかな微風みたいな温度凄かった。それだけで一気に視線引き戻されたし、最高だった。でも同時に、たとえ不調だったとしてもここで唐突にギアが入るほどスロースターターでも器用な人でもないでしょう…?というのが私見。


捨蘭は良かったのに天が良くなかったからこんなこと言ってるんだろ、って思われても仕方ないくらい私の個人的感覚に頼ってる話なんですけど、とにかくラスト前まで変だな?嫌だな?みたいな感じがずーっと続いていて、でも捨蘭は良いから原因が分からなくて、そこに蘭の女性性への路線変更がきて反射で下弦蘭みたい、って思ってようやく、各変化の向かってる先が『上弦/下弦の平準化』なんじゃないかと思った。

捨蘭の節回しの強弱をはっきりさせて、天の抑揚を控えめにしたら確かに統一感は出るし、活きる良さもたくさんある。全体通して今まで分からなかったことが分かって、各々の感情が明確で、後方席まで伝わるニュアンスが増えたとも思う。でも、今まで二極化してた上弦と下弦を『似てる』と感じた理由を、私はどうしても各々の役者に同時に起きたとは思えなくて、オーダーなんじゃないかなって感じた。皆セリフの細かい言い回しとか助詞が変わってたので、本人発ではない変更はほぼ間違いなくあったと思う。まぁそう思うと太一さん、たぶん、ぜんぜん、オーダーを聞く気がないな……?とも思いますけど( ◜◡◝ )


何度でも言うけど良くなかったわけじゃなくて、良かったところもめちゃくちゃあったし、下弦のニュアンスが悪いみたいな言い方になってしまっているけど、むしろ向こうから学ぶべき点がたくさんあるのも分かってる。でもダブルチーム制を敷いて同一脚本なのに二極化する上弦/下弦、っていうのがseason月の面白さだと思うから、なんでわざわざバランス崩すようなことするわけ~~~~~~~~!?!?!?っておもいました。私は。

このタイミングでテコ入れする理由がライビュしか思い当たらないのであれなんですけど、でもそうじゃないと優しくて色男で女性性も持ち合わせた下弦蘭を見て、「自分とは大分違う蘭兵衛になるんだなと思った」って言ってた人がそっちに寄っていく理由が私には全然分かんなかったし、百歩譲ってその変化が役者発だった場合、理由を求めるべき呼応先の天魔もむしろ2人目inオブラートだったら「なんでだよ!!!!!(cvきりちゃん)」ってなるじゃない…?

 

統一感が出て分かりやすくて、って確かに良いことだし、だったら良い変更なのでは?と思わないこともないので、現段階で良し悪しは判断できないんだけど、今まで二郎系ラーメン出してた店にちょっと久々に行ったらメニューがあんかけ鶏そばに変わってたらそりゃびっくりするでしょ!?あんかけ鶏そばめっちゃ美味しかったけど完全に二郎食べる口で来ちゃったんだけど!?ってなるでしょ!!!!!!二郎系髑髏城の上弦が好きです!!!!!!!!!


ここは基本的に後から自分が読み返した時にそうだった~~~~あの公演そうだったね~~~~ってなるためにログをまとめてるので、思ったことはそのまま残さないと絶対後悔すると思った次第です。一幕でわー!わー!って興奮してた私が嘘じゃないなら、二幕で凄まじい混沌の中にあった私も嘘じゃないと思うんだ。

 

7日~16日の間に1公演入ってたらもっと違って見えたんじゃないかな、とは思う。グラデーションの一番薄いところと濃いところを並べてこんなに違うんだよ!?!?って言ってるんだろうな、という気もしてる。でもこのグラデ、本当にライビュに照準合わせてるならまだ変わる可能性あるよね。21日も観に行くんですけど、今日の変更がどれだけ残ってるか、どういうニュアンスに落ち着いてるか、すっごいドキドキする。信頼と実績、と言うほど私は他の皆さんほど太一さんの舞台を生で観ているわけではないんだけど、でもライビュ後には何事もなかったかのように大暴れしてるであろうことだけは想像できるよ…( ◜◡◝ )

 

『髑髏城の七人season風』感想まとめ+蘭の話

まとめる気はもちろんあったのに、月が始まった瞬間すっかり忘れてしまっていた風髑髏感想。ようやくまとめようとしたらほとんど蘭のことしか言ってなくて、おまけに今界隈でちょっと話題になってる下弦蘭について私が考える上でのヒントというか、ほぼ答えがそのままあったのでちょっと一緒に書いてみましょうか、というエントリです。(一息)

 

 

 

 


【風蘭のはなし】(9/30ソワレ観劇時の感想)

元偶像(アイドル)の風蘭によるアイドルP活動、MKY48だった(風髑髏感想第一声)
→これ、意外と的外れなこと言ってなかったので残しておきます。個人的には、本当に言葉通り春を売らずに夢を売ってたのって風だけだと思う。

 

映像を含め、初めて捨天同一の髑髏城を観て一番強く感じたのは、蘭の立ち位置の移り変わり方だった。この捨天一人二役パターンにおける蘭の必要性って、役者個人がどうこうではなく役割としては大きく「捨天二人パターン時に役者の力量に依存していた『人の男』の人心掌握術の説得力」と、「捨天の殿影武者設定の補強」だったんだなって認識した。さらに言えば、「髑髏城の七人」ってタイトルから連想されるカウントに蘭が含まれないのは、そもそも蘭というキャラクターの役割が主要メンバーすべてに使える環境設定だったからなんだなぁっていうことをすごく感じたんだ。
彼に与えられた記号は数あれど、蘭自身の存在を強調するものって実はすごく少ない。パンフでも髑髏城自体の転換期としてワカが挙げられているけど、このパターン違いの発生によって蘭は初めて、彼のためだけに与えられた記号や存在感を獲得していって、その最高地点が鳥だったんだと思う。だからこそ、ここでワカ以前のパターンを持ってくること自体が、シーズン通して観ると原点回帰以上の飛び道具効果を持ってるな、と感じた。
花で初めて蘭が好きな自分、という気付きを得た身としては、風蘭って環境設定としての役割を過不足なく全うしていたと思う。蘭クラスタが大好きな黄泉の笛も口説きも美しいものや新しいものが好きな殿のパーソナルを描くためのものでしかない。そういう意味合いのキャスティングとして、風蘭は一つの正解だと思った。

 

とはいえ風蘭にも個性はあるわけで、彼は朴念仁というより自我が芽生える以前に殿に出会ってしまったせいで発達の止まってしまった美しい鑑賞物だったなって感じた。無界ガールズと太夫がすごく若くてアイドル的で、そういう子たちに拾われて救われたことによってその発達は緩やかに再開されたんだけど、彼女たちは年齢的にも立ち位置的にも風蘭よりも年下なので自我形成における『親』の不在は変わらずだし、まだまだ成熟しきってもいない。あんな長身なのにその中身は未だ成長過程にあって、自身の自我との対峙をようやく始めた頃、天魔を通して再び殿に出会ってしまった。内省なんて面倒なことから解放してもらう感覚はきっと夢見酒より強力で甘美であったのだと思う。風蘭は天魔の誘惑に葛藤するだけの自我形成が終わってないから、あんなにもあっさりと呆気なく転がり落ちてしまう。

 

だって夢見酒呑ませなくても殿と同じ顔でキスしたら落ちるって思われてるんだよ風蘭。扱いというか、認識のされ方が完全に子供だよ。そういう単純なもので動かせると思われてるし、実際動いてる。なんなら秀吉に一泡吹かせてやれる、って言われた時点で半分落ちてる。幼いんだよ、彼は。そういう幼さが、例えるなら美しい器に僅かに注がれた水のようであった一幕と比べて、二幕は格段に発する言葉の力を感じた。でもそれは蘭自身から生まれる言葉じゃなく、第六天魔王の隣に据えられて、その炎の反射を受けて赤く燃えているように見えるだけの空っぽの器。私から見た風蘭はそういうものだった。正直、言及するなら殺陣より他にあるのでは……とは思ったけど、『美しく空っぽなこども』という意味ではかなり正解に近いのでは、とは思えるんだよなぁ。

 

風蘭はシーズンの中で一番ワカ蘭と似てるなぁと思った。ワカ蘭は張り詰め続けることで無界の里に立っていて、それが口説きと夢見酒でぱちんと弾けてしまった人だったけど、風蘭は太夫の言葉通り、一度壊れてしまったものを積み木みたいに重ね直してたから軽く触れられただけで揺らいでしまった。風蘭のあのあっさりとした陥落に、ワカの時に感じた「この人はこっちが本来の姿なんだなぁ」という感覚を思い出したし、ワカ蘭が数珠の形で肌身離さず持っていた未練を、風蘭は心のうちに持ってただけなんだろうなって。表現の違いだけで、根っこのあたりはすごく似てる蘭同士。ワカが捨天二人パターンじゃなかった時の蘭が風蘭。


私、ついったー髑髏党員の中では風好きな方だと自認してるんだけど、風蘭のなにがいいって夢見酒前に一発かまされた瞬間だよね。完全にくだらぬ縁という夢から醒めたようにぽかん、とした顔になったんですよ。あれは花蘭や鳥蘭に同じシーン作ったとしても見られないものだと思う。夢見酒後に膝立てて座りながら杯をしげしげと眺めてる蘭とかもとにかく美しくて、絵として完璧だったんだけど、それが殿の隣に在るべき蘭の姿であって、彼はそれ以上でも以下でもないんだなって思った。個人的には、風はいい意味で蘭というキャラクターに固執する、ということから解放された気分になった。

 

小説も読んでなければ97アカアオも見てないのでとても好き勝手なことを言うんですけど、風蘭を見てると、蘭は刀の達人じゃなくても指揮官として有能じゃなくても構わないと思った。殿から美しい置物として寵愛されていて、それは天魔や捨のように傍から見ても明らかで、それだけで『全キャラクターにとっての背景役を担う、環境設定の蘭』というキャラクターとして成立する。
私のTLはクラスタも多いので、流れてくる蘭の話は花も含め、多かれ少なかれ『太一さんの演じた蘭』の姿が根底にある。それは捨天二人パターン誕生契機のワカ蘭だったという要素を加味しつつも、それだけ蘭の魅力を引き出したのが太一さんだったから、ということだと思うんだけど、その姿から完全に逸脱した蘭がいてもいいと思うんだ。既存のキャラクターから逸脱した鳥捨を見た後だから尚更そう感じる。

 

殺陣は若干どきどきしたし(不安で)、ワカからの流れを汲んだ蘭が好きな人たちがこれ初見にしてほしくない!って言うのもまぁ分かるんですけど笑
鳥を観た時に感じた「これ、他パターン見て比較するとすっごい面白いんだよなー」が蘭にも太夫にも感じられて、私は結構楽しかったです( 'ω' )今までワカ以後のパターンしか見たことがなかったから、髑髏城ってすごく週刊少年ジャンプ的な偶像劇だなぁって思ってたんだけど、ワカ以前の髑髏城はジャンプであるけれど座長というものをすごく意識した劇団戯曲だなって感じた。悪い意味じゃなく、役割としての座長一強感がすごくはっきりしてる。すごい雑なこというと、蘭でリピーターを獲得する気がない。そこに魅力を見出す人ももちろんいるんだけど、基本は座長一強構成の戯曲だから。蘭は捨天が映えるための役割を担えれば十分なんだよ。

 

 

 

【月蘭のはなし】

上の話でほぼ答えになってると思ってるんだけど、ようするに月蘭って上弦/下弦問わず『捨天二人パターンなのに、全キャラクターにとっての背景役を担う、環境設定の蘭』なんですよ。今回のseason月は、天魔を殺すのではなく止めることを心に決め、その目標を完遂できず、8年間捨てられなかった義理も縁も失う捨之介と、8年間抱え続けた虚構の天/殿を最期まで失わない天魔王の話なので、よくよく考えたら当たり前なんですけどね。そう考えると、花鳥風月シリーズって

「天魔と蘭の関係性を新構築した花」

「捨の既存の人物像を破壊した鳥」

「原点回帰でワカ以降の見解を一度更地にした風」

の流れから「二役に分かれた捨と天魔王の対極性を突き詰めた月」が生まれたんですよ。すごくないですか?書いてて泣きそうになってきた。そういう意味でも、月の立ち位置は極めてワカに類似しているんだと思う。

 

その上で、風蘭よりも情操が発達しているのが下弦蘭なのかな、と私は今のところ思ってる。風蘭が意識的には認識していなかったであろう自分が美しいという事実を彼は知っていて、そうあることを求められていることも理解していて、誰が見ても「美しい」と感じるように振る舞うことを殿に教わって、それをずっと続けている蘭。ここで言う「美しい」とは、見た目や所作に限らないんだよね。太夫たちに救われて、周囲の環境が変わっても『美しい』人間としての在り方を求められていることは変わらないから、やっていることの行動原理自体は小姓時代からずっと変わってないんだ。一幕も二幕も本当の蘭の姿で、そこには当人の中のルールに基づいた一貫性があるのだと感じた。刀身に映った自分を見てるところ、残念ながら私は観劇時に確認できてないんですけど、極論を言えばカテコの太夫エスコートだって、そうあることを求められていることを理解しているんだと思う。そういう意味で、ちゃんとも自身がすごく下弦蘭に似ているのかもしれない。私は蘭のこと、どのシーズンだろうがどんなに美しかろうが、超自分勝手な奴だと思ってるから失礼な話なんですけど笑

 

ついでに上弦蘭の話も少し。彼も環境設定の蘭であることには変わりないんだけど、個性特化力がすごく強い。これはあて書きしてないと言われてる月において、唯一あて書きを明言されてるのが上弦蘭の登場時の台詞なので間違いないと思う。(詳しくは中島さんが出演したラジオ聞いてください)
何度も出してきて申し訳ないんだけど、個性特化といえばやっぱり環境設定の役割をぶち破ったワカ蘭を想起してしまう。下弦蘭は元々、綺麗どころな印象がワカ蘭をなぞってる、と言われてるのをよく見かけるんだけど、気質的な部分では上弦蘭ってかなりワカ蘭に似てるんだよなぁと私は思ってる。それは翔平くんの初見蘭がワカだということにも起因しているかもしれないけど、所作であったり振る舞いであったりにワカ蘭、というか太一さんが作る蘭が共通して持っていた品格を感じるからです。ヤンキーっぽいけど、絶対育ちが良いんですよ彼は。ワカ蘭もそうだったと私は思っているんですが、ワカの亡霊に殴られそうで大きな声では言えない。特に手を中心とした仕草に隠しきれない育ちの良さが出てるので、次に観劇するときにでもぜひ注目してみてください。

 

 

 

 

 

 

なぜこの話をこのタイミングで書いたかというと、1/17のゲキシネでアオドクロを見るからです!アオ見たら絶対また捨天同一髑髏の印象変わるはずだから!わーい楽しみ!

『髑髏城の七人season月 上弦の月』感想まとめその2

2018年も素敵な現場に出会えますように。去年の宿題こと月髑髏まとめその2。お化粧についてはこっちにまとめてるので、全公演終わったら泣きながら各所に自分のツイートだけ埋め込みます。

 

 

 

 

 

 
【12/15 上弦】

荒武者隊歌めも「空も飛べるはず/スピッツ

おおおおおおおおおおおおけしょう…………………おけしょう…………………みうらんべさんのお化粧ベスト更新…………今日は特に顔がいい……左のアイラインの方が太目?ぱっちりしてるね?って思ってたら、翔平くんは元々左目の方が大きいって教えてもらいました٩( 'ω' )و お化粧の力じゃなかった……天然モノだった………顔がいい………

22万回~のくだり、「ひょーごー…」みたいな呆れの中に親密さがうかがえるニュアンスのみうらんべさん、ビンタ前の手招きっていうか、おいでおいでって感じの仕草が超かわいいんですけどなにあのいきもの。指先揃えてぱたぱた、って感じでおいでおいでするの。

登場時の殺陣で勢いつきすぎちゃったのか、最期のキメのところが曲より早くて一瞬間ができたみうらんべさんヤバくない………?どこまで速度上げてくの……?

10日に間近でお色直し蘭観た時、ああ鎧じゃなくて金地に刺繍入った服着てるのか……って思ったのは覚えてるんだけど、お色直しと無界のターンって服装一緒で髪型だけ変更ですっけ?今回の衣装そんなにうわ~!ってならないから全然覚えてない…
お色直しは袴で無界は鎧だよ!って教えてもらった。らんべさんお着替え多いんでしたそうでした。

バランスは置いといて、上弦蘭のお衣装については今までのシリーズ同様、少し解釈する余地があるなぁって最近思ってるんだけど、すぐ顔の良さに負ける。顔がいい!!!で記憶が上書きされていく。月衣装の全体的なバランスについてはなんとも…なんですけど、牡丹かと見間違うくらい豪奢な薔薇と女を纏ってる上弦蘭が私はすごく好きで、あれが兄者や風蘭みたいにシンプルだったら絶対に上弦蘭の人となりは違って見えてたと思うんだよなぁ。スカジャンみあるのがいいのだ。正直お色直し後の袴姿or甲冑ちょっと物足りなくないです?????色合いじゃなくて柄で主張してきてほしい。上弦天魔くんはその刺繍マント、蘭に貸してあげて。

蘭の「来い……来い、太夫…!」って、今までのシリーズでは外道の蘭と正しい道を歩む太夫が再び隣に立つことはできないという隔絶を表していると思ってたんだけど、今日初めて蘭と太夫が同時に観られる席に入ったら、上弦蘭はずっと首を横に振って泣いてる太夫に「来い」って促してるんだね………ちゃんと二人の間に意思疎通がなされた『会話』なんだよあれ。最初の「来い」に太夫が首を横に振るからもう一度「来い」って促していて、それでも応じない太夫に「太夫!」って叫ぶと太夫が項垂れて構えるんだよ。あの蘭は、蘭の意思決定で殺されていた。すごく身勝手な方法だけど、地獄に堕ちた外道の蘭は無界屋の太夫と蘭兵衛の意思によって極楽に送られたんだなって思った。鳥では赤シャドウの描き方で表されていた蘭と蘭兵衛の対比が、お芝居でこんなに明確に裏付けられたの上弦蘭が初めてだと思うよ。鳥蘭の時でもこんなにはっきりしてなかった。

今日の天魔王様、ここまで見てきた公演で一番化粧に気合い入ってて美しすぎて震えた。これはしぬ。天魔と蘭のお化粧は太一さんがやってるor完全監修してると思ってるんだけど、天魔のノーズシャドウといい蘭の目尻赤シャドウといい、太一さんがこのキャンバスの使い方見つけたーーーー!!!!!!感がすごくてほんとに興奮した。天魔の目頭横だけ濃いノーズシャドウ、鳥蘭でもやってたやつです。ほんと天蘭今まで入った上弦で一番ビジュアルがよかった………………師匠今日1公演しかないからお化粧サービスしてくれたんですか……?????

天魔王登場のダンス途中に入る「~この天魔王の手によってな」の台詞の後、いつもならすぐ降りてくるのにその場で苦悶にも思える表情をしてたんだよなぁ。全体的にも微妙に揺り戻しがきてて、関東荒野で生駒にまだ時満ちては~って止められた時もすごい笑ってたし、やっぱりテンションの感じ、また色々と変わったのかも。

口説きの「私に『死ね』と言った」温度感がすごい低くて、この前のラストに見せてた感情の落ちた表情してたのが、あの瞬間では初めて見た。その後の「死んで甦れ、と」薄ら笑い浮かべて恍惚の表情だったので、声のトーンより表情が乱高下って感じ。
「殺すなら今だ」って言いながら自分の首筋を叩くやつ、鳥天魔もやってたけど上弦天魔の方がもっと強く荒々しく叩いてる。なんか、すごい、あの仕草にめちゃくちゃ煽られた蘭の記憶があるんだな……って思っちゃった。10日は首筋叩く前に右手首ぶんぶん振ってて、蘭がこの場で死ぬ…って思った記憶。

無界屋で荒武者隊斬ってるとき、床に刀の先をガンガンぶつけて追いたてたり、脚に刺した刀の頭を掌で叩いて押し込んだり、とにかく斬り方がどんどんエグくなってく。それなのに、目玉だけがぐるん、と回って反対側で斬ってる蘭を見てる。執着がすごい。

殺陣の速度、っていうところに着目したら最速は冒頭シーンなんだけど、口説きで刀投げ捨てるところといい、月は一つ一つの技巧がすごいんだよなぁ。あれらはどちらかというと仕草にカテゴリされるのかもしれないけど。

今日の天魔ラスト、後退りはしなかったけど捨が刀下ろしたのを見て泣きそうな顔した後、一瞬表情が抜け落ちてから刀掴みに行ったんだけど今まであんな表情してた…?開いた穴まで霧丸が走り寄って、その後をふらふら上がっていった捨がそのまま落ちようとしたところを霧丸に引っ張られたのゾッとした。

もう何人目になったか数えたくないぞ天魔王………10日と違ったのは関東荒野での捨蘭とのやりとりに幼さというか青さがあって、ニュアンス的には3人目の蘭丸抱えてる天魔に似てたんだけど、意識した時だけ『天』になる人の男、って感じが一番近いかなぁと思った。あの幼さは多分あの男の素だ。この青さは捨にもあって「殺すんじゃねぇ、止めるんだ」「今度は間にあわせる、必ずな」にすごく切実な響きがあって、きっと8年間の時間が止まっていたのは2人とも同じなんだと思う。だからこそ捨は、本当に天魔を止められると思ってたんだろうなって。だって記憶のままの男が目の前に現れたから。捨につられるように蘭もすごく青臭くて「いい道を選んだ」って真っ直ぐ言われて気恥ずかしそうに視線を逸らしたり、「いい街、か」って無界を見回しながら口角上げて笑ったり、素直で幼いなぁって。「一度流し切るしかないんだよ」って微笑んだところは初めて見て、青くて無鉄砲な人なんだなって感じた。

誰が先導してるとかはないと思うんだけど、全体的に『若者たちの物語』っていう方向へ明確に固まっていってるなぁって感じた。だからこそ荒武者隊の勢いとかも3人の感情と同じ方を向いてるからガンガン響いてくるなぁって。超ワカドクロだなぁ。

3人とも同じ方向を、昨日を見てるからこそ、人の男が演じる/口寄せする『天』は彼らにとって殿そのものなんだろうって思えた。亡霊に取り憑かれ続けた3人が、それぞれに昨日と別れるための道行きなんだよなぁ、上弦。天魔の表現の揺れ方については、大小あってもこのニュアンスで落ち着きそう。口説きもそうだし、ラストもそうなんだけど、どちらも蘭と人の男、捨と人の男のやりとりだったんだろうなぁ。天魔は嘘しか言わない、っていうのが過去作天魔に共通して感じてたことなんだけど、この日に限って言えば発せられる言葉は嘘でも、人格としては本当しかないんだろうなぁって思った。

福士捨、がっつり腰落として殺陣やるようになったからか、今日の六天斬りすごくスムーズで短くなった?って錯覚すらあった………それに比例して足ばんばん出してくる……………みんながセーラームーンって言ってたのあれですね、筋肉ついてる太腿も正面から見るとめっちゃ細いからですね……?

激昂した時の表情が、兵庫にぼーっとしたやつ、って言われてた人とは思えないほど完全に別人なんだけど、あの柔和な目がツリ目に思えるくらい釣り上がるからだね………俺が引き付ける、の時、ほんとに自暴自棄になっていたんだけど、霧丸の真っ直ぐな目と太夫の言葉に引き上げられるように笑った顔があまりにも無理してて、よっぽど痛々しかった……

あと、「だったら好きにしろ」の時の感情が平坦になる感じが全然捨っぽくなくて、じゃあ誰っぽいか?って「お前のことだけを気にかけていたぞ」の時の天魔っぽかったんだよ………捨どこにいっちゃうの……どこにもいかないでここにいて……

須賀大明神がトリプルでマント翻して帰りかけた天魔王様の右腕をぎゅっ!って掴んで止めてくれたんだけど、なにwwwって感じで笑いながら天魔王様が左手で翻したマントに包まれて客席の視界から消える須賀大明神………めっカワ……トリプル出てくるときもらんべさんの背中ぽんぽんしてたし、マジで太一さんどうしたんだろう………カテコでもあんまり役抜けない人なのにそのままの太一さんがいるの珍しすぎて、須賀大明神拝むしかない……

 

 

 

 

 

【12/22 上弦】

荒武者隊歌めも「ら・ら・ら/大黒摩季

無界屋の男衆、じわじわお遊び増えてくるの不意打ちだからやめてほしい……笑この子、裏へつれてって、って太夫に言われて「「合点承知の助(キリッ」」って答えたの笑いこらえるのつらかった( ◜◡◝ )

「戦わなきゃ生き残れない」の前に小さな声で「戦わなきゃ死んじゃう…」って言ってたので、きりちゃんおぢさんは大変にきりちゃん;;;;;ってなりました。きりちゃんの言葉には毎回情感がとても詰め込まれていて、本当にその時の感情で言葉が出てきている感じがすごくいとおしい。

みうらんべさんビンタ、今日はちょっと間が早かったのも面白かったんだけど、歯を食いしばって力入れるみたいに口元にぎゅって力入れて叩いてるのがかわいかった( ◜◡◝ )人を叩き慣れていないのだなぁ、翔平くんは………(某兄弟の方角を見ながら)

じん平さんダンス。いつもガールズに寄ってくとこを今日はすごいタメてたから、いつも自分が前に出てみんなを庇ってくれるみうらんべさんが太夫の肩に手かけたまま止まっちゃって。じん平さんが動き出した瞬間、ガールズや太夫と一緒に後ずさっちゃったのやられたよね………後ろ向いちゃったの絶対笑ってたでしょ…( ◜◡◝ )

上弦蘭殺陣、黄泉の笛の後半でぐっと腰落として刀振るうようになってた。今までの速さは左右の動きがメインだったけど、縦に動くことで立体感が生まれて、上弦蘭独自の動きになってるのすごいなぁって思った。天蘭ラストの殺陣も手数増えないかなぁ。

俺の三途の川は血塗れなんだ、っていうトーンがすごく軽くて、あれ?って感じたんだけど、真っ赤に染まる、の凄み方というか重さが強くて、太夫の弟として存在していた気さくな兄ちゃんの蘭は、やっぱり過去の蘭とは一線を画す存在なんだなぁっていうのが見えてきてる。お色直し後にヤンキー感増すところというか、あんなに仲良さそうだったのに、「捨之介、お前には分からんよ」って言う時は完全に捨を下に見てる。元々愛想がいいということはなかったし、若いからガラが悪くて血の色を好むような、自分側についてない人間を人間として見ていなさそうな蘭の片鱗。

推測っていうか、私が何回か前から違和感覚えてるとこなんだけど、天魔王登場の時の「~この天魔王の手によってな」って台詞、太一さんの生声じゃなくて録音?気のせいかと思ってたんだけど、今日一瞬台詞と口の動き合ってなかったように見えた時があった。なんかここ、太一さんが喋ってないみたいだな~って何回か前から思うようになって、でもあの間奏に合わせて喋れる人なのも知ってるし、オペラで見てるから視界が狭まってるのかな~って思ったんだけど、あそこだけいつも同じ調子ですよね~って話に今日なったので。
→色んな方の目撃情報をいただけたぞツイッターすごい!やはり上弦も下弦も間奏のセリフは録音みたいです!

天魔王誕生時の声、ちょっと若いというか高い感じがした。多分時間帯起因なんだけど、太一さんの高音大好きなので大喜びした。嘘吐く時、っていうと天魔は全部嘘なんだけど、妙に芝居がかってるというか、大仰な話し方になるあれ、蘭が手に入って浮かれてるのかなぁ。エゲレスからの手紙のところ、いつも「あ!」って音にして言うんだよね。あれだけは何人目になってもほぼ変わることがなくて、逆に不思議。

天の後ろからちらほらと人の男の顔が出てくるところ、やっぱり契機は生駒斬った以降の告白からなんだよなぁ。「所詮貴様にも、天は掴めん」「務めご苦労」どちらも泣き声を象ってるんだけど、本当に泣いてるように聞こえるのは庇われた瞬間の「蘭丸」なの。蘭への愛憎が入り乱れてる天魔。それでも無様に泣き喚く姿は捨だけが見ていて、それを『人の男』として扱うんだよなぁ。ひどい優しさだと思う。

福士捨も結構ソワレタイプだな、って印象で、今日のオープニングとかあまりにもエンジンかかってなくてハラハラしたんだけど、それでも百人斬りはエンジン全開になるし、全編通してずっと上がり調子で終わるからトータルの流れとして最終的にはすっきりするからいいなって思った。その辺りの配分の上手さ、バランス感覚がいいんだろうなぁ。あと関東荒野が滑りやすいのが悪。

ラストの関東荒野で雲が晴れていく様、捨の心象風景なんですよね。鳥の時にそうかな?って思ってたんだけど、月は天守閣に外からの光が漏れてるところからスタートだから、多分まだ日が昇ってないわけじゃないはずなんだ。れなのにあんなにも分厚くて暗い雲がかかってる。ただの雨雲と呼ぶにはあまりに黒くて禍々しい空の色をしてるんだ、あそこ。捨は髑髏城を抜け出して、生きているのに、濡れ衣を着せられるよりずっと前から空は晴れないまま。そのことをずっと考えていたから、月の細かい演出や脚本の変化は答えをくれたんだよなぁ。霧丸の嘆願で陽射しが見えてきて、空っぽの仮面に光が差す光景、捨の心の内だと思うとすごいことなんだ。天魔にも蘭にも届かなかった、3人の上にあった天が消えたことを、捨自身がようやく受け入れられた瞬間。

光秀を唆したのが天魔だって知ってたのに、居所がはっきりした後も不殺の姿勢を通した捨の中での番付について。たぶん捨がずっと捨てられずにいたものって、殿そのものというよりも殿に仕えていた環境、ひいては天蘭だったんだろうなぁって。8年も経ってるのにたった1人だけ何もかもそのままの、喪失を知らない青くて若い理想型の捨之介。殿に生きろと言われた蘭や、蘭に伝えよと言われた天魔と違って、捨は殿の最期に居合わせていないどころか本能寺にも居なかった可能性がある、って感想見て、月以前では捨の強みや行動理由であったその過去が、月捨にとっては不足であり、唯一8年越しに経験する絶望なんだな、って感じた。

 

 

 

 

 

【12/26 ソワレ】

荒武者隊歌「勝手にシンドバッド/サザン」
\\\ラーラーラーララララーラーラー!///
兵庫「ラばっかり!」

上弦蘭の方が下弦蘭より登場時殺陣の手数が多いのでは?という話。たぶん手数は変わらないんだけど、刀の使い方が違ってた。下弦蘭は刀と鞘の両方を同時に上げて髑髏党の槍を払うんだけど、上弦蘭は刀を上、鞘は下で構えて身体回転させて払う。刀と鞘がバラバラで動くから手数多いように記憶してたみたい。殺陣の手数カウントって結構細かかったりするので、これも1じゃなくて2でカウントするならほんとに手数多いと思う。

みうらんべさんビンタ、最早ビンタというより張り手\ボッッッッ/ってマイクに鈍い音が入ってた( ◜◡◝ )本人は勢いのまま、くるんと一回転。あそこよく見たら太夫が一発かましてやんなよ~って感じで兵庫指差してる( ◜◡◝ )黒幕は太夫

太夫やガールズの盾になる時って皆を後ろに隠すようにしてたんだけど、この日は皆を庇うようにじん平さん側に背を向けてたのがすごくすごく情の厚さを感じてしまい……すきです…

口説きは22に「この鎧が叫んでいる!」で蘭の数珠を引く形になったのを意図的に再現してて、殿が最も愛したお前と共に、のところで数珠ごと胸元掴む数珠だけ引いてこの鎧が~、だった。蘭も一幕ラストで無界屋振り返る時に数珠握ってるし、この天蘭…………夢見酒で蘭が天魔の腰に背中側から腕回して掴まってるのも22からなんだけど、あそこで蘭が仰向けになるの、天魔が後ろ頭掴んで引っ張ってるからなんですね。今日初めて気付いた。鷲掴みしてる。

アサさんが言ってた「上弦蘭は相対してる人と声のトーンを合わせる」っていうの、よく分かった。関東荒野で狸穴に「なぜここに」って投げかける時は天魔のがなり声が強かったからその余韻引きずって語気強めだったし、捨や太夫と話す時のトーンやテンポと同じ人とは思えなかった。「俺の三途の川は血塗れなんだ」太夫と話す時の軽めなトーンだったのに「洗えば洗うほど真っ赤に染まる」突然今までの重さが戻ってきてて要所要所でわざとトーンをズラした時の効果がすごい良かった。あれ、本人は意識的に使い分けてるのかなぁ。すごいよかった。

「貴様に『俺』のなにが分かる」って言いましたよね……初めて聞いたよ…………間違えただけだと思うんだけど、でも今日の天魔は蘭の扱い方ちょっと違ったから重すぎて記憶飛びかけた…………………

今日の天魔は蘭に向かってる感情が全然違って……個人的観劇内での2人目(11/26)くらいのテンションが戻ってきてたんだけど、抑揚の乱高下も割とあるし笑う。でも蘭に夢見酒渡した後、飲み干す瞬間を見もせずに無表情で裏拍手してたの。見てないの自体はちょっと前からそうだったんだけど、無界であんなに蘭を凝視してたのになんで?って思って。その後、生駒を斬って抱えたところで「あーあ」って呟くみたいに言ったの。そこからの語りの声がフラットな高さで、蘭を斬った後も頭掻きむしらずにただ後ろ向いて、はぁ、って溜息ついてた。そこで初めて、今日の天魔は蘭自身に興味がなくて、ただ蘭の平穏な日々をめちゃくちゃにしたかっただけなんだって思った。

実は上弦天魔が子ども、っていう印象が未だにあんまりピンときてないんだけど、今日の天魔はダウナー面、ほとんど消えちゃってる気がした。アッパー多めだったけど、関東荒野での捨蘭への話し方は「お前のことだけを」の語りにも似た声のフラットさで、捨蘭と変わらない素の青年っぽさがあった。そんな人が、ただただ嫉妬による破壊衝動で、蘭の平穏をめちゃくちゃにしたことの方がすごく幼いなって。今までは少なからず蘭自身に対しての執着とか、利用価値があったのに斬ってしまったとか、そういう印象があったし、15・22は蘭に「勘違いするな」って腕掴まれた時に怯えながら刀構えてたのに、今日は刀構えることもなく、本当に馬鹿なものを見る目にさえ思える表情してた。

 

 

 

 

 

【12/29 ソワレ】

今年最後の髑髏城めっっっっっちゃいい

荒武者隊歌:「お正月」(も~い~くつね~る~と~)

兵庫「お年玉全部太夫にあげる♡」太夫「(口パクくらいの小ささで)ありがと♡」

下弦の荒武者隊はみんな若くて元気がありあまってる!って感じだったんだけど、向こう見てから見るとやっぱりめちゃくちゃうるさいんだよなぁ、上弦の荒武者隊wひな壇芸人のガヤに近いものを感じる。自己主張が激しいのはいいんだけど、はけていった先でも捨の台詞遮る勢いでうるさいのはダメだぞ!w

今日のみうらんお化粧、前期上弦蘭の中でトップの100万点満点です。ありがとうございました。

みうらんべさんビンタ、右手で右頬→左頬を往復ビンタ。二発…って小声で呟く兵庫に左手で左頬追撃。太夫のてぇい!に拍手するし、今日のみうらんべさんも乱暴者です。

同調力が強い、というのが今のところの上弦蘭を表す最適解かなと。関東荒野で一度天魔に籠絡されかける蘭がどこで戻ってくるんだろうって思って見てたんだけど、捨の「何故またその天を覆う!」って聞こえてきたところでハッとして戻ってきてた。あの瞬間は捨に同調して明日を向けてた。

同調力の最たる分かりやすさだった声のトーンは、どんどんあえてズラす使い分けを進化させていくね。登場時「あの世とこの世の境もな」で凄んだかと思えば「女に生きるはァ、初すぎる」艶っぽい節回しの色男感。後者は特に凄くて、くらくらした。いい街か、って笑う時も、太夫たちを心配させるようなことはしねぇ、って言い切る時も見せない、あの顔の良さを本人が理解した上で使ってくる色香を見た気がした。

黄泉の笛の「こんな奴らに守られて~」「殿を捨て、」その日の蘭が捨と天魔のどちらに同調してるか測れるんだけど、今日は完全に捨だったんだよなぁ。天魔を止めるつもりはなかったかもしれないけど、殺すまで至らなくても交渉が成立するならそこで帰ってこれたであろう蘭。22は「殿を捨て、」にすごく重心を置いてて、天魔寄りだった。

お前や光秀と同じになる、は今まで見た中で一番蘭兵衛に寄ってたなって思った。あれは完全に天魔との訣別を示していて、だからこそ「さぁ来い、来い、太夫」って呼ぶあの声は、太夫にとって弟のような蘭兵衛そのものだったんだろうなぁって。鳥蘭がお化粧で魅せてくれていた、蘭と蘭兵衛の揺らぎを上弦蘭は声でくれる。

天守閣で霧丸に「腕の違いが分からんか」って言うときも諭すようなニュアンスになってきてた。前はもっと怒った感じで、それこそ天魔との殺し合いを邪魔されたことに怒りを感じているようにさえ思えたけど、まだ霧丸の身を案じる無界屋蘭兵衛だったんだよなぁ。だからこそ、その後の口説きでガタガタに崩されていく様とか、殿は生きろと言ったのだ、の悲痛さが際立っていく。

今日の口説き、22・26と異なり、左腕を前から天魔の腰に回す蘭とその伏せた顔を上げさせるように後頭部鷲掴みにしてぐいぐい口付ける天魔という、2017年最後に相応しい口説きでしたね。「お前と私ならきっと上手くいく」の時に頬触れてたように見えたけど、あれクリアすると蘭の態度が変わるの?

前シリーズ以前の話が勝手に脳内補完されがちだけど、8年前と同じ鎧だしあの仮面は殿の骨ではないのでは?問題なんだけど、上弦天蘭がすごく似てるなぁと感じる点って「言葉」をそのまま受け取っちゃうところだと思うんだ。精神状態が揺らいでる時は、という前提つきなんだけど、蘭は口説きで揺さぶりかけられて綻んだところにこの顔に覚えはないか?って言われるとそう見えてきちゃうんだろうなぁ。まさか、って呟く声が震えてた。一方で、殿が蘭への伝言を託したということは天魔にも生きろと言ってる、っていうのも確かに考えてみれば分かるんだけど、本能寺以降の天魔がそんなことを慮る精神状態にあったことは一度もないんだよなぁって思う。だって言葉にされないと伝わらないことの方が世の中には多いじゃない。そういうところばっかり察しろ、みたいに言うには天蘭の情操教育ちゃんとできてないですよ殿。

もはや録音台詞に口元を合わせる気がない天魔様…( ◜◡◝ )下弦見てきたので尚更感じたことなんだけど、確かに下弦は声の響き方が全然違っていて録音だな、ってすぐ分かる。でも上弦は仮面つけてるときの音のこもり方と似てるせいか、やっぱり口元合ってないところ見てなかったら、いつも調子同じだけどまさか……?くらいで確信持てなかっただろうなぁ。ついったーの集合知すごい。

「やはりお前には殺し合いがよく似合う」の前に高笑いするようになったの、何回か前からなんだけど、ここの笑いが嘲笑に聞こえるようになったのはやっぱり26の蘭自身に興味のなくなった天魔からだなぁ。前はもっと殺し合いとか、本性を現した蘭を楽しむような笑いに聞こえてた。

無界、いつも寸前で避ける黒兵が袴掴まれて引っ張られてたし、白介の膝に刀打ち込むところは足かけて刀引き抜いたり、怖さ増し続けてるんだよなぁ。そんな中で赤蔵斬る時に顎のところ撫でるように手を添える所作の美しさが際立ちすぎる。一方でラストのvs天魔のところ、組み合わないところあんなに刀ぐるぐるぶんぶんしてましたっけ…?とっても見慣れた所作に、にこにこしてしまった。

今まで流動性が強かった天魔のテンションは完全に切り替え型になってて、生駒が刀を掲げた辺りで怯えたようだった顔からはスッと感情が消えるし、蘭に対しての執着も消えてたし、それなのに鎧を剥ぎ取られた泣き声はそれまで聞いたことがない音で、天と人の男はスイッチなんだなって思った。美しく、狂乱に身を投じ、囀るように他者を謀るのは『天』なんだよなぁ。蘭に対しての劣等感ではなく、殿に対しての執着で動く『人の男』はあの鎧さえあれば全てを捨て石として『天』であり続けられるだけの信仰があるんだ。

福士捨も「こんないい街~♪」って節ついてたね?本当に年末ラストの上弦チームみんな最高です…………

福士捨の太ももの良さはね、本来の骨の上に太もも部分だけ筋肉と程よい脂肪が乗ってるから膝上から急に体積を増すところですね。それでも正面から見ると超細いんだから意味わかんないですよね。六天斬りの段取りとか、すごくスピーディーでもう普通に気にならなくなってきたし、天魔はぎゅんぎゅん刀回すしで断然全景で観るべきものなんですけど、あの太もも見たさにオペラを構えそうになる。魔性の太もも。

ねぇみんななんで捨の着物に家紋入ってたのおしえてくれなかったの!?今日初めて気付いた;;;;;背中に背負った月の上、いわゆる衣紋抜くところのすぐ下に小さく織田木瓜が入ってるのが、生き抜け!って霧丸に言われて蹲ったときにだけ見えて、ああこの男は結局最初から義理も縁も捨てられていなかったんだなって思って。天魔も蘭も捨も、みんな誰一人として天の殿様を忘れることなんてできてなかったんだ。

福士捨に剽軽なニュアンスが足されてたの新鮮だったなぁ。今までの軽かったり重かったり、って範囲の変わり方じゃなくて、マモ捨の持ってるようなお調子者っぽい要素が足されてた。だからこそ喪失の色が際立っていて、蘭にあんないい街作っておきながらなんで!って叫びの痛切さが今まで以上だった。天魔とのラストで捨が語る自由は、蘭に向けての言葉でもあるんだよなぁ。

「捨てるってのは口で言うほど、」で泣いてたのに向き直る時には笑顔だった捨と、それでも泣いてたことを隠させないように捨を指差す霧丸、ほんとにお互いがいてよかったなぁって思った。昔の縁を失い続ける捨の手に残ったのが、同じ喪失を抱える霧丸であることが、対沙霧の淡い恋愛感とは異なる救いになる。天魔が落ちた穴を覗き込んでそのまま落ちていきそうな捨を引きずって、まだ後ろを振り返る捨の両肩掴んでしっかりしろ!って目を見て言っても視線が合わなくて、そんな捨が囮になる、って口にする前から不安と焦燥で泣きそうなきりちゃんが、それでも捨のために頑張るんだよ……いいこだねきりちゃん……渡京に「置いてかないでぇ~;;;」って言ってたきりちゃんの成長物語……月がきりちゃんになった理由をちゃんと分かるようになったよ。

 

2017年現場まとめ

2017年は徳積みイヤーだったので現場数が少なかった。そう言い張るために今年もいそいそまとめてみるのである。月髑髏まとめその2はもう年明けですなぁ。

 

 

 

 

 

【1月】
/7   熱海殺人事件
/8   橘菊太郎劇団/昼・夜
/28 世界/千秋楽
/29 TOU
/30 TOU

他現場:TOUイベント、ミツコの部屋、英雄祭×2

岡村おじさん演出じゃないつか作品見るの2度目だったんですけど、やっぱり根本的に合わない本なんだよなぁと再確認。好きじゃないことも沢山あるけど、まだあっちの方が面白いなって思った記憶がある。世界のたいちさん、めちゃくちゃ新鮮でよかった。

 

 

【2月】
/4   TOU
/7   TOU/東京楽
/16 真・三國無双/夜
/19 TOU/大阪楽

スペゼロの椅子って固いんですよねぇ。西田舞台は3時間ないとカタルシスが足りなくて不完全燃焼……と言いつつ、せいじろさんいつも通りでした。

 

 

【3月】
/3   サンサーラ式葬送入門/夜
/4   あたらしいエクスプロージョン/昼
      足跡姫~時代錯誤冬幽霊~/夜
/9   beats per minute/夜
/19 身毒丸/千秋楽

もやもやしてることがバーッ!と飛んでった3/4。舞台って楽しい。 ずーっと観たかった身毒丸観られて感激でした。

 

 

【4月】
/2   遠州森の石松/千秋楽
/15 夢幻恋双紙~赤目の転生~
/30 すこやかに遺棄る/昼

他現場:早乙女太一FC TAICHI WORLD PREMIRE Both sides/昼・夜

なんで石松1回しか見てないんだろ?ほんとに?半券見つからないだけでは?この月、たいちさんいっぱい見れた〜と思ってました。この時はまだ鳥しか発表されてなかったからね。

 

 

【5月】
/2   ハイキュー!勝者と敗者/夜
/7   ジョーカーゲーム/千秋楽
/27 橘小竜丸劇団鈴組/昼
      髑髏城の七人season花/夜

久々に2.5見てきた٩( 'ω' )و どっちも面白かったな〜!色々あって現場セーブせざるをえず、ギリギリで観た花が今恋しくて仕方ない。

 

 

【6月】
/10 枯れるやまぁ のたりのたりと まほろばよ あぁ悲しかろ あぁ咲かしたろ
/11 GOOD-BYE-JOURNEY
/17 GOOD-BYE-JOURNEY/東京楽
/25 MOJO

実はセカチルだけ観れてない。ジャンヌ様とジャンの問答が目の前でしぬほど泣いた思い出。

 

 

【7月】
/1   MOJO
/7   ALATA
/8   髑髏城の七人season鳥/夜
/9   MOJO
/15 鳥髑髏
/19 鳥髑髏
/22 鳥髑髏
/23 遠い夏のゴッホ
/29 グランギニョル/初日

他現場:ザム応援上映挨拶×3、鳥髑髏ライビュ

色々が決着して観劇欲がスパーキン٩( 'ω' )و よみランでハイローランドも始まって、一年で一番苦手なこの暑い時期にどうやって生きてたか覚えてない。

 

 

【8月】
/2   グランギニョル/夜
/6   グランギニョル/東京楽
/10 鳥髑髏
/13 八月納涼歌舞伎/三部
/20 グランギニョル/大阪楽
/26 鳥髑髏

他現場:ザム応援上映挨拶、ザム2完成披露、ザム2初日舞台挨拶×2、METROPOLIZライビュ

ザム2公開になって毎週映画館通い。その合間に念願の歌舞伎座デビュー٩( 'ω' )و 

 

 

【9月】
/2   キャプテンネモ
/30 ALL for One/昼
      髑髏城の七人season風/夜

他現場:ザム2舞台挨拶×2、仮面舞踏会2017、THE LANDファイナルイベント×2、UNKNOWN METROPOLIZ

主にLDHの畑でいきてた。本命バンドが1日復活遂げて時間の流れを最高に感じてたなぁ。ちゃぴちゃんかわいいが爆発しすぎて大きめの買い物した。

 

 

【10月】
/1   人間風車/昼
/21 オーファンズ/昼

他現場:UNKNOWN METROPOLIZ×3、報復~かえし~舞台挨拶、ザム3完成披露

UMP3回行ってるのだいぶ驚きですね。ザム3ありがと〜〜〜

 

 

【11月】
/3   劇団4ドル50セント旗揚げプレ公演
/11 舞台KING OF PRISM/夜
/12 ブタキン/千秋楽
/23 髑髏城の七人season月~上弦の月~/初日
/25 髑髏城の七人season月~下弦の月~/初日
/26 上弦

他現場:ザム3完成披露、ザム3初日舞台挨拶×2

LDHとプリズムの煌めきと髑髏党を兼任する謎の生命力。日付に置き換えるとちょっと笑える。

 


【12月】
/3   上弦/夜
/10 上弦/昼・夜
/15 上弦
/22 上弦
/23 下弦/昼
      四谷怪談/夜
/24 四谷怪談/夜
/26 上弦/夜
/29 上弦/夜
/31 STAGE FES/昼・夜

他現場:UNKNOWN METROPOLIZ、カレンダーイベ、平成ジェネレーションズFINAL舞台挨拶

豊洲に住んだ方がはやい。

 

 

 

 

 

96本。しかも明日の現場は年越しなので実質納められてないし、始まっちゃうのです。舞台挨拶の割合が多いし、色々環境変わったこともあって作品数は全然増えなかったなぁ。念願の歌舞伎座デビューは果たしました!
夏のよみラン通いは豊洲とハシゴしたりもしてて、絶対こんなものではなかったはずなんだけど、現場カウントじゃなくてもいいかなーって言って半券をごっそり捨てた記憶だけあります。てへ。
来年は髑髏イヤーが終わっちゃうとかきりちゃんとばいばいしなきゃいけなくなるとかしか考えられないので、早くブルーレイ出してくださいよろしくお願いします。

『髑髏城の七人season月 上弦の月』感想まとめその1

取っ散らかる感想、代替わりを続ける天蘭、覚醒捨と忙しい上弦感想まとめ。今後もどんどん変わると思うけど、ここまでの解釈整理してるのでネタバレ配慮はないです。詳しく話してもいないけど。

 

 

 

 

 

【11/23上弦 初日】
ワカ天とワカ蘭を足して2で割った子が鳥天に育てられて生きていた…………えっ、これ、鳥の亡霊のみんな生きてる?生きてる?私は開幕3秒で心臓が止まって、オペラ持つ手がぶるぶる震えてたので一幕早々に死んで蘇りました。二郎系髑髏城……

月を観に行ったのに気づいたら鳥を観ていたし何回か未來さんもいたんです本当なんです上弦を観に行ったはずなのに同時上映でseason鳥が始まってこの2作がトゥルリバ構成であることが明かされたのです本当なんです

一幕で鳥髑髏党の残党たち生きてる~~~~~~~?(自分含む)って思ってたら二幕で大惨殺されて、なんてむごいことを………ってなってる間にトドメを刺されまくってステアラじゃなかったら座席でうずくまってたと思う……花見て鳥見て風見てもまだまだびっくりするんだぜ………髑髏城すごい…………ドクロイヤーおわらないで…………

蘭についてよく『闇堕ち』って言葉が使われていて、私個人的にはあの人は元々そういう人だから我に返った、が近いかなって解釈してたんだけど、上弦天見てると蘭の闇堕ちってこれじゃん……という気持ちになってしまった。鳥蘭の真っ直ぐさは眩しかったよなぁと鳥を反芻している。見たのは月のはず。

上弦は天蘭が双子小姓で、安土城を逃げ出すときに入れ替わってお互いの生を全うして死んでいくので、結局あれは鳥蘭のif未来であり、メタ的なところで言うとワカ蘭ファンで鳥蘭も見届けたしょーへーさんがたいちさんの影武者に選ばれたという激エモな話に見えていたという妄想の話をします。

天蘭のデフォルトビジュアルに差別化がないどころか、限りなく近似値に寄せてきてることと、お色直し後の蘭がトップと2番手の羽根の差くらい明確な天のダウングレードverだったことで、天蘭の力関係が兄:天魔/弟:蘭の構図に見えた。加えてこの2人、素養にも似ている点がある。上弦で初めて、天守閣に女の子しかいないことが無界屋ガールズたちと対になってるように見えた。というのも、上弦天の『人心を操る』能力ステータスは対女性に全振りされているようで、そこにかかった女幹部達が男部下を使うという構図に見えたから。これはそのまま無界屋の構図に当てはめられる。女性からの信頼というのが似てる素養の部分なんだけど、上弦天の操る人心の本質はもう少し別。上弦蘭、風蘭ほどではないんだけど割とチョロい感があって、でもそこには殿への執着よりも天魔に対してなにかを追い求めている節が見受けられて(ex.お色直し)、特に口説きは鏡越しに2人の蘭が誘い誘われてるようにさえ見えた。蘭も部下女性陣もそうなんだけど、天魔が操る人心は元々天魔へ関心がある者の心を恣意的に増幅させる。

上弦天は鳥蘭転生、とキャスティング発表時に冗談言ってたけど、転生して別世界線で『あるもの』を得た蘭のifに見えて仕方なかった。つまり、自分と同じような背格好と面立ちを持ち、自分に憧憬を抱く駒としての『天魔』ではないかと。殿に最も愛された男としての自身を捨ててでも、殿の最期を見届けた鳥蘭のifから始まるのが上弦天、という話。捨と笑い合う蘭を見ていると、天魔よりよほどこちらの方が人心を掴むことに長けている、と思えた。その印象そのままに、もし本当にこちらが『人の男』であったなら、敬愛する蘭の、兄の最期の望みを叶えるために互いの生を入れ違えたことが、天魔王を生むことになっていたら?蘭は自分の三途の川は血に染まっている、洗うほど血に染まると言う。過去という三途の川の先には、自身にあり得た可能性の未来として、その手を血に染め続ける天魔の姿がある。8年という時を彼が蘭として生きたように、兄は天魔として生きていた。あの日の殿の言葉通りに。みたいな。

過去作では顕著に感じていた天魔から蘭への嫉妬心の類が一切感じられないことも、殿に最も愛されていたという事実を告げる当人が本来それを享受していた人物であり、しかし互いの生を入れ違えた今ではお前のものなのだ、と言い聞かせているように見えた。上弦天の人心掌握はあくまで種が蒔かれていないと芽吹かないものだから、上弦蘭との入れ替えが発生していたならそれを揺さぶることは視線一つで十分だった、と思えるのが関東荒野。

上弦蘭はワカのようであり花のようであり鳥のようであり、これがなかのひとの心理に由来するのなら、あれは鳥で観た『蘭の中にいた2人の蘭』の対比にも見えた。各々が各々の体を得て、成し遂げるべきを成し遂げた姿。よく似た2人は、ある世界線では1つの体に混在してせめぎ合っていたのでは、と鳥を思い返してしまう。これを鳥天が見える根拠にするとほんとにあの人はワカから輪廻を正しく巡れないままにここまで来てしまったのでは、と言わなければいけなくなるんだけど、ワカ天も確かにいるので否定できる要素がなにもないのであった。誰かに似ていて誰でもない第六天魔王に、あの人はようやく成ったのだ。

なので天魔と生駒の関係性は、鳥より中毒症状の強い信仰なんだと思った。あの手段で生駒を操る天魔、今回のシリーズ中ダントツの外道感あって最高。だって本心が一つもない天魔だからあれが本心からの甘えではないんだよね絶対。それを理解しながらも、信者として最後通告を受け取る生駒の献身は美しい。

天守閣の巫女姿と半蔵部隊の袈裟姿は相変わらず宗教対宗教の形式だったけど、上弦天には信じるポーズをとる神さえ存在しないんだよなぁ。かつての生で誰より愛した殿だから、『蘭丸』のことを慮るその言葉さえ、殿ではないと言えてしまうほどにあの人はもう蘭ではない何かなのだ。

一個みんなに呪いをかけるとしたら、上弦天たまーにバンコランに見えるしなるほどバルバロッサちゃん!ってなるからパタリロも見てください。ビジュアルの話で言うと、ラストの髪型が頭頂部は編み込みで残りの髪下ろして毛先少しだけ結んでる、っていうスタイルだったの。これ、結局初日だけだったみたいで、今までたいちさんの和物スタイルで一度も見たことのないタイプだったから、展開も合わせて未だかつて見たことのない/見てはいけないものを見てしまった気持ちになった………きっちり一つ結びの方がお芝居しやすそうではあったけど、あれほんとドキドキ感増したなぁ……

無界屋ガールズにひとりめっちゃ菜々緒みのあるツリ目の子が超気になる。顔が強い。全然分かんないんだけど一番顔が強くて性格のキツそうな美人タイプの子…( 'ω' )あと女性陣でいうと、人見さんカナコさんがめっちゃかわいくてやばい。絶滅黒髪少女な月髑髏党。鳥の時は男女混合だったのに、月は女の子しかいなくて皆黒髪ロングなのすっごい好きなビジュアルだ~

黄泉の笛での太夫の歌、「君死にたもふことなかれ」だったから親子というよりは姉と弟だと思ったな~。霧丸くんよかったけど、特有の役割としては太夫に母性という属性付与してるくらいだったので沙霧ロスが加速した:;(∩´﹏`∩);:女の子がたりない…

 

 

 

 

 

【11/26上弦】
みうらんべさん、動きが良くなってるかわりにオラオラ度が増している…笑

兵庫のくんろのとことか、腰折り曲げて覗き込んでくるのめっちゃ新しいパターンでかわいいですね。ガールズと太夫のことを背に隠して守ろうとはするけど、本人は興味津々な元ヤンらんべさん。

しかし今日、台詞がかぶるとこ何度か目立ちましたね。無界屋で天蘭がかぶって空白できたのちょっとひやっとした。なにせ天、その前段階で斬ったガールズのお尻踏みつけたり、おはなの股間踏みつけたりご機嫌だったから( ◜◡◝ )ねえねえそれ鳥天と同じですよ

蘭も天もだいぶ初日と違ったなぁ。蘭は終始男らしい、花蘭とも違う意味での武士らしい豪気さが顔を覗かせる変化の仕方だったし、機嫌が乱高下してた天魔は道化と人の男をはっきり使い分けてた。初日だけのまぼろしの天魔、私はとても好きでしたよ………びじょまるちゃんみがあって…………天魔の変化は想定内だったんだけど、蘭まであんなに変わってくると思わなくて、掴みかけた外殻をすり抜けられてしまった感じがあるんだよなぁ……そのブレも含めて超ワカドクロって感じもするし、もう少し初日バージョン楽しませてほしかった気持ちもある…笑

上弦天の変化の一つとしては、髪振り乱すようになったなって思った。あの人はやろうと思えばあの長髪を自在に操れる人なので意図的。天だとその方がしっくり来るし、いいなって思ったんだけど、口説き後の霧丸を蘭に任せたところで鎧のエリマキトカゲ部分に引っかかった髪を剣布に直してもらってた。かわいい。甲斐甲斐しく御髪を整えて差し上げる剣布ちゃん。あと、蘭丸が守ってくれた!のテンションがちょっと落ち着いてたけど両側から巫女′sによしよししてもらうのもかわいい。

上弦蘭に対してはそういう甘えの方向性で揺さぶりかけてこないんだけど、そもそも蘭が天好きすぎるからすぐころっとやられちゃうんだろうな感がすごいんだよなぁ………あんなにオラオラしてるのになぁ………この「好き」の根拠、実は全く存在してなくて。口説き後も天に拐かされてる様子もなく、本人の意思がすごく強いのに、何故か天の目を見ると力が出なくなっちゃう蘭………夢見酒をしっかり目を閉じて待ってる蘭………どうしてもなかのひとのなかのひとリスペクトがチラついて全然理由探しができない……笑

上弦天が生駒に対して母性から掌握してるやり方、すごく女っぽさを感じるんだよなぁ。年上の女性を誑かしてる男に見えてもおかしくないのに、そういう感じがしない。かといって、天魔に女性性を感じるわけでもない。極論、人か怨霊か、くらいしか感じないんだよなぁ。そういう意味で水子の擬人化のようであった美女丸ちゃんの面影も初日にはあったように思えたけど、今日の天は歯を見せて笑う瞬間がすごく多くて、8年間途切れず殿を想い続けていた時間の繋がりを感じた。8年経過して成長したり過去の名残りがあったり、の捨蘭とは違ってずっと安土城の延長にいる天。天にとっては捨も蘭もほんとに意に介さなくて、ただ自分と殿の天だけがあるんだなって思って、「あのお方の天は私だけのもの」と言い切れることが本来は滑稽で異様であるはずなのに、とても幸せであるように見えてしまうのはやっぱりそこにワカ蘭や鳥蘭と共通する殿への想いがあるからかな、って改めて思った今日。

なんだろうね、上弦も下弦も蘭が「殿に最も愛された男」である様子が見えないんだよね。本人からの語り口もそうだし、天から蘭へのある種の嫉妬のような劣等感のようなものが見えないせいなのかな。蘭を寵愛しているというところまで含めて殿であり天であるはずで、それは天魔も認めるところであるはずなのに、「あのお方の天は私だけのもの」という言葉には確かな裏付けをさえ感じる。蘭が愛されていたという、天が口にするからには事実であるに違いないはずのことが、宙に浮いてる気がする。ので、やっぱ少なくとも上弦は天が蘭丸で、蘭が人の男だったんじゃないかなとか思っちゃうんだよね。

天魔の方が持論に自信があって優位に立ち続けてるんだよなぁ……「殿」という幻想で蘭に揺さぶりかけてるんじゃなく、天魔自身の存在が蘭にとっての揺さぶりに見える。8年間殿の意思を継ぎ続けた、と見える天魔に対して負けを認めてるように思えるんだ。過去作の天魔はあくまで天魔として、殿の意思を聞いた代弁者として蘭に語りかけていたけど、上弦の天魔はまるで風天みたいに自身が殿であるかのように蘭に語りかけてる、あるいは蘭の目には天魔が天そのものに見えてるとも捉えられるかな。蘭がんばれめっちゃがんばれ勝つ気でいけ。

カテコダブルで兵庫と一緒に太夫の裾持とうとする捨も、それをおい!!って払う兵庫もめっちゃ可愛いし、マントにお包みしたまま出てきた天魔にもう衣装脱いじゃったのかな…( ◜◡◝ )って思ったら、トリプルで兵庫にマントの裾狙われてなに!?やだ!!!ってぶんぶんしてた天魔王様かわいすぎる。

 

 

 

 

 

【12/3上弦 ソワレ】
みうらんべ、見るたびに綺麗になっていく……今日改めて感じたのは横顔が美しいなぁってことかな。鼻先ちょっと丸いかな、って思うんだけど顔のトータルバランスが取れてるから全然欠点じゃない。黄泉の笛の前の無界屋を見上げるところが特に綺麗で好きだ~

どんどん殺陣速くなっていくしお芝居も変わっていって、天魔と一緒のシーンでもちょこちょこ見てられるようになったんだけど、おててがとても美しいですね。所作も含めて。そんなおててから繰り出される兵庫へのビンタ、想像以上に優しいというか、ぺちんって感じでかわいかった。某界隈が見慣れてる、脳を揺らすタイプのヤクザビンタじゃなかった。

26日ほど元ヤン感はなかったけど、オラオラ路線はそのままなので「弱いやつほど数に頼る」のところですごいあからさまに狸穴に向かって言ってるの好戦的で良かった。じん平さんに鈴つけて山に返せ!って言ってる兵庫の背中見ながら鈴…?山…?って感じで左右に首傾げてるのとかかわいい。

今日の無界での天魔、下手の入り組んでるとこに寄りかかってたかと思ったら柱に足絡ませて腕伸ばしてぶらぶらポールダンスしてましたね。そんなんしてるから撃たれちゃうんだぞ><斬ったガールズの裏腿に口付けるというか、舌這わせるやつもありました。その後足乗せてるとことかは鳥天感じたけど、初日にオーバーラップしてた未來さんは完全にいなくなってたし、女性性もすっ飛んでた。あと、荒武者隊もガールズも斬った後の太夫の台詞のところで、天蘭がまったく同じモーションで刀振って血落としてたの、噂の塾の存在を感じて興奮したなぁ。蘭の殺陣は日を追うごとに速くなるし、捨もスタミナ配分覚えてどんどん良くなってく。

はーーーーーさて、どこから話そうかな。とりあえず天魔2人目、蘭3人目にしてようやく上弦の天蘭が腑に落ちた。

今日の天魔、冒頭の誕生時には感情がすごく凪いだ声色から始まって、「蹂躙されるくらいなら」って声にもすごく静かな怒りを感じたけど、鎧を身に付けた後も初日や26日ほどの感情の乱高下は感じなくて、この時点で完全に2人目きてるなって感じた。人の男自体はそこまで極端な感情の起伏はないんだと思う。それが関東荒野に現れた瞬間からものすごい乱高下が始まって、本来の穏やかな起伏の中に突然高波みたいな感情が出てくる。口説きでもそれは同じなんだけど、この高波、殿の話をする時にだけ顔を出すんだ。天の志とか、秀吉の話する時には、こんなに大仰に出てこない。そして口説き以降、この高波は現れなくなる。「お前のことを気にかけていたぞ」って語る時の感情の起伏は、人の男が本来持つ起伏の中での最高地点の爆発であって、関東荒野~口説きで出てきたものじゃない。

この高波がどこにいったかというと、なんとそっくりそのままお色直し後の蘭に出てきてた。蘭は見るたびに別人になってるけど、今日の天蘭の掛け合わせは単純な3人目以上の意味を持ってた。つまり、口説きまでに殿の話をしていたのは天魔が抱えていた『森蘭丸だった。本能寺で殿の最期を看取った『森蘭丸』。今日の口説きは、8年前の『森蘭丸』を蘭に返す儀式だった。

初日からずっと上弦蘭は殿が最も愛した男であるという雰囲気がなくて、逆に天魔の語る殿の言葉は代弁以上の力を持って殿そのもののようになってる、って感じていて、上弦は人の男と蘭丸が入れ替わって天蘭になってるのでは?なんてことも考えてたんだけど、口説きまでの天魔は蘭でもあったなら納得できる。過去作の蘭が8年抱えて生きてきた感情を上弦では天魔が持っていて、それを返したことによって蘭が変わるということなら、それはこれまで同様に乱心ではなく正気に戻る、が正確なニュアンスだと思う。自ら「楽しい」と口にする蘭に対して声色を変えることなく「楽しいか」と返す天こそ本来の姿。

だからこそ、「殿は最期まで」から始まる告白の静かさと「そんなのは殿じゃない」の感情爆発は子どものような幼さよりも、感情の爆発をさせたことがほとんどないような不器用さを感じた。森蘭丸』を返し、天魔を削がれた男が、捨のゆっくりと降ろされる刀に反射で顔を背けて手を翳したことに、小さな人間を強く感じて悲しかった。この本来の天、すっごい鳥蘭に似てたんだよね。しかも無界屋の鳥蘭。上弦天は蘭になりたかったわけじゃないから、蘭に『森蘭丸』を返してくれるんだけど、たとえ上弦天が蘭だったとしても100%の満足を得ることはできないことを私たちは知ってるんだよな、って思ったら余計にかなしくなった。

そうやってすべてを失ったところに天という鎧を纏うことで8年間を生きてきたからこそ、最期の「捨之介、天魔王として死ぬがいい」捨にとって天魔の言葉ではなく天の殿様の言葉として届くんだろうなって。落ちていった天魔から視線を剥がせなくて、霧丸に引きずられていく捨が言う「俺が引き付ける」は霧丸の言葉通り、そのまま死ぬ気でいるようにも感じられた。

捨は黒のアイラインしっかりアイライナーで入ってるんだけど、元の顔がいいから濃い化粧逆に邪魔になってる感すらある。汗かいてどろどろになってからの方が美しい。汗が輝いてる。顔がいいというのはよいことだ。そういう見た目にも分かる素直さが、あの言葉を殿と感じて食われかけてしまうんだろうなぁって。

 

 

 

 

 

【12/10上弦 マチネ】
今日からぼくもきりちゃんおぢさんになる………担ぎ上げられて「色里!?」ってなったあとに、ふにゃふにゃ~って笑って色里……色里…って呟いてるのを黄平次ににやにやしながら色里だぞ~って言われてた。荒武者隊となかよしきりちゃん。

「捨てるってのは~」の後に捨に向かって自分の肩ぽんぽんって叩いて貸してあげるきりちゃん前からですか?あれ、一幕で捨がきりちゃん気にかける時にいっつも肩に触れてたことと繋がってるのかなって思って、きりちゃん立派になったねぇ…って思った。

人見さんのとこ一部変更入ってました。これはいい変更。なんだけど、人見さんの体が本気で心配になるヽ(;▽;)ノ無理せず…………お怪我のなきよう…………天魔王様も椅子にしないであげて……って思うんだけど椅子やってる剣布、すごい嬉しそうなんだよなぁ笑

みうらんべさん、関東荒野で出てきた狸穴見て、捨の腕を掴んでおい!どういうことだ!って感じで目で訴えるんだけど、捨にまぁまぁ、っていなされて不満げに掴んでた捨の腕をぶんって離すのがすっごいいい。仲の良い間柄感が出てて好きだなあ。

関東荒野での天魔の鎧のくだりだと思うんだけど、上弦蘭が持ってた刀を自ら放り出しちゃうのすごいと思うんだ。鳥蘭でいうところの天魔に刀叩き折られてたとこが、上弦蘭は自分で捨てちゃう。ここもそうだし、大商いの時もそうなんだけど、伏し目がちになって軽く俯く/会釈するようなポーズを取る機会がすごく多くて、元ヤン感に礼節とか義を重んじる要素が増えたぞ…って思ったのがマチネだったから、そういうものが天魔に対してもあるのかなぁって思った。やっぱり兄なのかなぁ。

夢見酒後の蘭がずっと足取り覚束ないままふらふらしてて、目の焦点も合わなくて、霧丸を斬る時と「奥の間で軍議を」って声かけられた時だけハッとしたようにそちらを向いて喋るのがいい。夢見酒手渡されて自ら飲む前に歯を見せて笑うのとか、高笑いとか、あの夢見酒の瞬間にだけ現れる異様さが際立ってた。

天魔王誕生時の声が総じて高くて、でも調子自体は冷静で、単純に8年前っていう時間経過を感じたのは初めてだったなぁ。ソワレは少し控えめだったけど、マチネの声色になぜかワカを思ってしまって、もしワカの頃にたいちさんが天魔やってたらこんな感じだったのかなって何故か思った。別にワカ蘭とかワカ天に似ているということではないです。8年経っても一幕は通してすごく冷静な喋りと声色で、そんな中に化粧の奇抜さだけが浮いていて、関東荒野で捨蘭と揃った時の道化感が凄かった。二幕口説きの「勘違いしているのはお前の方だ」から感情が荒ぶるけど爆発してるのとは違う。

口説きの「お前と共に成し遂げたい」辺りで蘭に突きつけられた刀の先を咥えて喋るのなんだったんだろう。人間性的な異常さが全然見られなくて、見た目だけが異様だった中で突然の奇行だったから驚いたし、蘭もうろたえたと思いますよ。反応見たかったなぁ。

蘭に庇われたところで腕を引く手が、蘭を引き上げるときに口説きと同じように手を掴む形になったのが激エモでもう。信じられないものを見るような目で蘭を見ながら泣きそうな顔をしていて、蘭を斬った直後に後ろを向いて頭抱えるところから捨達の登場で慌てふためいたような表情を見せて、からの蘭に庇われる、だから感情の揺らぎがどんどん激しくなっていく。頭抱える動きは前からやってたけど、自分が立てた計画が狂ってることへの苦悶なんだ、って思えたのは初めてだったなぁ。いつも顔見えないし、振り返ったときには天魔の顔してたから。

生駒の「なぜ…?」に立ったまま頬を包み込むように撫でて、目を合わせたまま膝を折って縋る流れのうつくしさ。天魔の頭をゆっくりと撫でて微笑みながら刀を構える生駒も綺麗で最高だった。「お前のこと だ け を 気にかけていたぞ」あまりに声色がやさしいし、セリフ変わってるしですごい動揺した。「私には何一つ言わずにな」が爆発寸前の泣き声で、やっぱり対生駒への泣きは嘘なんだなぁって思ったけど、正直前段の動揺が収まらなくてそれどころではなかった。

捨に刀を払われ、両手を顔の前で交差させて体勢崩れるほど後ずさろうとするし、冒頭に近い高音気味の声のまま「俺は、天だ!」って叫んだのは確かに人の男だったのに、いつも天の殿様として放たれてた「捨之介、」の声が今まで聞いたことのない柔らかで優しいもので、誰にも見せたことのない人の男の顔が捨に向けられた衝撃。落ちていった天に「おい!おい!!」ってずっと叫んでる捨との関係性新しすぎる…

霧丸に手を引かれていてもずっと叫んでて、天魔が落ちていった先を見つめてたまま愕然とする捨が、抜け穴は無理だ俺が囮になるって言ってるのがそのまま天の後を追いたがってるようにさえ見えた。シリーズ通して、捨が死に急いでるんじゃなく明確に死にたがってるように見えたのは初めてだったし、その先が天だったのも初めてだった。

 

 

 

 

 

【12/10上弦 ソワレ】
二幕壮絶すぎてもはやソワレ一幕の記憶がない。みうらんべさんが無界屋で座った時に師匠仕込みの鉄壁裾から膝下あたりまでサービスがあったことしか記憶がない。福士捨もそうなんですけど、皆足首から膝まで細いですね…

太夫登場時に、お付きの二人がwithBやってたの前からですか!?昨日初めて気付いてすっごい笑っちゃったんだけど。やばいあれ。あとこれも多分ソワレかな?太夫が兵庫にてーい!した後にガールズ達とハイタッチするとこでうんうん( ˘ω˘ )って頷いてるらんべさんさすがヤンキー……でもビンタは当社比お優しい…………「絵に描いた餅だ」の足ダンも強くて、その後の無界屋でも階段のところにがっつり足開いて腰落とす体勢が何度か見られたので、これが本域のヤンキー…って思ったソワレ。

マチネの蘭が軽く俯いて伏し目がちになるのが蘭丸の頃に持ってた礼節のクセなのかな、って思ったんだけど、ソワレはしっかり天魔の目を見てたから関東荒野の即堕ち余韻が長かった。捨に「しっかりしろ!無界屋蘭兵衛!」って言われたあとも胸元をぎゅっと掴んで荒い息を整えてるんだけど全然落ち着けないの。

夢見酒でふらふらしてる蘭はずっと上を向いて視線を彷徨わせてて、時折空を切るように手を伸ばしたりもして、霧丸に斬りかかる時も天魔に声をかけられた時もそちらに視線を寄越さない。「今の私は怨霊だ」の後の高笑いが艶っぽい感じとか、ますます怨霊感に磨きがかかっていく。

今日の天魔、見てる中では3人目なんだけどマチネで掴んだものをソワレで増幅してくるのもう………もう……………しかもそれに呼応してるのが今日は蘭じゃなくて捨なんだよ……

天魔王誕生時はマチネと同じく冷静さが立ってる高音で、一幕の冷静さも同じく。今日もう完全に人を化かすようなニュアンスが消えてた。口説きで蘭に斬りかかられたところから拐かしが始まるんだなっていう節回しするんだけど、やっぱり化かしてる感じはないんだよなぁ。

上弦の殿と蘭って父親と息子だったのかな、と思った。口説きの「殿が最も『愛した』男」の吐息交じりのニュアンスは完全に色に寄ってたんだけど、殿の話になると刀放っちゃう蘭は息子というか跡目的な感じで可愛がられてたのかなぁって。もう一つの理由は「お前のことだけを気にかけていたぞ」「そう蘭丸に伝えろとな」の天魔の声が穏やかで柔らかくて、そこに『兄』を見たからだった。その後の感情の爆発も「務め、御苦労」も泣きが入ってて、あの瞬間以外は全部蘭の兄(上位者)でありたい天魔の虚像なんだなって感じた。

過去作の天魔は鎧を手に入れることでかつての殿のような力を得ることや、戦乱の時代を取り戻すことを求めていたと感じてたんだけど、上弦天が求めてたのは殿の全てを託されること、そういった信頼に足る存在であると認められたいということだったんじゃないかなって。これも明確な論拠があるわけじゃないんだけど、鳥天が新興宗教に仕立てた殿への信仰をもっと一般化した、捨が言うような「殿に夢中だった」くらいのニュアンスを上弦天も持っていて、でもそれは「身も心も殿に捧げていた」からこそ認められたくて、過去に執着して昨日を向き続けた結果が感情が爆発したときの幼さというか、一人で時間が進んでいない様なのかな。

蘭が殿の跡目という印象と、天魔の口にする『愛した』のニュアンスの乖離って、天魔は小姓としてそういう役割を担ってたから、自分になくて蘭にあるものをそこに定義したがったのかなって思ったり。でもたぶん、あの蘭は息子のように可愛がられてただけなんだよ。上弦殿やっぱり信長だなぁ。

そういう跡目みたいなものは同じ小姓だった天蘭だから見ていた殿の姿だから、「お前に天のなにが分かる」って吠える天魔の声は捨には届かないんだろうなぁ。「おれは、私は、天だ!」って叫んだ天魔が捨の刀を握ったことも、落ちていったことも、捨にとっては「馬鹿野郎!」以外ないんだきっと。

倒れた蘭を見る捨も泣いてて、寂しそうで、「先に行ってる」に込められた怒りはそのまま天魔を殺しそうだったのに、その感情が全部百人斬りに乗ったから対峙の瞬間はいつもの捨でいられた。そういう代替行為が得意なのが上弦捨なのかなとも思った。六天斬りは人の男に戻す(≒救う)意味合いで人間界へ下す行為なのだろうし、月では明言されない「今度は間に合わせる」とかもそれにカテゴリーされるのかな。

ラストの関東荒野で「浮き世の義理も、昔の縁も」の後の殺陣で本当に足を取られたみたいで、倒れた拍子に草履が脱げる捨。ボロボロで、満身創痍で、裸足の捨がそれでも天を追おうとしてるんじゃなく、無駄な血を流さない明日のために死のうとしてる姿が綺麗で、尚更つらかった。

「天の殿様に食い殺されるところだった」「捨てるってのは口で言うほど簡単じゃねぇな」表情は上手からは見えなかったんだけど、声が泣いてて、この人は純粋すぎるほどに蘭も天も救いたくて、救えるって思ってたから、天の最期にその志が折られてしまったんだなって。

上弦は、捨の喪失の物語という一面を含んでる。この喪失は捨が若いからこそあんなにも重いものとして彼の胸に穴を空けてしまうから、そういう意味でやっぱり上弦は″超ワカドクロ″なんだなって感じた。役者のキャリアとか年齢じゃなく、過去作のニュアンスでもなく、特定の年代だけに起こる物語のことを指す言葉。蘭が自分の三途の川を流し切れると思っている驕りも、捨が二人を救えると思っている純粋さも、天魔が殿の天は自分だけのものだと思っている盲信も、すべては若さ故に、なんだよなぁ。天魔と生駒の関係はブラフというか、ああいう手段で人心を掌握しているだけで天魔の本心ではないと思ってるんだけど、そもそもああいう手段に出ること自体に若さを感じる。

ラスト捌けるときに川渡るときの足取りがすごいしんどそうで、右足?の親指の爪が浮いてるように見えたんだけど、どうもテーピングがはがれてたらしい福士捨。怪我までいかなくても満身創痍ではあるだろうけど、ソワレの勢いとかそれを抑えきれない感じが若くていいなぁっておもった。90%覚醒だな、って思ったのであとは天魔王様と協力してラストの六天斬りがスムーズにいくといいなぁ。獲物の交換の仕方は全編に渡ってすごくスムーズになったからきっと後期には間に合うはず。

マチソワ共にカテコで指し棒振ってたの、蘭の笛に合わせてたことに途中で気付いてめっちゃご機嫌ですね( 'ω' )ってなった後にそれくるくる回して無界屋に送るやつ……鳥捨沙霧のカテコ…:;(∩´﹏`∩);:どっちもダブルの時に平間くんとお喋りしながら笑って出てきたのかわいかった〜ソワレのトリプルは兵庫が右手に天魔マント、左手に太夫着物持って出てきたのをやめてよって感じで笑ってたのめっちゃご褒美だったんだけどマチネもやってた?私が膝掛け代わりにしてたマフラーに巻き込まれてる間かな?

 

 

舞台『KING OF PRISM -Over the Sunshine!-』感想まとめ

まとめと書いたもののほぼ思いの丈をぶつけてるだけ。前半は総括なので各日の日替わりネタを求めてる方は【11/11 ソワレ】のとこまで手動で飛んでください。セリフとか大体ニュアンスなのでニコ生と円盤で補完してください。





【舞台全体の作りの話】

如月ルヰくんという概念のファンなので新曲あると聞いて慌ててチケット確保に走ったけどこの行動は間違いじゃなかったです。2公演入ったけど全然足りてないので、一刻も早く再演して満足するまで入らせてほしい。

舞台の作りとしては、応援グッズや声援OKのところはステージ脇のライトが点くよ!っていうスタイルだったんだけど、思ってた以上に点いてる時間長くて(ライブパートじゃなくても点く)キンプリというコンテンツ自体が応援上映で盛り上がった経緯を考えたらこのスタイルは外せない!舞台でもやりたい!ってなるのは分かるな〜って感じた。

ただ、応援上映自体もそうであるようにめちゃくちゃ好き嫌い分かれるスタイルではあると思う。お芝居中もライト点いてるなら声援とかツッコミOKだからちゃんとセリフ聞きたい、ってなる人もいると思うし、役者ファンかつ応援上映無理だったら無理だったと思う。そういう意味では賛否両論だろうし、既存の原作ファンに向けた作りだなって思った。でも、そういうところも含めてキンプリの世界観を忠実に舞台というメディアに落とし込んだ構成や演出だったと思う。

プリズムショーってフィギュアスケート+ライブみたいな構成なので、ジャンプ系の再現は舞台だしいくらでも表現できるだろうけど、それ以外はどうするんだろう?アイドル物みたいな普通のライブっぽい感じになるのかな?って思ったらまさかの
>ヒーリーズ<
覚えてますかね皆さん。あのかかとにローラーついてて滑れるスニーカー。あれを全員履いてて、ダンスとジャンプの合間もステージを滑ってるの。これほんと誰が思いついたんだろう。天才すぎて賞与モノ。リンクでの練習シーンとかもすいすい滑るから、プロジェクションマッピングとか使ったジャンプシーン以外もびっくりするくらいしっかりプリズムショーに見える。すごい。すごすぎて逆に意味がわからない。各ジャンプの再現方法はいろんなレポ転がってると思うのでそっち見てください。舞台あんまり観ないのかな?って層からは笑いも上がってたけど、個人的にはペダステで慣れっこな手法だったので普通になるほどそうやるのか~って観てました。

行く予定じゃなかったから、大阪公演とか東京序盤の感想に全然触れられてなくて。そういう意味であんまり感想系で見ない話だと、ダンスが最高でした。アニメのプリズムショーは3DCGモデルを使ってキャラクターが踊ってるんだけどその振付を役者が完コピで踊ってて、しかも生歌まで歌ってるところに驚いた。3Dモデルだと伝わりきらなかった細かなダンスの振付は完成度が高くて、特にEZ DO DANCE最高だった。アレクもカヅキせんぱいもダンス上手だったからなおさら最高度が増してた。お察しの通り語彙力はしにました。正直CD出すために歌の収録してるんだし(実際バックには舞台キャストの歌が入ったオケが流れてた)当てフリで踊るだけでもエンタメのクオリティとしては十分だったと思う。

新曲のダンスもめちゃくちゃカッコよくて可愛くて、でもそれってつまりガチの振付がついてるってことで。歌もダンスもどっちもやりたい気持ちは分かるし、それがキンプリの世界観に忠実であるということだとは思うんだけど、それによって歌を期待されていた役者も十分にその力を発揮できなかったんじゃないかな、って思って勿体無いなって思った。ほんとにめちゃくちゃ良かったんですよダンス。特にカヅキせんぱいは定点カメラ映像を特典収録してほしいくらい最高にカッコいいダンスでした。

おそ松さんの円盤見た時も思ったけど、舞台とアニメの制作元が同じっていうのは2.5次元舞台が乱立する現状ではすごく強いなって改めて感じた。役者ファン的にも原作ファン的にも制作でハズレ引いたことが一度や二度ではない舞台おたくとしては、今後の新規舞台の出来を測る一つの要素になるって思った。正直言ってめちゃくちゃ羨ましい。滅びてほしい制作の話は長くなるので割愛します。

脚本家がアニメと同じである以上、生コンテンツの中でも変な要素が入れられて二次創作的な扱いにならないものが作れる。これは既存ファンの満足度高い理由だと思う。まぁ、舞台化苦手な人が無視しづらくなる側面もあるけど。メディアミックスは二次創作です!って言い切って避けた経験が私自身にもあるので、ここは各々折り合いつけるの難しいだろうなぁって気持ち。でももちろん、嫌いな人は無理しなくていいと思います。

あと、話題になってるお風呂シーンに赤坂ボーイズキャバレーを思い出した若手俳優おたくはどれくらいいたのでしょう。私も友達に言われてから観たんですけど、わあほんとだ!って気持ちになりました。でもこの裸、っていうのも舞台特有の変な客寄せ要素ではなく、キンプリが話題性を獲得するためにアニメからやってた話題作りの手法なので、基本的には原作の要素すべてを忠実に3次元でやろうとした結果であることが素直に楽しめてよかった。もし制作さんがほんとにABC参考にしてるんじゃなかったら鬼才がいるとしか思えない。

久しぶりに役者目当てでなく原作好きとして2.5舞台観に行ったんですけど、最近の2.5出る役者さんは原作に声が似てるとか喋り方似てるとかが大きく評価される要素で大変だな、個人的には原作と同じ人じゃないんだからそこ求めるより演技力求めたいな、という気持ちでいて。でも実際、CV蒼井翔太寄せのルヰくんが舞台上をふわふわひらひらしてるの見たら泣かないわけないよねだって原作好きなんだもんって気持ちになりました。

役者ファンと原作ファン、って話題はよくRTとか回ってくるけど、もともと原作ファンで推しが出てる、という立場から出発してどちらの立場にもなった身としては、ああこれはお互い一生分かり合えないなって思いました( ◜◡◝ )信仰してる宗派の違いとしか言えないので。個人的な落としどころとしてはチケットを手に入れた人間が勝ちであるということになりました。





【11/11 マチネ】

ルヰくんの新曲、ソロでもシュワロチームでもあったんだけど、それよりも先に大好きな『CRAZY GONNA CRAZYがきてしまって、瞬間的に泣いたのは私です。もともとキンプリ観たときはそこまで響いてこなかったんだけど、キンプラでシンちゃんと一緒にこの曲を歌って踊るルヰくんを見て彼のことを好きになったので、入れてくれて本当にありがたかったけど予想外すぎて即死でした。入れてもらえただけで十分だったのに「さぁ、僕の手を握って!」ってシンちゃんと手を重ねてくるくる回るところ、多幸感で初見泣きすぎてキンブレ振れなくなりました。痛いおたくだと笑ってくれていい。私もそう思う。
→あとニコ生まだ見てない人がいたらぜひ見てほしいんですけど、シンちゃんがスタースプラッシュ飛んでるところのルヰくんの表情が一瞬抜かれてて、このシーンがブタキン上では時間軸キンプリ時だと思うともうここだけで超泣けるのでぜひニコ生見てください。

ルヰくんの踊りが激しい!って感想結構見かけたんですけど、個人的に3Dモデルと生身の人間の踊りの一番の違いって同じ振付でも個々人の個性が出るところだと思うんですよね。アニメキンプラでも、振付こそシンちゃんと同じではあったけど、ルヰくんは真っ直ぐ前を向いてるシンちゃんのことをずっと横目で見ながら踊ってたんですよ。そういう、ルヰくんのパーソナルみたいなものが見られたからこそ彼のことが好きになった私としては、その瞬間のルヰくんの感情をダンスで表現されてたことがすごくまぶしかった。ふとした表情や仕草でしか読み取ることができなかったルヰくんの感情を受け取る新しい手段がブタキンからはもらえるんだなぁって。

噂のルヰくんソロ新曲は概ねの予想通りシンちゃんへのラブソングで、破壊力がありすぎてタイトルを失念しました…と思ってニコ生確認したらタイトル表示されてなかった………如月ルヰくん(概念)のファンとしてこれを生で聞けて本当に良かったです………3連続ジャンプ……CDにフル尺で収録されてることを祈ってる…………もしくは逆輸入で蒼井翔太御大に歌わせて………如月ルヰくんがどうなっていくのかを最期まで見届けることが私の望みなんです…

内藤くん演じる如月ルヰくんに満足してないなんてことはまったくないんですけど、前述通りガチのダンスが入ってることもあって本来の歌唱力を堪能できなかったんじゃないかな?というところがあって(特にCRAZY GONNA CRAZY)ほんと早急にCD出してほしい。円盤よりも先に。先行して出して。来年まで待てない。
って思ってニコ生タイムシフト見たら普通にめちゃくちゃ良い歌でしたね!?AiiAの音響が壊滅的なことをすっかり忘れてました。某事務所主導の某舞台は音響機材運び込んで生オケまで使ったそうなので次回はぜひその辺りに予算を割いてもらいたい。ラインマイクで拾ったらこんなにいい音聞けたのか…

ルヰくん新曲歌詞めも。最後はたぶんforbidden skyであってるはず。会場だとloveって聞こえてたんだけど確認したら完全にskyだった。英語リスニングが苦手です。

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エデロinお風呂。肌蹴たタオルをなかなか巻き直せないシンちゃん。レオくん→ユキ様の自己紹介の間で「大丈夫か…?」とユキ様に心配される。あれスナップボタン式なんですね。このタオル、全員前貼りなりアンダー履いてるとはいえ割とギリギリ演出だったと思うし、事故の可能性すごく高かったと思う。お風呂の歌の大サビでも巻き直したタオルが肌蹴て大胆スリットから太腿が見えちゃってたのがカケル。大サビは両手で振付があるので直してる余裕がなく、片手で押さえつつやりきる。\いい脚!/

個人的にスーパープリズムスタの称号を授与したい古谷くんのジョージ。ジョージ!歌いまーす!」LOVE MIX冒頭歌ってくれました。翌日の千秋楽見てこれが毎回じゃないことを知ったので、めちゃくちゃラッキーだったな~って思いました。ブタキンのジョージはおうたが上手。

ルヰくん紹介時。
「そこ滑るから気を付けて」CRAZY GONNA CRAZYの大サビで転倒した)
「よく分かんないけど…優しそうなやつ…」
アレク紹介時。
「新大久保」
「過ぎてるよ!通過してんじゃねーよ!高田馬場だわ!」
ジョージのリベロ力がすごい。

日替わり無茶振り。総帥より「アレクサンダー、もってこい」との指示。命令すんじゃねぇよ、ってアレクの声はマイクに拾われてなかったけど、後方席でもしっかり聞こえてました。持ってきてもらう間にジョージに真ん中に立て、とのご指示。アレクが自転車(たぶんシンちゃんが乗ってたやつ)持ってくると
「乗れ」
ジョージはTheシャッフルを従えてます(物理)
客席がめちゃくちゃざわざわする中、なんとか自転車にまたがり、ステージを走るジョージとTheシャッフル。しっかり真ん中に停めて「公道での5人乗りは禁止だよ☆」ジョージ天才。すごい。ほんとに天才だと思う。これほんとに内容伝えず前内くんが振ってるってほんとですか鬼かよ。
「お前たちよくやった!しょせん世の中なにかのパクリ!コピーをしてぶっ潰せばいい!」とアニメのセリフで繋いでくる総帥の指示に舌打ちしつつ、自転車担いで持って帰るアレク。spiさんはもう普通にアレクすぎて意味が分からなくなってきますね。総帥はマイクオフになってるところでも常にアニメのセリフ喋っててシュワロの完成度えげつないくらい凄まじい。

総帥含めてシュワロ全員で歌うの最高でした。最初の英語のとこがニコ生見ても聞き取れないんだけど好きすぎるので歌詞めも。キメのポーズが三者三様なのがとてもいい。前内くんの鞭さばきが見られるのはブタキンだけ!という謎のコピーを作りたい気持ちになります。

グロリアスシュワルツ(仮)』
(We are ~シュワルツ)
プリズム界の超エリート集団
ファンのエールを金に変えろ
女たちの心奪え
グロリアスシュワルツ!
黒い薔薇に祈りを
グロリアスシュワルツ!
黒い薔薇に栄光を
グロリアスシュワルツ!

セロリ。振られる人も内容も日替わりらしく、前日はカケルがとんでもなく事故ったらしいです。そのため、ミナトさんから「リベンジしよう。このセロリを使って女の子をきゅんきゅんさせるようなセリフを言うんだ」と再チャレンジ促されるカケル。セロリを優しく持ちながら
「なんか顔色悪くない?バイタルサインが正常じゃないよ……なんてね。プリズムウォッチなんて使わなくても、おれっちが君のこと一番わかってるよ。…いい時期だし、おれっちに養われてみない?」
セリフだけ見ると完成度高いんだけどセロリを女の子に見立てて話しかけるカケルの事故感。途中までハラハラしながら見守ってたエデロ新入生からも拍手もらえました。

好きなものでジャンプを作ろう。ミナトさん日替わり「ガラス玉、かな…」若干会場の空気が止まる。「綺麗、だな!」でまとめたユウくんお疲れ様でした。皆が好きなものを叫ぶところのポーズはアプリゲームの目線ゲットしたときのポーズらしいので、余力があったらニコ生で確認しようと思います。

LIVEパートは『ドラマチックLOVE』から。振付めっちゃ可愛い。女子アイドル大好きな私にはたまらない可愛さの振付だった。前述した通り、振付は同じでも個々人の癖が出て全然違ってくるのが最高によかった。「好きって言わせて」で二人でハート作るタイガくんとカケルはこの公演中、何人のおたくをころしまくっているのだろうか。サビの「ハートひらり、落ちてくる」落ちてきたハートを手のひらに乗せてふっ、と吹く振付はユキ様だけ。ユキ様は踊りながらウインクしたりもしてて、とにかく芸達者度MAX。

シュワロ3人で『SHOWCASE NIGHT』という新曲。ステージ衣装の雰囲気バラバラな3人が同じ振付で踊る曲のタイトルがこれ。最高じゃないですか?まさか3人で新曲歌うなんて思わなかったし、振付もがっつり絡む感じがあったりもして、こういうのはアニメに無かった要素なのですごく嬉しかったなぁ。ほんとに仲良いから絡んでる、じゃなくてあくまで振付、って感じがよかった。でも本編中けっこう仲良いのかも?って雰囲気だったからいいんです。1分1秒でも早く歌詞を確認したいのでCD早くください。こういうのは先行発売するものじゃないんですか。

オバレ新曲『ETERNAL RAINBOW』はサビ振付のラストがハート描くとってもキュートな曲。オバレは個性の違いがバランスいいグループだなぁって改めて感じた。どう見たってカヅキせんぱいの方がコウジよりダンスうまいんだけど、センターにいる説得力があるのはなぜかコウジなんだよなぁ。アイドル力が一番強いヒロ様でもないところに逆にオバレのアイドル感を強く意識した。athletic coreの時も思ったんだけど、小南くんは手足が長い人特有の振付が遅れる感じがまたコウジっぽい。

まさかの仁&聖で『TIMELESS IMPACT』という兄弟曲。めっちゃエモい。二人で向かい合うように歌って同じ振付踊ることのエモさでアイドルだいすきな私がしぬ。作中のどのシンメにもできないバトル感ががっつり出せる仁&聖つよい。劇中で仁がルヰくんに愛弟子、私の若い頃にそっくり、って言うのを聞いてからこの曲のめちゃくちゃカッコいいプリズムスター感のある仁を見てると、形は違えど兄弟揃ってプリズムショーというものの美しさに固執してるのかなというのを感じた。あと皆言ってたけど、二人が歌うとか誰も予想してなかったしクオリティが凄まじすぎて黒川冷出てたら会場全滅してたと思う。三強が揃うときは命日だなって覚悟するので次回はぜひ呼んであげてください。

全員曲『Shining Heart Beat』エデロ・シュワロ・オバレで口上みたいなのが入るんですけど、仁の「心を支配しろ!」からジョージとアレクは「絶対的に」「圧倒的に」って言うのに、それに続くルヰくんが「奇跡を信じよう」って言うんですよ。その前のエデロの「レディスパーキン!エーデルローズ!」で涙腺にきてるところにさぁ……ってなって無事しにました。そしてその死に体で千秋楽行けたの、我ながら執念に近いものを感じる。





【11/12 ソワレ(千秋楽)】

大体のことはニコ生のタイムシフトで見られるので映ってなかったところメインで。

エデロお風呂。タオル外して回すところで物理モザイクから手を放してしまうユキ様に慌てて隣のレオくんが物理モザイク押さえててくれる。というか彼はなんで胸まで隠してるんでしょうか。あと、コウジのタオルの位置がやばい話は散々されてると思うんですけど、あれもう小南くんのプロ根性ですよね。今時ギャルゲーのスチルでしか見れないのでは?という感じの曲線でタオルの端っこにお尻が乗っててすごかったです。横から見ると更にすごい。ニコ生はあんまりちゃんと映ってなかったけど円盤はぜひ映っててほしいです。すごいからほんと。

カヅキせんぱいは踊ってても脱いでてもなにしてても常にカヅキせんぱいですごい、というのはニコ生タイムシフト見て改めて思ったこと。flavorのコウジを見送る両手振りがぶんぶんぶん!ってアニメ感あって大好きなんですけど、それ以外も全部カヅキせんぱいですごい。私は別にカヅキせんぱいの女ではないんですけど、顔とか声とかそういうものを超越したカヅキせんぱい感があって大見くんがカヅキせんぱいで良かったねぇ、ってカヅキせんぱい好きな友人の方を向いてにこにこしました。

セロリ。多分タイガくんを抜かして新鮮なセロリを表現してたのはわざとだと思う。えっ…俺、は……?って顔して呆然と立ってるタイガくんの肩に手を置いて、はいはい、って感じで座らせるカケル(ニコ生映ってなかったけど)は、アドリブ振られて部屋(袖)に帰っていったタイガくんをいち早く追いかけて連れ戻したり、とにかく保護者感がすごい。かわいい。この前段で帰ってきたタイガくんの「ほっとけよ!」を聞いたミナトさんに喧嘩してたのか?って聞かれてもぜ~んぜん!って答えてたり、カケルは本当に場の空気を読んで行動する大人な子だなぁって思った。だからこそ、各所で見られたタイガくん筆頭にエデロ生とのセリフ外でのわちゃわちゃがかわいい。彼の守りたかったものはこれなんだなぁ。

ユウくんに曲書いてもらうくだり。ユキ様はスマホのバトンタッチしたつもりがなくて、「おや……どこに行ったかな…?」って感じで(セリフではない)両手まじまじと見てジャケット捲って内ポケット探し、ズボンのポケットチェックして、って延々探してた。細かい。とにかく芸が細かい。

好きなものジャンプ。ミナトさんの「みんな!」の一言には想いがいっぱいつまってて、それはきっとエデロの皆にも伝わってて、ユウくんが言った「まだ泣かねーぞ!」でこっちが泣きそうだった。正直キンプリが刺さってから日が浅いし、ブタキンはラスト2日しか見てないのにこんな気持ちになると思わなかった。

Dear CROWNで青いペンライトでいっぱいだー!のユウくんとユキ様。青になってないペンライトを指差しながらあれ?あれ?ってチェックしていくのがすごい可愛くて。大きい人と小さい子がわちゃわちゃしてるのってほんと幸せすぎませんか。

本編ラストのクリスマスソングはにこにこ!って歌ってたのに、LIVEパートのドラマチックLOVEで泣いてるエデロ新入生見てたら胸がいっぱいになって思いっきり泣いてしまった。元からこの曲超エモなので私以外にも泣いてるお客さんたくさんいたと思うし、ちょうど下手座ってたのでそんな客席がミナトさんには見えてたんだろうなって。ほんとに一瞬だったんだけど、顔歪めて泣くミナトさんが踊れなくなったのを目の前で見てしまってもうほんとダメだった。「好きって言わせて」のハートをすんなりやってくれたタイガくんがカケルの頭ぽんぽん、って撫でたり、とにかく客席と板の上に愛がいっぱいのドラマチックLOVEだった。

SHOWCASE NIGHTに限らないんだけど、ルヰくんのダンスは指先まで芯がしっかり通ってて、本当に綺麗だなぁって。すきです。感無量でそれしか出てこない。

オバレはさすがの先輩力だったんだけど、カヅキせんぱいが二人の肩を後ろから抱いた時のカヅキせんぱい力がすごすぎてもう完全にすごいって言葉しか出てこないんですけど、とにかく円盤になったらしっかり映ってると思うので見てください。

下手の法月仁フィーバーがなかなか凄くて、暗転の中で去っていく仁様から投げチューいただけたのは完全に連携プレイだったと思います。TIMELESS IMPACTの時の仁&聖は衣装こそ違うけど現役プリズムスターなのかな、と思うほどのきらめきで眩しい。仁様がダンスキレッキレなのも推せる。前内くんを舞台で観るのは本当に久しぶりだったんですけど、お芝居の良さはそのままに歌も踊りも上手くなってて、配役発表になった時点で勝ったとは思ってたけど期待以上の大勝利でした。

カテコ捌け際でカヅキせんぱいがアレクにガッツポーズ向けておつかれ!って拳ぶつけてくるようにやってたんだけど、じっと見てから無視して捌けちゃうアレク。なんだよ~って感じで追ってく形で捌けていくカヅキせんぱいほんと……なんか………罪な男だなって…しみじみ思いましたね……



もらったチラシの中にWEBアンケート入ってるのでお時間ある人はぜひ答えてみてほしいんだけど、よかった役者は?って問いに全員がなくて頭抱えたので勘弁してください制作さん。みんな最高だったよ。もう絶対再演やってほしいし、プリズムキングカップやってほしい思いの丈を別でメモ書きして小さい感想欄にコピペで投げ込んだので皆さんぜひアンケートに今後の展開のお願い書きましょう。ほんと久々に2.5舞台行ってこんなに楽しい気持ちで帰ってこられたことが嬉しかった。





【各キャラ(と、なかのひと)について】

シンちゃん

アニメが100%ピュア鈍感力でできてるとしたら、こちらは鋼の心臓で動く怖いものなし推進力でできてた。いい返事~!というより軽い返事~!って感じだったので、舞台ルヰくんが押し強めになるのもすごくよく分かるシンちゃんでした。手を緩めると逃げられるぞ。
なかのひと的にとてもとても歌の心配をしてたんだけど、薄桜鬼の頃より上手になってました。基本的には動けるんだけど、ダンスの要所要所で手元がわちゃっ、となる甘さも中学3年生なんだなぁ…としみじみ。


ユキ様

顔が小さすぎてウィッグフィッティングの時に直してあげてほしかった方その1。細かい所作やお芝居がすごく目を惹くユキ様でした。ポニテ側ではなく、顔周りにおろしてる髪を一房すくって撫でる、っていう仕草をあたかもユキ様の癖のようにやってたのが印象的だった。ダンスもキレが良くて美しかったんですけど、ブレード(ヒーリーズ)で滑ってるときの姿勢がとても綺麗。細いだけじゃなくて、筋肉しっかりついてて締まった体、というのが個人的ユキ様解釈と合致してて、ありがとうお風呂。今後もぜひ出演作観に行きたい。


タイガくん

顔が小さすぎて(以下略)その2。カケルと一緒にいとちゃんのプリズムジャンプ真似したり、カヅキせんぱいだいすき!が隠しきれてなかったり、硬派になりたいけど可愛さいっぱいのタイガくんでした。アドリブとか無茶ぶりされてる時もタイガくんまんまなところとかすごく安定感あってひたすらかわいい…!って思って見てられた。千秋楽後のブログの長さとエデロの皆に見られるのやだ絶対やだ見ないでって言ってるところに、メサイアに出演する適性を感じた。該当の章観てないので今度調べます。


カケル

何度でも言うけど、私は2.5作品に出演する俳優さんが無理にアニメに声寄せる必要はないと思ってるんだけど、すっごい自然だったので思わず同じ人なのかな…?と思ってしまいました。なるほど本職声優さん。本筋の横でやってるタイガくんとの絡みが豊富で上手いなぁって思って、そういうアドリブに媚売ってる感じがあるとすぐにうわっ、って思うタイプなんですけど自然に受け取れて楽しかったです。絶妙なぽよぽよ具合が個人的にはたまらなくて最高だなって思ってたので、ブタキン出演決まって減量した、って話は後から知りました。ごめんね。


ミナトさん

ママ泣かないで;;;;;;;;;;;;(千秋楽で唐突に語彙力を失くすおたく)アニメと声が同じ、っていうのはすごく安心感があることだと思うんだけど、脚本的にも座組内の役割的にも舞台版への架け橋役になってるのが伝わってきて、とにかく包容力をびしびし肌で感じるミナトさんだった。彼には、ゲーム内で『自分がエデロのためになにが出来るか』という悩みを抱えるエピソードがあるんだけど、あの話で示されていたのはこういうことだよなぁって納得できる佇まいがあって、アニメもゲームも舞台も全部世界観を共有してるのは強いよなぁっていうことを特に感じさせてくれる人でした。


レオくん

実は個人的にあまりレオくんみたいなタイプのキャラクターが得意ではないんだけど、男の子に好かれて女の子に好かれない女の子、っていう印象像がめちゃくちゃ忠実に再現されてたと思う。個人的にはルヰくん以上に押せ押せでは?って感じたけど、こちらもユキ様の天然っぷりというか、おじいちゃんっぷりとバランス取れてたので違和感なかったなぁ。
一番2.5らしさがある反面、一番芝居がかった感があるのも彼だよなぁ、という印象。なんというか、もっと大きいタイプの箱でやるようなお芝居やる人だなって。最近あの事務所の所属俳優見ると毎回同じこと思ってる気がする。ダンスもすごく上手なんだけど、あのしゃかりきな勢いの良さをなかのひとと見るか、レオくんの男らしさの表現と取るかは微妙なライン。でも今後も重宝されるんだろうなぁ。わかる。


ユウくん

頭が(略)その3。いい意味でエデロ新入生一のポテンシャル枠だったユウくん。高1組からのいじられ方はエデロ新入生がほんとに仲良くないと成立しないよなぁって感じたし、要所要所でまとめ役を放棄し始めるミナトさんを引っ張り戻せる唯一の逸材として、しっかり者な末っ子ちゃんでした。ゲームでの類似エピソードがすごく好きだったので、この話をユウくんの見せ場として持ってきてもらえてよかったなぁって感じた。
初見が楽日前日だったので喉潰れちゃってて可哀想だったんだけど、翌日は少し持ち直してて安心。私はコウジやいとちゃん以上の大スターになったユウくんが見たくて仕方ないので、なかのひと的にもそういう期待のできる子でした。


コウジ

顔が良くて才能があって、でもどこか人とズレてて発露する感情が超極端、っていう私のざっくりとしたコウジ観にぴったりのコウジ。ぜひキンプラも舞台でやってもらって、ヒロ様の心をべっきべきに折ってみてほしい。あと大きい。とても大きい。athletic coreの自転車うまく止められないとことか、長い手足を持て余してる感じがちょっとかわいい。
小南くんを生で観るの初めてだったんですけど、すっごい真面目な人なんだな、っていう印象は間違いではなかった。詳しくはニコ生で超ギリギリを攻めていくタオルの位置を見てください。最近の2.5出る俳優さんは要求される要素多くて大変だな、とは常々思ってたけど、自分が演じたキャラが報酬のイベントをガチで走るとか、小南くんの頑張りはたまに方向おかしいけど絶対真面目じゃないとできないことばかりで、RL完全履修してるの伝えてくるコメント力もお見事。


ヒロ様

今回、あくまで大筋はキンプリなのでオバレシーン以外で見せ場がなかったヒロ様。RLのあれやこれやをやらかしてなさそうな、発展途上のヒロ様リリィ。アニメの彼はとにかく声に圧があるというか、自信に満ちていることが感じられて、だからこそセンターに立っていなくてもprideを奪われてもエデロ新入生の憧れ、っていう説得力がとてもある人なんだけど、ブタキンはまだパンの耳で生活してたところから少しずつコウジのご飯で栄養を与えられている途中、って感じでしたね。オバレ召喚もシンちゃんに先を越されてしまいキンプラやるとしたら本当に戴冠できるのだろうか…っていう不安もありつつ、不憫ポジを網羅しているヒロ様って正直嫌いじゃない。


カヅキせんぱい

世の中に仁科カヅキの女が大量にいる理由を、私はブタキンで理解したかもしれない。カリスマ性があってカッコいいんだけど可愛さもあって、見てる人間の後輩力(≒私がしっかりして先輩の面倒を見ないと…!感)をめちゃくちゃ刺激してくる罪な男。見れば見るほど何しててもカヅキせんぱいで語彙力を奪われるのでとりあえずニコ生見てください。
とにかくダンスが上手くてEZ DO DANCE筆頭に抜群のリズム感を見せてくれただけでなく、ヒーリーズ履いてる状態で舞台作品として安全を担保できるギリギリのラインでブレイクダンスの要素取り入れてくれたのも嬉しかった。多分あの感じだと実際にブレイクダンス出来るんだろうなぁ、と思ったらパンフのインタビューで三代目JSBのNAOTOさんの名前挙げてて、俄然もっとダンス見たい枠になりました。


やっぱりこの兄弟どっちも変人だしそれこそが血の繋がり……と思わずにはいられないほど静かに変人オーラ出してた聖。仁が全てにおいて圧倒的すぎたこともあり、相対的に見て『この人ほんとに全盛期はすごいプリズムスターだったのか…?』という印象。借金130億抱えるような経営センスの無さはとても感じた。もしキンプラもやるとして、仁のこと描くなら聖とジュネ様の話を削れないことは理解してるけど、これくらいのままにしておいてほしい。詳しい話は割愛します。


ルヰくん

好きです。以上。うそ。面倒なおたくで申し訳ない。キャラの話は散々したので上の方読んでください。間違いなくアニメルヰくんとは声質も音域も合わなかったであろうことは推察できて、それでもあそこまで寄せてきてくれたことに、まずは最大限の感謝。早く音源で歌が聴きたい。シンちゃんのキャラ観の差異に大げさすぎるほどに合わせていった形に、なにより如月ルヰという概念を感じました。ルヰくんにとっての「好き」と「愛してる」には明確な差があるんだ、と感じてる身としては、ブタキンで発せられた「好き」の一つ一つを大切に噛み締めていきたい。


アレク

バトルアーマーといい、ステージ衣装といい、あれは3次元に存在させてはいけない。というレベルのものがしっかり存在してて、カヅキせんぱい同様おたくから語彙力を奪っていったアレク。ルヰくんやジョージとの距離感が絶妙で、シュワロ組で絡んでてほしいようなほしくないような欲求をしっかり満たしてくれました。
歌については一番ダンスとの両立で割を食ってたんじゃないかなぁという印象を受けたけど、それだけダンスの完成度も高くて高架下バトルは本当に最高。この体格で踊るとまた超格好いいんだぜ、EZ DO DANCE……


ジョー

キンプラのエンドロールからも察することができる公式サイドのジョー推し。ブタキンで存分に思い知りました。ジョージかわいいよジョージ。一応アニメ設定を準拠すると歌が上手いのは彼自身ではないのだけれど、仁に推されたガッツというか、したたかさが全面に感じられた。と思ったら、シンちゃんのプリズムショー後に「あいつすげ〜…!」と感嘆の声を漏らす素直さもあり、やっぱり数値だけで計れないことってあるよなぁと思わせてくれる存在。
ブタキンのMVPは誰がどう見ても彼。大阪公演の停電の一件もそうだけど、頭の回転の速さや対応力は経験以上に彼自身の才能の一つだと思う。ブログの振り返りエントリ読むと泣いちゃうんだけど、あの絶妙にもちゃもちゃした踊り方ジョージとしてのさじ加減なのかな…と、気になる存在。


頭のネジ吹っ飛んでる兄弟の症状が顕著な方。冷酷非情で頭がアレ、という要素の中にキンプラで見せた子どものような幼さを感じた。言葉の一つ一つに込められた情感の意味をなぞりたくなるような、いややっぱり変人なだけだこの人、と思考放棄したくなるような、分かりやすいようで雲を掴むような存在だった仁。
そもそもキャスティング決まった時点で勝ちだったのに、蓋を開けたら大大大勝利でした。仁&聖で歌うって早く教えてほしかった。すごいクセになりそうな振り付けも、決め打ちのところがしっかり決まってるから格好良く見えるんだなぁこれが。舞台でいきいきしてる姿が見られるのはよいものです。




正直、熱意の有無があるのはゆるされたい。推しキャラの話延々するタイプのおたくなのです。なんだかんだと言ったけど、大きく解釈違い!みたいなところがなかったことが全体を通した満足感の高さに繋がってるのは事実です。再演も続編もください〜

『髑髏城の七人season鳥』感想まとめその2

前回のを7月分と書いたけど全然嘘だった。ライビュはこっち。とりあえず月髑髏に向けてちゃちゃっとまとめた鳥髑髏の感想その2。お化粧めもが長すぎて唐突に事切れる感想たち。

 

 

 

 

 

【7/31ソワレライビュ】

今日の贋鉄斎ひっどいwwwwwwww贋鉄斎のところだけカメラ寄りまでするのズルくないですか?wwww 完全にライビュ一人勝ちを狙っておられる…

今日の蘭兵衛さん、太夫に優しいというか太夫にだけ『優しくあろうとしてる』って感じの印象が強いなぁ。対太夫の時だけ意識してるのがよく分かる感じの声色の変わり方してる。

ライビュなので長時間アップないとお化粧見るのは難しそうだなぁって思ってるんだけど、天魔の赤ラインはちょっと目尻にかけて膨らむ形になってましたね。たれ目というか、引きで見たときに目の大きさ全然違って見える。

リアル登城だとセンター〜上手にしか座ったことないので、これが下手から見える光景か……ってどきどきした。捨を斬ってるとこでも生駒の頭触ってたのね天魔。

ソワレだったこともあってか、全体的に殺陣はよくカメラついていってるな〜と思ったなぁ。あとはもうブルーレイ用の高いカメラで撮らないとコマ数足りないのは仕方ない。肉眼で見ててもコマ数足りない!!!!ってなるから。

トリプルカテコ、はける時の桃さんの後ろ姿抜かれてましたね( ◜◡◝ )お顔映らなかったのおしかったw 半蔵の名乗りのズッコケ、いつも天蘭見ちゃうからライビュで見られてよかった〜集団でバタバタしてるのかわいい

沙霧のドス効いた声はいいなぁって改めて思った٩( 'ω' )و 鳥の捨と沙霧は未来の相棒!って感じがして、戯曲の後日談がしっくりくるなぁって思う。カテコの2人で同じ動きしてるのとか双子みたいでかわいい( 'ω' )❤︎

太一さんの殺陣はこの先も観られる機会あるとはおもうけど、未來さんの殺陣が観られる機会はなかなか無いんだろうなぁとおもうと本当に…………豊洲にきて………………太一さんと未來さんがやる殺陣は他の誰にも出来ない唯一無二の芸術だから…………

フォロワーの層的にも太一さんの殺陣すごい!って感想がいっぱいまわってくるんだけど、ラストのあれは未來さんが相手じゃないと絶対できないとおもうし、私が鳥髑髏見て一番思ったことって未來さんすごいなぁ……ってことなんですよね。

 

 

 

 

 

【8/10ソワレ(月髑髏発表日)】
もう言われ尽くしてると思うけどあの真実を抱えて迷わず殿のところに行けなかった鳥蘭が天魔の御陵として豊洲に舞い戻って来るのなんつー輪廻だよ。

たいちさん暑いの大っ嫌いだって言ってたし月天魔めちゃくちゃ元気だったらどうしよう。青山播磨様の再来だったら豊洲に住むしかない。

はーーーーー久々に見るらんべさんかっこいい。めちゃくちゃ酔っ払いだし太夫の前で優しくあろうとするわるいおとこだ。しかしこのらんべさんは殿を捨てて拾った命の輪廻の果てに殿の死を見るのだ……

少吉登場で着物ぱたぱたさせながら臭い…ってやってるらんべさん、ほっぺたぷくっと膨らませてふっ、って息吐いてて( 'ω' )そんな息止めなくても……いいじゃない…

一幕、ダブルライン薄めの紫で軽く、黒ラインは上が少し目尻長めで全体的に目が大きくてキリッとした印象。眉頭に入れてるノーズシャドウは今まで見た回で一番しっかり入ってたかも。夢見酒は黒目下から眼球の範囲で描いたライン分かる感じ、右手の人差し指が真っ赤に染まってた方が印象的だった。例の夢見酒のラインを人差し指で描いてるんだと思うけど、いつもは杯握ってたり袖に隠れて見えないのに、今日は指と手のひら半ばくらいまで赤く染まってるのが見えてどきっとしました。

二幕、下は赤ラインではなくシャドウ濃い目に長かった黒ラインを超える長さで目を閉じると少し眼窩の縁まで伸びてた。夢見酒の跡を塗りつぶしたような黒目下が伸びるぼかし。口元は唇の中だけ塗ってて、口の中が真っ赤に見えた。無界あんまり覚えてないけどラストは唇つやつや。

救いの里、って呟く声が今まで見た中で一番柔らかくて、口元も微笑みを浮かべていて、でも心から優しいんじゃなくて天魔によって波風の立った心を色里の優しい主に戻そうとしてる感じがした。今までとちょっとニュアンスが違う。

蘭兵衛さんのお芝居が変わった、って話は二幕の方が顕著に分かった。夢見酒では仮面に頬を寄せるというより、そのまま溶けて一つになることを願うように顔を押し付けてたし、無界では頻繁に眉を寄せて表情が歪んでた。個人的に今まで女達を斬ってることに後悔とか苦しさを感じてるようには見えてなかったんだけど、今日は心が斬ることを苦しんでるのに、体は躊躇うことなく斬りつけて悶えてるような、狂気の在り方が乖離してるように見えた。あと女達と荒武者隊で明らかに差異があって、荒武者隊は斬ることもその血も背徳感みたいなものがないから何度も袖や無界屋の柱で汚物みたいに血や油を拭ってた。

ここからは完全に月発表のせいなんだけど、どちらの蘭であってもあの魂は人斬りに何らかの快楽を見出してしまったがために、本当に欲していた、本当は蘭だけが持っていた殿を輪廻の先で失うんだな…って納得してしまえた。あれは、辛くて苦しいことが『たしかに楽しい』んだと思ってしまったんだよ。

今日初めて見たんだけど、炎に包まれる無界屋を見上げて眺めてる時間がすごく長くて、一旦セリフ挟んだあとも眺めてたんだよね。辛くて、苦しくて、でもその事実を受け止めることで蘭の中に芽生えるなにかがあるんだろうなぁって。

贋鉄斎!ごめん!僕にも!僕にも同じ痛みを!って言いながら自分をハンマーで殴って雷の落ちてくる壁に張り付いて落雷を待つ捨
「ジーザスクライストか!劇団四季か!」

 

 

 

 

 

【8/26マチネ】
2週間弱ぶりの登城なんだけどこれまた中身変わってるのか荒いのかどっちだろ。

沙霧に「あんた、何者なんだ…?」って聞かれた時、カッ!って目見開いてるの初めて見て、心臓がヒュッてした。

ラップのとこ、生駒→天魔でリフレインしてるだけでも面白かったのに生駒がなんとか合わせてくれた「「い〜し〜が〜き〜や〜ま〜だ〜」」の後のハイタッチしにくる天魔めちゃくちゃ動き早くて笑った。ぶっ飛んでる。

あと今日の捨、めちゃくちゃカッコよかったヽ(;▽;)ノ痩せちゃってたし話し方もきっぱりしてるしで精悍な顔立ちしてて、同じくほっそりしちゃった沙霧と並んだ時の対比カッコよかったよ〜〜〜〜〜

蘭のお化粧、一幕はダブルラインの紫シャドウも細くて薄めで涙袋幅にもアイラインから続くグレーのシャドウ乗せてて全体的に無彩色の印象強め。二幕でいつものノーズシャドウのところ起点に思いっきり赤ライン、黒のアイラインより長めに跳ねあげてたから一幕とのコントラストが凄まじかった。

夢見酒を杯から流すようになったとは聞いてたけど、ほんとに真っ赤なラインが黒目の下から左の頬を軽くたどって後ろに流れていったんだけど、多分それ仕込んだ後にあの座で焦点の合わない目でもう一度杯に口つけて、唇を濡らすように小さく口開いて夢見酒飲んでたことの方が衝撃すぎた。

今日初めて気付いたんだけど、口説きで殿に頬を寄せてるあれは慕情じゃないんだなって。あれは蘭にとって初めて見る殿の死に顔だったんだ。初めて殿の死を目の当たりにして、8年前に本能寺を去る寸前まで一気に感情が巻き戻ったんだ。ありえたはずの別の道に、蘭はあの瞬間足を踏み出したんだなって。

今日の天蘭、絶対8年前の安土城という名の鈴蘭で殿の寵愛というテッペン争ってた。

蘭なんか荒っぽい?って一幕で思ってたら二幕さらに荒っぽいというか、無界の叫びっぷり凄かったし、天魔も教祖の仮面が外れたら同じくらい叫んでて狂乱の天蘭って感じだった。この2人がこんなに近似値なんだって感じるの、みんな散々言ってたけど体感するの初めてだった。

転生が近いからかな………天魔の激情が蘭に伝播して、蘭の呼応が天魔の叫びを増幅させて、お互いの感情に共鳴してるみたいに見えて、外見の違いなんて些細なことだと思えるくらい、これはどっちの感情なんだろうって思った。こんなの初めて。

前々から気になってた、ラストの「お前」はやっぱり蘭に向いてなくて、多分捨が生きてたことに向いてるんだけど。その後の天を掴めない蘭の言葉を聞いてる時の表情が、今日は自分の立てた計略が悉く瓦解していく音を聞いてるみたいで、あんなに感情が落ちてる天魔の顔見たのも初めてだった。

うまいニュアンスの言葉が見つからないんだよなぁ。叫びというか咆哮?って言ったほうが近いかな。2人とも声の凄み方が全然違ってて、特に天魔はラストの捨とのシーンでそれだったから余計に本物の『人の男』を見た気がした。沙霧が声に凄みきかせるときの響き方に似てたかな。

天魔のお化粧、生え際のところにシェーディングとは別の黒いラインがそのまま編み込みに繋がる形で何本か入ってたんだけど、あれ、殿の骨を接ぎ合わせた形に似ててゾッとした。イグザクトリィ元気だし、蘭との共鳴で殆ど見る影もなかったのに、ラストの「天魔王として死ぬがいい」のとこだけ教祖様だったの。

蘭もラスト撃たれて即死じゃなく、倒れて吐血する感じで咳き込んでたところを太夫の拳が飛んできてた。口元薄く開いてたのが、もしかしたらその瞬間に笑ってたのかもしれないなぁって思った。天蘭どっちも今まで見たことないニュアンスの最期だった。

どのシーズンも間違いなく今この瞬間にしか見られない髑髏城だし、そもそもこの髑髏イヤーを逃したら次に髑髏城を観劇できるのは何年後になるか分からない、ってことを差し引いても2度と見られないものばかりが存在する髑髏城だったな、という夏の鳥髑髏でした。